
恋愛における「誠意」とはどのようなものを言うのでしょうか?誠意を感じる人と感じない人の違いや「誠意を見せて欲しい」と言われた時するべき行動を解説します。
「誠意を見せる」とは?
「誠意を見せて欲しい」
あなたは好きな人や恋人から、こんな風に言われた経験がありませんか?
男女関係において、相手に誠意を見せることはとても大切です。
でも、そもそも「誠意」って何なのでしょうか?
「誠意を見せよう」と思っても、その具体的なイメージが湧かないと、なかなか行動に繋がらないもの。
そこでこの記事では、恋愛における「誠意」とその見せ方について分かりやすく解説していきます。
「誠意を見せたい(示したい)」「好きな人にもっと信頼されたい」と思っている人は、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
恋愛における「誠意」とは?
恋愛において、そもそも「誠意」とは何を言うのでしょうか?
誠意=真摯な態度で物事に取り組む姿勢
「誠意」とは、その漢字が示すように「誠実で嘘偽りのない気持ちや行動」のことを言います。
恋愛で好きな人や恋人から「誠意を見せて」と言われた場合は、
- 自分への嘘偽りのない愛情を示して欲しい
- 言葉だけではなく態度でそれを証明して欲しい
というような意味合いになります。
求められているのは「愛情の証明」
好きな人や恋人から「誠意を見せて」と言われたら、求められているのは「相手への嘘偽りのない愛情の証明」です。
逆に言えば、現段階では相手はそれを信頼できない状態になっているということ。
理由は様々ですが、
- 浮気をした
- 約束を破った
- 恋人を蔑ろにしたり雑に扱った
こうした行動が原因で、恋人への信頼を失ってしまうことは多いです。
これらは恋人に対しての「誠意のない行動」だからです。
「その場の言葉」ではなく「具体的な行動」
好きな人や恋人から「誠意を見せて」と言われた場合、相手に求められているのは「その場だけの言葉」ではなく「具体的な行動」です。
なぜなら、相手は今現在あなたへの信頼を失っている状態なので、その場で何かを言われても、信用することができないからです。
「どうせまたすぐに裏切る」「きっとこれも嘘に違いない」
相手はこうした気持ちを抱いているため、その信頼を取り戻すためには、具体的な行動で誠意を示す必要があるのです。
誠意を見せてと言う人の心理
「誠意を見せて」と言う人は、どのような心理なのでしょうか?
あなたへの信頼を失っている状態
「誠意を見せて」と言われるのは、多くの場合は好きな人や恋人に対して、その信頼を損なうような言動をしてしまった時です。
先にも上げましたが、浮気をしたり、約束を破るなどの「裏切り行為」がそれに該当します。
相手はその行動によって、
- この人は自分を裏切る
- この人は自分を傷つける
- この人は自分に嘘をつく
こんな風に感じているため、現段階ではあなたの言葉を信じることができないため、「この先も関係を続けていくためには、信頼に値する人物だと証明して欲しい」と求めているのです。
過去の出来事が原因の場合もある
恋愛で好きな人や恋人から「誠意を見せて」と言われた場合、それはあなたに全く関係のない出来事が原因の場合もあります。
例えば、「元恋人に浮気をされたから異性を信じることができない」というような人は、新しい恋人に対して「誠意を見せて欲しい」と求めることがあります。
これは、「恋人」という存在が、「自分を裏切り傷つける」と認識してしまっているからです。
「信じたい」という気持ちがあるから求める
「誠意を見せて」と言うのは、あなたへの愛情や、あなたのことを信じたいという気持ちが心の中にあるからです。
これが完全に消失している場合は、「誠意を見せて(信頼させて)」と言うのではなく、「もうあなたのことは信頼できない」と関係自体を終わらせるからです。
そういう意味では、「誠意を見せて」と言われた時は、まだ関係は改善できるのだと前向きに捉えても良いかもしれません。
fa-arrow-circle-rightあなたには何も期待してないと彼女に言われた!冷たい言葉の真意とは?
具体的な誠意の見せ方
では、「誠意を見せて」と言われたら、具体的には何をすれば良いのでしょうか?
具体的な5つの行動を紹介します。
【行動1】見た目を変えて反省の意を示す
「誠意を見せて」と言われた時、実は一番効果的なのは「見た目を変えること」です。
よく、昭和の時代の学生は、悪いことをした時に反省として「丸刈り」にしていましたが……
「見た目を変えること」には、想像以上に大きなインパクトがあります。
いくら口で「反省している」と言っても、人の心は目に見えたいため、相手にはそれがどの程度なのかが伝わりません。
しかし、見た目を変えることで「この人は本気で反省している」と相手に感じさせることができるのです。
だからと言って「丸刈りにしろ」というわけではありませんが、
- 派手な服装をやめる
- 髪色を暗くする
- スーツを着て謝罪する
こうした行動には一定の効果があります。
「誠意を見せて」と言われたら、まずは見た目を変えることから始めると、説得力が増します。
【行動2】相手の目の前で原因を取り除く
「誠意を見せて」と言われた時には、相手の目の前で「その原因となったもの」を取り除くことが大切です。
例えば、あなたが浮気をしてしまった場合。
- 相手のLINEをブロック&削除する
- マッチングアプリを退会&削除する
- 浮気相手に「もう二度と会わない」と電話をする
相手の目の前でこうした行動をすることで、あなたの気持ちや言葉が嘘ではないと証明できます。
場合によっては、スマホを渡して相手に確認してもらったり、GPSで位置共有をする人もいます。
【行動3】約束や謝罪を「形」にする
好きな人や恋人に「誠意を見せて」と言われた場合、相手はすでにあなたへの信頼を失っている可能性が高いです。
そしてそんな時には、いくら口で「約束するから!」などといっても信じてもらえません。
そこでおすすめなのが、約束や謝罪を「形」にして表現することです。
例えば、「もう二度タバコは吸いません」と口で言うのと、紙に書いて判子を押すのとでは印象が違いますよね。
「目に見える形」にすることで、その約束は重みが増すのです。
また、相手に対して「お詫びの品」を送るのにも、同じような効果があります。
【行動4】相手に「どうして欲しいか」を尋ねる
「誠意を見せて」と言われた時には、相手が納得できる形で誠意を見せなければ意味がありません。
もしもあなたが「何をすればいいのか全く分からない……」と感じているのなら、相手に対応を尋ねるのもあり。
- 「どうすれば納得できる?」
- 「具体的な希望を教えて欲しい」
- 「何が不満か教えて欲しい、全部変えるから」
こうした質問で、相手が納得してくれるポイントを見つけていきましょう。
また、この時には「誠実な態度」で相手と接することが大切です。
逆ギレや反論をせず、とにかく相手の要望を聞きづつけることで、相手の中に蓄積された怒りや不満が軽減される場合もあります。
【行動5】定期的に同じ行動を繰り返す
「誠意を見せて」と言われた時には、その行動を何度も繰り返すことが大切です。
というのも、一度失われた信頼というのは、そう簡単には回復しないからです。
それを取り戻すためには、「自分は過去の自分とは違う」ということを、その場だけではなく継続して証明し続けなければなりません。
例えば、
- 月に1回手紙を書く
- 毎晩同じ時間にLINEを送る
- デートの度に相手にスマホを見せる
こんな風に、定期的に同じ行動を繰り返すことで、相手に安心感を与え、信頼を取り戻すことに繋がります。
fa-arrow-circle-right怒っている人への接し方とは?怒られた時の対応と怒りを収めるコツ
誠意を見せる効果とは?
誠意を見せることには、どのような効果があるのでしょうか?
相手からの信頼を取り戻せる
あなたが誠意を持って行動をすれば、その気持ちは相手にも伝わります。
時間はかかるかもしれませんが、誠意を示し続けることができれば、相手からの信頼を取り戻すことは不可能ではありません。
信頼を取り戻すことができれば、相手との関係性も今とは全く違うものになりますし、むしろ困難を乗り越えたことで、二人の絆がより強固な物になる場合もあります。
周りの人からの評価も上がる
「周りの人」というのは、意外と正しく自分を評価しているものです。
そのため、恋人に対して不誠実な対応をしていたり、雑な扱いをしていると、周りからの評価も下がってしまいます。
恋人に対して誠意を見せることで、間接的に周りの人からの評価が上がり、これまでよりも人間関係が良くなる……というのは、実はよくあるパターンです。
自分を好きになれる
私たち人間は、自分自身を相対的に評価しています。
特に、恋人や家族などの親しい人との関係は、それに大きく影響するものです。
だからこそ、恋人からの信頼と愛情を取り戻すことは、自分への評価を上げることにも繋がります。
恋人に誠意を見せることで、自分を今よりももっと好きになれるのです。
fa-arrow-circle-right自分を変える12の方法!恋愛も仕事も上手くいく効果絶大な人生革命
誠意を感じる人と感じない人の違い
誠意を感じる人と感じない人の違いについて解説します。
喋り方や見た目の影響は大きい
あなたの周りに「この人、何となくチャラそうだな……」とか「うさんくさいな……」と感じる人はいませんか?
そういう人は、喋り方や見た目で誠意を感じさせていないのかも。
ちょっとしたことですが、
- 清潔感のあるシンプルな服装を心がける
- 背筋をピンと伸ばしてしっかりと立つ
- 相手の目を見て話を聞く
- 丁寧にハキハキと喋る
- 挨拶をきちんとする
こうした行動を意識するだけでも、その発言に説得力が増すものです。
身だしなみや言動を律することは、相手や周りの敬意の表れでもあるからです。
自分ではなく相手の基準で判断する
相手の基準で判断するか、それとも自分の基準で判断してしまうかも、誠意を感じさせる人とさせない人の違いです。
誠意を感じさせる人は「相手が許してくれたかどうか」を基準に考え行動をします。
一方、誠意を感じさせない人は、相手ではなく「自分の基準」で良し悪しを判断してしまいがちです。
例えば、謝罪をする時にも「これだけ謝ったんだからもういいだろう……」と、自分の視点だけで物事を考えて、相手が許してくれる前に行動をやめてしまうのです。
すると、相手には「何も反省していない」「何も変わっていない」と思われてしまい、誠意がないと思われてしまうのです。
誠意を感じてもらうためには、「相手の基準」で判断することが大切です。
その場だけか継続するか
先にも触れましたが、誠意を感じさせるためには行動を継続していくことが大切です。
相手が求めているのはその場だけの謝罪や約束ではなく、長期的な変化や証明だからです。
誠意を感じさせない人は、その時だけは真剣に謝罪や約束をしますが、相手が許してくれたと感じると、元通りに戻ってしまいます。
一方、誠意を感じさせる人は、その時だけではなく継続して「変化」を示し続けます。
誠意を感じさせるためには、定期的に「自分は前とは違う」と証明し続けることが大切なのです。
「誠意を見せて」と言われた時の注意点
好きな人や恋人に「誠意を見せて」と言われたら、何に注意するべきでしょうか?
逆ギレや言い訳をしない
「誠意を見せて」と言われると、ちょっとモヤモヤしてしまいますよね。
だってそれは、「あなたのことが信頼できない」と言われているのと同じだから。
でも、そんな風に言われるのは「信頼を失うような行動」をしてしまったからです。
にもかかわらず、「どうして信じてくれないの?」と逆ギレをしたり、「でもあれは仕方がなかった」と言い訳をするのは逆効果。
好きな人や恋人に「誠意を見せて」と言われた時には、まずは相手の怒りや言い分を受け止めることを意識しましょう。
意思の力だけで変わろうとしない
「誠意を見せて」と言われた時には、行動を継続して変えていく必要があります。
ただ、それはそう簡単なことではありません。
禁煙や禁酒、あるいはダイエットなどに挑戦したことがある人は分かると思いますが、「自分がこれまでに身につけてきた習慣を変える」というのは難しいことなのです。
特に、自分の意思の力だけで頑張ろうとしても、それはなかなか難しいもの。
行動を継続して変えていくためには、環境や周りの人を味方につけることも大切です。
例えば、親や友達に協力してもらったり、引っ越しをして環境を変えることで、行動が継続しやすくなる場合もあります。
「信頼を失った原因が何か」にもよりますが、意思の力だけで頑張るよりは、「自分が無理なくそれを続けられる環境」を整えることも、誠意を示すためには大切です。
1年後の自分をゴールにする
「誠意を見せて」と言われた時、多くの人は「その場をやり過ごすこと」に意識を向けてしまいます。
例えば、
- 一生懸命謝る
- お詫びに高価なプレゼントを送る
- 相手の怒りが収まるまで待つ
こうした行動をもちろん無駄ではありませんが、大切なのは「その場をやり過ごすこと」ではなく、「同じ過ちを繰り返さないように自分自身を変えること」です。
そのためには、「今の自分」ではなく、「一年後の自分」に意識を向けてみましょう。
一年度、好きな人や恋人と「幸せな恋愛」をするためには、この先何をしていくべきなのかが、より明確に見えてきます。
「誠意を見せて」と言われた場合は、今だけではなく「この先何をしていくか」が重要なのです。
この記事のまとめ
この記事では、恋愛における「誠意」やその見せ方について解説してきました。
まとめると……
- 恋人に「誠意を見せて」と言われた場合は、相手に対しての「嘘偽りのない愛情の証明」が求められている
- 「誠意を見せて」と言われた時には、その場だけの約束や謝罪でなく「長期的な変化」や「行動の継続」が必要
- 「誠意を見せて」と言われた時には、外見を変えたり約束を紙に書くなど「目に見える形」にすると一定の効果がある
と、なります。
誠意を見せるとは、相手があなたを信頼できる状態にすることです。
そしてそのためには、今回紹介した行動をしていくと効果的。
「誠意を見せて」と言われた時には、参考にしてみてくださいね。
この記事を読んだ人には、こちらも人気があります。
fa-arrow-circle-right誠実な男性を見分ける方法|女性が誠実さを感じる男性の行動や心理を解説
いつも暖かい応援、ありがとうございます。あなたの毎日が素敵な未来に繋がりますように……☆
