どうでもいいことばかり覚えている!?
あなたの周りに、「どうでもいいことばかり覚えている人」はいませんか?
あるいは、自分自身が「どうでもいいことばかり覚えている……」と悩んでいるかもしれません。
どうでもいいことばかりを覚えていると、「どうしてなんだろう?」と気になってしまいますよね。
しかも不思議なことに、大切なことは案外覚えていなかったりして……。
「どうでもいいことばかり覚えている」のには、どのような理由があるのでしょうか?
もくじ
「どうでもいいこと」とは?
「どうでもいいこと」とは、どのようなことを言うのでしょうか?
人生に影響しない些細なこと
「どうでもいいこと」とは、「それを忘れたところで問題にならないような些細な出来事」のことです。
例えば、人は健康やお金に関わることには重大な関心を示しますが……
それらと全く関係のないことには、興味も薄れる傾向があります。
自分の人生に影響のないことは、多くの人にとってさして重要ではない「どうでもいいこと」なのです。
人それぞれどうでもいいことは違う!?
健康やお金は多くの人が「重要だ」と感じるものですが、人にはそれぞれ大切なものとそうではないものがあります。
猫好きな男性と料理好きな女性では、興味を持つものも違うのです。
そのため、「どうでもいいこと」も人それぞれに異なります。
あなたにとっては「どうでもいいこと」も、誰かにとっては重要なことかも!?
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どうでもいいことを覚えている理由
どうでもいいことを覚えているのは、どうしてなのでしょうか?
そのことに興味が向いていたから!
私たちは日頃、ありとあらゆる情報に触れています。
- 視覚
- 味覚
- 嗅覚
- 触覚
- 聴覚
これらの五感は絶え間なく情報を脳に送り続けています。
しかしそのほとんどは、意識することすらなくスルーしているのです。
例えば、外で道を歩いている時にもすれ違った人の顔の特徴をいちいち覚えてはいませんよね。
どうでもいいことを覚えているのは、そもそもその物事に関心が向いていたからです。
意識を向けるから記憶に残る
記憶に残るのはそれに意識を向けた時です。
言い換えるなら、
- 気になった
- 関心を惹かれた
- 好奇心を刺激された
こんな風に感じたとき、人はその対象に意識を向けます。
つまり、「どうでもいいことを覚えている人」というのは、なんらかの理由でその「どうでもいいもの」に意識を向けていた人なのです。
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どうでもいいことを覚えている人の特徴
どうでもいいことを覚えているのは、どのような人に多いのでしょうか?
注意深く周りを観察している人
どうでもいいことを覚えている人は、注意深く周りを観察している人に多いです。
性格的には好奇心が旺盛だったり警戒心が強いと、こうした傾向が現れやすいかもしれません。
周りを注意深く観察していれば、それだけ「どうでもいいこと」も記憶に残りやすくなるのです。
意識が逸れやすい場合も!?
どうでもいいことを覚えている人の中には、意識が逸れやすい人もいます。
例えば、会話の途中でもちょっとした物音が気になってしまったり。
デート中に他の人の視線が気になってしまったり……。
意識が逸れることが多いと、他の人がスルーしているようなことにもいちいち反応してしまうかも。
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女性のほうがどうでもいいことを覚えている?
ちなみに、人の記憶は感情を伴うほうが強くインプットされると言われています。
強い感情を伴う出来事は、その人にとって重要な出来事だと脳が判断するからです。
そのため、感情の起伏の激しい女性のほうがどうでもいいことを覚えている傾向があるかもしれません。
もちろん個人差はありますが、感情は脳にも大きな影響を与えているのです。
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どうでもいいことを思い出す瞬間
「どうでもいいこと」を思い出すのは、どのような瞬間でしょうか?
何らかのトリガーがあったとき
「どうでもいいこと」は、なんらかのトリガー(引き金)となる出来事があった時に思い出す場合が多いです。
- 似たような景色を見た
- その時と同じ服を着ていた
- その時に一緒にいた人と再会した
こうした時に、記憶は呼び起こされます。
ふと思い出すのはどうして?
「どうでもいいこと」を、ふとした瞬間に思い出すこともありますよね。
それはどうしてなのでしょうか?
ふとした瞬間とは?
- ただ歩いているとき
- 食事をしているとき
- 仕事中
こうした瞬間に、全く関係ない「どうでもいいこと」を思い出すこともあるかもしれません。
それにはいくつかの要因が考えられますが……
理由の1つとしてあげられるのは、脳が情報を整理していて思い出すパターンです。
私たちの脳は、水面下でも思考を続けています。
ふとした瞬間に「どうでもいいこと」を思い出したのは、脳が水面下でそのことを考えていたからかも!?
未処理の問題は思い出しやすい
自分の中で引っかかっている出来事は、脳の中で「未処理の案件」となり、ふとした瞬間に思い起こされる場合があります。
- 違和感を感じたこと
- なんとなく気になったこと
- どこか引っ掛かりを感じたこと
こうした出来事をふと思い出したのなら、それはあなたの中でその出来事が「未解決」だからかもしれません。
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どうでもいいのになぜ忘れないの?
どうでもいいことを忘れないのは、どうしてでしょうか?
興味があることは忘れない
私たち人間は、「興味を持っているもの」に関する情報は忘れにくいです。
なので、周りからは「ものすごくどうでもいいこと」に思えても。
本人にとってはその出来事がとても重要で、それゆえに忘れずに覚えている場合もあります。
本当にどうでもいいのに覚えている場合
自分でも「どうしてこんなことを覚えているんだろう?」と思うような、本当にどうでもいいことを覚えている場合。
そこには、偶発的な要因があったのかもしれません。
- 好きな人と一緒にいた
- 大きな音がした
- 過去の出来事とリンクした
こうした状況の時には、その「どうでもいいこと」も「重要なこと」としてインプットしてしまう場合があります。
例えば、好きな人と一緒に歩いている時には周りの景色の全てが素晴らしく見えたりしますよね。
どうでもいいことも、その時の状況によっては「大事なこと」や「気になること」に変化するのです。
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大切なことを覚えていない理由は?
「どうでもいいことは覚えているのに、大切なことは忘れてしまう」
こうした状況には、どのような理由が考えられるのでしょうか?
「大切だ」と認識していないかも!?
人は、興味のないことは覚えにくいものです。
もしもあなたが「大切なことを忘れてしまう」と感じているのなら。
それはあなたが、そのことを「大切だ」と思っていないからかも!?
- 上司に言われたこと
- 学校で教わったこと
- 友達との約束
こうしたものは一般的には「大切なこと」とされていますが……
しかし自分がそれを「大切だ」と認識していなければ、記憶には残りにくくなってしまうのです。
キャパシティオーバーの可能性もある
「自分でも大切だと思っていることを忘れてしまう」という場合、それはキャパシティオーバーの可能性もあります。
- 精神的な余裕がない
- 仕事や勉強で忙しい
- 悩み事がある
こうした状態の時には、脳は「大切なこと」をインプットする余裕もなくなりがちです。
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この記事のまとめ
いかがでしたか?
「どうしてどうでもいいことばかり覚えているの?」と不思議に感じたときには、今回紹介したことを思い出してみてください。
また、「自分の記憶は何かおかしいのでは?」と感じたのなら、無理をせずに病院の受診を検討してみてくださいね。
1人で悩んでもなかなか答えが出ないことも、専門家の力を借りればあっさりと解決策が見えてくる場合もあります。
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