終わったことを持ち出すのはどうして!?
「うちの彼女、いつも過去の話ばかり持ち出してくるんだよ……」
あなたもこんな風に悩んだことはありませんか?
世の中には、いつまでも過去の話を持ち出す人がいるものです。
そしてそんな風に過去の話をほじくりかえされると、「どうして終わったことを蒸し返すの!?」とイライラしてしまいがち。
……でも、実は「過去の話を持ち出す」のには理由があるのです。
この記事では、過去の話を持ち出す心理を紹介しますね。
もくじ
過去の話とは?
「過去の話」とは具体的にはどのような話でしょうか?
すでに終わった出来事の話
過去の話とは、すでに終わった出来事の話です。
例えば……
- 過去の失言
- 過去の失態
- 過去の失敗
こうした「過去の過失」を持ち出して相手を責める……というのはあちがちなパターンです。
関係ない話の場合も多い!?
過去の話を持ち出す時、その話が「全く関係のない事柄」である場合も多いです。
例えば「趣味の話をしているのに突然親の話になった」というような場合ですね。
これにはいくつかの理由が考えられますが……
- 相手を責めるため
- 自分が優位に立つため
こうした理由から、関係のない話を持ち出す場合もあります。
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過去の話を持ち出す心理
過去の話を持ち出す心理を詳しく解説します。
自分に有利な状態を作るため
過去の話を持ち出す理由の1つは、自分に有利な状態を作ることです。
- 明らかに相手に非がある話
- 相手が罪悪感を感じていること
こうした話を持ち出せば、相手より自分が優位な立場に立てる可能性が高いから。
つまりは「喧嘩に勝つ材料」として、過去の話を持ち出しているのです。
「終わったこと」になっていない!?
また、過去の話を持ち出すのにはもう1つ理由があります。
それは、その「過去の話」がその人の中では終わっていない場合です。
例えば、どちらかが浮気をしたとしますよね。
そんなとき、浮気をした側は「この話は解決した」と感じていたとしても。
浮気をされた側が「この話はまだ解決していない」と感じている場合は、それはその人にとっては「過去の話」ではないのです。
そのため、喧嘩などで「今現在話し合うべき問題」として持ち出す場合もあります。
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女性の方が過去の話を持ち出す!?
女性が過去の話を持ち出しやすい理由を解説します。
女性の方がフラッシュバックしやすい
実は、過去の話を持ち出すのは女性に多いと言われています。
それは、女性の方が男性とくらべて「フラッシュバック」が起こりやすいからです。
フラッシュバックというのは、「過去の出来事が瞬間的に蘇り、今目の前の出来事として起きているように感じられる現象」のこと。
フラッシュバックが起きると、女性は過去の出来事を「今さっき起きた出来事」のように感じます。
そのため、過去の出来事の話題を今の喧嘩でも持ち出してしまうのです。
なぜフラッシュバックが起きるの?
フラッシュバックが起きる理由は簡単です。
女性が、喧嘩の最中にそのときと似たような感情を体験するからです。
- 「裏切られた」という怒り
- 「傷つけられた」という悲しみ
- 「理解してもらえない」という苦しみ
こうした感情を味わった時、以前の記憶がフラッシュバックするのです。
女性にフラッシュバックが起こりやすい理由
ちなみに、女性の方が男性よりもフラッシュバックが起こりやすい理由は、パートナーの選定に起因していると言われています。
自分を傷つける相手というのは、自分にとっては選ぶべきではない相手。
パートナーをしっかり選定するために、女性は男性と比べるとフラッシュバックが起こりやすくなっているのだとか。
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男は過去をなかったことにする!?
男性は女性ほどは過去の話を持ち出さない傾向があります。その理由を解説します。
男性は過去の話を蒸し返さない!?
男性は女性と比べると過去の話を持ち出すことが少ないです。(もちろん個人差はありますが……)
これは先に紹介した、「男性は女性ほどフラッシュバックが起こりにくい」というのが理由の1つ。
それに加えて、男性は「過去はあくまで過去のことで今とは関係ない」と考える傾向があります。
男性は結果を重視する
男性は女性と比べると、「気持ちの動き」に対してドライな傾向があります。
- その時どう感じたか
- どんな風に傷ついたか
- どれだけ辛い思いをしたか
女性はこうした「気持ち」を重大なものとして捉えますが、男性はどちらかというと「結果」や「結論」を重要視します。
そのため、過去の話も「あくまで終わったこと」として捉える傾向があるのです。
根に持つタイプの男性もいる!?
もちろん、中にはいつまでも過去のことを根に持ち、喧嘩のたびに持ち出してくる男性もいます。
男女問わず、コンプレックスが強く自分に自信がないと、こうした傾向は強まります。
自分に対してのネガティブな気持ちがあると、過去に感じた嫌な気持ちを引きずってしまいがちなのです。
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過去の話を持ち出すのがNGな理由
過去の話を持ち出すことは、なぜいけないのでしょうか?
喧嘩で過去の話はしない方がいい?
パートナーと喧嘩をした時などは、過去の話を持ち出すことは避けた方が良いかもしれません。
というのも、過去の話を持ち出すと収拾がつかなくなってしまう場合が多いからです。
- 「あの時はああだった」
- 「先月はこう言っていた」
- 「3年前にも同じことをした」
こうした言い分は事実かもしれませんが……
過去の話を持ち出すことで「問題の解決」が遠ざかってしまう可能性は高いのです。
責め合いになってしまう
過去の話を持ち出すときには、「この話を使って相手を打ち負かしたい」という心理が働いている場合もあります。
そしてどちらかがこうしたマウンティングを仕掛けると、喧嘩はエスカレートしてしまいがち。
責め合いになりいつまでも解決に向かえなくなってしまうので、話し合いの時には「今の議題」だけに集中すると良いかもしれません。
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過去の話を持ち出されたらどうする?
喧嘩などで過去の話を持ち出された場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか?
NGな対応とは?
過去の話を持ち出されたとき、NGなのは「その話は関係ない!」と突っぱねてしまうことです。
なぜかと言うと、突っぱねると反感を買ってますます喧嘩がエスカレートしてしまう可能性が高いから。
過去の話を持ち出された時には「どうして今その話を?」とイライラしてしまうかもしれませんが、まずは冷静な気持ちを取り戻しましょう。
冷静に分析する
冒頭でも触れましたが、過去の話を持ち出す理由の1つに「優位に立ちたい」という心理があります。
過去の話を持ち出された時には、相手がなぜその話を持ち出したのかを考えてみることも大切。
相手の心理を分析することで、ベストな対処法も見えてくるからです。
相手の性格に合わせた対応をしよう
もしも相手が「喧嘩に勝ちたい」という理由で過去の話を持ち出している場合。
一番簡単にその場を解決する方法は、その喧嘩に負けてしまうことです。
相手に大人になることを望んでも、それはなかなか難しいもの。
それよりはあなたが相手の性格を理解した上で、あえて「負けてあげること」がその場を楽に終わらせる方法かもしれません。
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過去の話をしたくなった場合
喧嘩の最中に過去の出来事が頭によぎって、「言わずにはいられない!」という気持ちになってしまうこともあるかもしれません。
そんなときはどうすれば良いのでしょうか?
少しだけ1人になる時間を作る
過去の話を持ち出したくなったときは、少しだけ1人の時間を作るのがおすすめ。
そうして、今の自分の気持ちを整理するのです。
- 自分の怒りのポイント
- 自分が求めていること
- 相手に伝えるべきこと
1人になってこれらを整理すると、相手に伝えるべきことも明確になります。
過去の話はまたの機会に話す
喧嘩中に過去の話を持ち出すと収拾がつかなくなってしまいがちです。
もしも自分の中で「許せていない過去の出来事」があるのなら。
その話は、また別の機会に話せば良いのだと考えるのもおすすめです。
「我慢しなきゃ」と思うよりも「今後話せばいいや」と思う方が、気持ち的にも楽だからです。
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この記事のまとめ
いかがでしたか?
「過去の話をすることがダメ」という訳ではないけれど。
過去の話を持ち出すと、喧嘩はこじれてしまいがち。
しかし過去の話を持ち出したくなる心理や対処法を知っておけば、喧嘩をより早く収束できるようになります。
恋人とすれ違って悩んだときには、意識してみてくださいね。
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