
過去の話を持ち出すのは、どういう心理なのでしょうか?終わったことをいつまでもネチネチと言う人の特徴や、過去の話を蒸し返された時の対処法を解説します。
なぜわざわざ過去を蒸し返すの?
「この人、どうして過去のことをネチネチ言うんだろう……?」
あなたもこんな風に悩んだことはありませんか?
すでに終わったことを蒸し返されたり、過去の失敗について何度も責められると、こちらに非があることだとしても、なんだかモヤモヤしてしまいますよね。
「今はその話は関係ないのに、どうして過去の話を何度も蒸し返すの?」とうんざりしたり、イライラしてしまうこともあるかもしれません。
過去の話を持ち出す人は、いったいどのような心理なのでしょうか?
また、終わったことを蒸し返された場合は、どう対処するべき?
この記事で詳しく解説していきます。
過去の話を持ち出す心理
ではさっそく、過去の話を持ち出す人の心理を、詳しく見ていきましょう。
相手を反省させたい
過去の話を持ち出す理由としてありがちなのは、「相手に問題を自覚させ、相手を反省させたい」というものです。
例えば、目の前の相手がミスをしたのに全く反省していないような状況の時には、ついついやってしまう人も多いかもしれません。
「あの時も失敗したよね?」「先週も同じミスをしていたよね?」
こんな風に相手に問題を自覚させることで、反省を促しているのです。
自分に有利な状態を作るため
自分に有利な状態を作るために、過去の話を持ち出す人もいます。
相手が罪悪感を感じていることや、自分が相手によって被害を受けた時の話をすれば、優位な立場に立つことができるからです。
例えば、恋人との喧嘩で負けそうな時などに、「先月はそっちが約束を破ったでしょ」などと過去の話を蒸し返すような場合もあります。
「終わったこと」になっていない場合も…
喧嘩などで過去の話を持ち出された場合、それはその人の中で「過去の話」が終わっていないからかもしれません。
例えば、どちらかが浮気をしたとします。
そんなとき、浮気をした側は「謝罪をしたい、この話はもう解決した」と感じていたとしても、された側はそうは思っていないかもしれません。
浮気をされたことによる傷も癒えていないし、相手への不信感が消えたわけでもない。浮気をされた側にとって、その話はまだ解決していない、「現在進行形の問題」なのです。
こうした心理から、過去の話を蒸し返す場合もあります。
過去の話を持ち出す人の特徴
過去の話を蒸し返す人には、性格などに共通点はあるのでしょうか?
ここでは、いくつかの「よくある特徴」を見ていきましょう。
完璧主義でこだわりが強い
完璧主義な人は、物事の細部にまでこだわる傾向があります。
そのため、過去に起きた出来事の中で「これは違った」「もっとこうあるべきだった」と感じたことが、ずっと心に引っかかってしまうのです。
たとえ周りが「もう終わった話」として流していたとしても、本人にとっては「まだ解決していない問題」として認識されていることも。
そのこだわりの強さゆえに、何度も同じ話を繰り返してしまうのです。
ネガティブな記憶を引きずりやすい
人は本来、ポジティブな記憶よりもネガティブな記憶の方が強く残りやすいといわれています。
特に、感受性が強かったり、過去の出来事に対して深く考え込むタイプの人は、その傾向が顕著です。
過去の失敗や言われた一言が、いつまでも心の奥でくすぶっていて、ふとした瞬間に思い出されてしまう……。
そういった心理が、「あのときさ……」という形で言葉になって表れるのかもしれません。
プライドが高く負けず嫌い
プライドが高い人は、自分が不当に扱われたと感じた出来事や、自分の中で「納得がいかなかったこと」を忘れられない傾向があります。
「自分は間違っていなかった」「あのときの私は正しかった」と証明したくて、つい過去の話を持ち出してしまうのです。
また、負けず嫌いな人は、過去の「勝ち負け」に関する出来事を引きずることが多く、たとえ今が平和な状態でも、「あのときこうだったよね」と蒸し返すことで、自分の中のバランスを保とうとすることがあります。
こうした背景を知っておくと、「またその話?」と一方的に否定するのではなく、「それだけ大事なことだったんだな」と理解できるかもしれません。
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過去の話を持ち出すのは女性に多い!?
実は、一般的には、女性が過去の話を持ち出しやすいと言われています。その理由を見ていきましょう。
女性の方がフラッシュバックしやすい
実は、過去の話を持ち出すのは女性に多いと言われています。
それは、女性の方が男性とくらべて「フラッシュバック」が起こりやすいからです。
フラッシュバックというのは、「過去の出来事が瞬間的に蘇り、今目の前の出来事として起きているように感じられる現象」のこと。
フラッシュバックが起きると、女性は過去の出来事を「今さっき起きた出来事」のように感じます。
そのため、過去の出来事の話題を今の喧嘩でも持ち出してしまうのです。
強い感情が記憶を呼び起こす
フラッシュバックが起きる理由は簡単です。
女性が、喧嘩の最中にそのときと似たような感情を体験するからです。
- 「裏切られた」という怒り
- 「傷つけられた」という悲しみ
- 「理解してもらえない」という苦しみ
こうした感情を味わった時、以前の記憶がフラッシュバックするのです。
「自分を傷つける相手」への警戒心が働く
ちなみに、女性の方が男性よりもフラッシュバックが起こりやすい理由は、パートナーの選定に起因していると言われています。
自分を傷つける相手というのは、自分にとっては選ぶべきではない相手。
パートナーをしっかり選定するために、女性は男性と比べるとフラッシュバックが起こりやすくなっているのだとか。
もちろん個人差はありますが、過去の話を持ち出された時には、こうした男女の違いも意識してみると良いかもしれません。
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男性は過去をなかったことにする!?
男性は、女性ほどは過去の話を持ち出さない傾向があります。その理由を解説します。
男性は過去と今を切り分ける
男性は女性と比べると過去の話を持ち出すことが少ないです。(もちろん個人差はありますが……)
これは先に紹介した、「男性は女性ほどフラッシュバックが起こりにくい」というのが理由の1つ。
それに加えて、男性は「過去はあくまで過去のことで今とは関係ない」と考える傾向があります。
男性は気持ちよりも結果を重視する
男性は女性と比べると、「気持ちの動き」に対してドライな傾向があります。
- その時どう感じたか
- どんな風に傷ついたか
- どれだけ辛い思いをしたか
女性はこうした「気持ち」を重大なものとして捉えますが、男性はどちらかというと「結果」や「結論」を重要視します。
そのため、過去の話も「あくまで終わったこと」として捉える傾向があるのです。
根に持つタイプの男性もいる
もちろん、中にはいつまでも過去のことを根に持ち、喧嘩のたびに持ち出してくる男性もいます。
男女問わず、コンプレックスが強く自分に自信がないと、こうした傾向は強まります。
自分に対してのネガティブな気持ちがあると、過去に感じた嫌な気持ちを引きずってしまいがちなのです。
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過去の話を持ち出すのがNGな理由
過去の話を持ち出すことは、なぜいけないのでしょうか?
問題の解決が遠ざかってしまう
パートナーと喧嘩をした時などは、過去の話を持ち出すことは避けた方が良いかもしれません。
というのも、過去の話を持ち出すと収拾がつかなくなってしまう場合が多いからです。
- 「あの時はああだった」
- 「先月はこう言っていた」
- 「3年前にも同じことをした」
こうした言い分は事実かもしれませんが……
過去の話を持ち出すことで「問題の解決」が遠ざかってしまう可能性は高いのです。
責め合いになってしまう
過去の話を持ち出すときには、「この話を使って相手を打ち負かしたい」という心理が働いている場合もあります。
そしてどちらかがこうしたマウンティングを仕掛けると、喧嘩はエスカレートしてしまいがち。
責め合いになりいつまでも解決に向かえなくなってしまうので、話し合いの時には「今の議題」だけに集中すると良いかもしれません。
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過去の話を持ち出されたらどうする?
喧嘩などで過去の話を持ち出された場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか?
「関係ない」と突っぱねると反感を買うので注意
過去の話を持ち出されたとき、NGなのは「その話は関係ない!」と突っぱねてしまうことです。
なぜかと言うと、突っぱねると反感を買ってますます喧嘩がエスカレートしてしまう可能性が高いから。
過去の話を持ち出された時には「どうして今その話を?」とイライラしてしまうかもしれませんが、まずは冷静な気持ちを取り戻しましょう。
まずは冷静に相手の気持ちを分析する
冒頭でも触れましたが、過去の話を持ち出す理由の1つに「優位に立ちたい」という心理があります。
過去の話を持ち出された時には、相手がなぜその話を持ち出したのかを考えてみることも大切。
相手の心理を分析することで、ベストな対処法も見えてくるからです。
早く終わらせたいなら負けてしまう
喧嘩をした時、早く終わらせたいのなら、相手に「負けてしまう」のが効果的です。
「それは間違っている」「今はその話は関係ない」と論破したり、「そっちだって悪い」と相手を責めると、喧嘩はますますこじれてしまいます。
過去の話を持ち出されたら、
- 「そっか、ごめんね」
- 「いつもありがとう」
- 「これからは気をつけるね」
こんな風に相手の主張を受け入れ、反論せずに謝罪・感謝・反省などをしてしまうと、相手の気持ちも収まり、解決への糸口も見つかりやすくなります。
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Q&A|よくある質問
喧嘩で過去の話を出すのはダメですか?
過去の話をすると、相手に「関係のない話を持ち出さないで」と思われる可能性が高いです。自分にとっては関係のある話でも、過去の話を持ち出すと収拾がつかなくなってしまいがち。喧嘩を早く終わらせるためには、過去の話は持ち出さない方が良いかもしれません。
恋人が過去の話をしつこく持ち出してきます…
過去の話を何度も持ち出すのは、その話が相手の中でまだ解決していないからかもしれません。「これからは○○にするよ」と具体的な解決策を提案したり、一度徹底的に過去の話について話し合うと、相手の気持ちがスッキリする場合があります。
過去の話をされるとイライラしてしまうのは心が狭い?
いいえ、終わった話を何度も蒸し返されたら、誰でも嫌な気持ちになるものです。特にこちら側に非がある話だと「もう謝ったのにどうして……」と思ってしまいますよね。喧嘩中ではなくお互いが冷静な時に「過去の話はやめよう」と提案するのも、方法の1つです。
愛丸さくらの体験談|過去の話よりも未来の話をしよう
「あなたって、あの時も××だったよね」
こんな風に過去の話をされると、「今更そんなことを言われても困る」と思ってしまいますよね。その話はもう終わったことだし、蒸し返されたところで「ごめん」と謝る意外に、今更どうすることもできないからです。
私自身は、自分が過去の話を蒸し返してしまうことも以前は多々ありましたし、逆に恋人に過去の話を蒸し返されて、イラッとしてしまった経験もありますが、そんな時に「あること」を意識しだしてから、過去の話で揉めることが少なくなりました。
それは、過去ではなく「これからどうしたいのか(どうして欲しいのか)」という、未来に意識を向けることです。
- 「じゃあ、次からはどうしたらいいかな?」
- 「本当は、どうして欲しかったの?」
- 「○○は、どういうのが理想なの?」
こんな風に、「嫌な気持ちになった過去の出来事」から、「未来」に意識を切り替えるのです。すると、自然と気持ちも前向きに変化していきます。
ちょっとしたことですが、おすすめの方法なのでぜひ実践してみてください。
この記事のまとめ
この記事では、過去の話を蒸し返す心理や、過去の話をされた時の対処法を解説してきました。
まとめると……
- 過去の話をするのは、その話をすることで相手よりも優位に立ちたいから
- 相手の中では「過去の話」ではなく「現在進行形の話」になっている場合もある
- 過去の話をされた時は、「どうしたらいいかな?」と未来に意識を向けることが大切
と、なります。
「過去の話をすることがダメ」という訳ではないけれど。
過去の話を持ち出すと、喧嘩はこじれてしまいがち。
しかし過去の話を持ち出したくなる心理や対処法を知っておけば、喧嘩をより早く収束できるようになります。
恋人や大切な人とすれ違って悩んだ時には、意識してみてくださいね。
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