いつも否定してくる人にウンザリ!
「あの人、ホント何を言っても否定してくるよなぁ……」
あなたもこんな風に悩んだ経験があるかもしれません。
否定ばかりしてくる人と一緒にいると、疲れてしまいますよね。私にも同じ経験があるので、その気持ちはよく分かります。
否定ばかりするのにはどのような理由があるのでしょうか?
また、否定や攻撃をしてくれる人と出会った時にはどう対処すればいいの?
この記事で詳しく解説していきますね。
もくじ
否定的な人の特徴
まずは、否定的な人の特徴をチェックしてみましょう。
口を開けば文句ばかり
否定的な人とは、ありとあらゆる物事に対して文句や不満ばかりを言う人のことです。
- 「これはダメ」
- 「これは気に入らない」
- 「これはもっとこうするべき」
口を開けばこうした文句ばかりなので、周りの人をウンザリさせていることもしばしば。
しかし本人には悪ことをしている自覚がなかったりするので厄介です。
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他人に対して攻撃的
否定的な人は、周りにいる人への悪口や批判も多い傾向があります。
否定的な人は他人の粗探しが天才的に上手いのです。
普通なら気づかないようなことや気にならないようなことも、めざとく見つけて批判の材料にします。
アドバイスを受け入れない
否定的な人は、他人にはあれこれ口出しをしますが他人からのアドバイスは聞き入れません。
否定的な人は「自分が誰よりも正しい」と考える傾向があるからです。
- 人の話を聞かない
- 人の意見を無視する
- 気に入らない人を無視する
こうした行動も、否定的な人にありがちです。
否定的な人の心理
否定的な人の心理は、どのようなものなのでしょうか?
どうして否定ばかりするの?
否定ばかりする人に対して「どうしてそんなに否定的なの?」と思った経験のある人は多いと思います。
否定をする理由は、大きく分けると3つです。
- 自分の株を上げるため
- 他人を支配するため
- 怒りやストレスを発散するため
それぞれを詳しく見ていきましょう。
自分の株を上げるため
自分の株を上げるために周りを否定をする人は意外と多いです。
例えば「あの人はファッションセンスが悪い」と言えば、自分はファッションセンスが優れているのだと周りにアピールすることができます。
否定的な人は、他人を否定しその人の価値を落とすことで自分の株を上げようとしているのです。
他人を攻撃して支配するため>
批判や否定は、される側の人は傷つきますよね。
すると、以下のような考えになってしまいがちです。
- 「目立たないようにしよう……」
- 「怒られないようにしよう……」
- 「機嫌を損ねないようにしよう……」
否定や批判をされたことで傷つき、萎縮してしまうのです。
否定をする人の中には、相手のこの反応を狙ってわざと攻撃を繰り返す人もいます。
そうすれば、自分がその場を支配できるからです。
怒りやストレスを発散するため
怒りやストレスを発散するために、否定をする人もいます。
イライラしている時というのは、人は攻撃的になりがちです。
- 生理前
- 仕事が忙しい
- 子育て中
こうした時期は、どうしてもイライラしてしまう人が多いかも。心にも体力にも余裕がなくなるので無理はありません。
ただ、このタイプの人はその時期がすぎれば自分の行動を自覚し、反省して周りにも謝罪することができます。
そのため、周りから人が離れて言ってしまうようなケースは少ないかもしれません。
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否定的な人と過ごす弊害とは?
否定的な人と過ごすことには、弊害もあります。
自由に生きられなくなる
否定的な人と過ごす一番の弊害は、萎縮して自由に生きられなくなること。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、家族などが否定的な場合、無意識のうちに行動が制限されてしまうケースは多いです。
身近な人に否定ばかりされていると、やっぱり精神的には辛いものがありますよね。
「自分さえ我慢すれば平和に過ごせる……」という気持ちで、自由に生きることを諦めてしまう人はけして少なくありません。。
否定が伝染してしまう
否定的な人と一緒にいて、自分まで否定的になってしまう場合もあります。
「否定」という行為によって人は快楽を得られるからです。
- 自分は正しい
- 自分は優れている
- 自分は素晴らしい
否定をすることでこうした気持ちを感じることができます。そのため、否定が癖になりやめられなくなってしまうのです。
ものの見方が歪んでしまう
否定的な人と一緒に過ごすと、ものの見方が歪んでしまう場合もあります。
「耳から入る言葉」には、それなりの影響力があるのです。
ただ聞き流しているつもりでも、否定的な言葉を聞き続けているといつの間にかその考え方に染まってしまうかも!?
否定と支配(コントロール)の関係
否定をする人は、その行為によって他人を支配(コントロール)する場合があります。このことについて詳しく見ていきましょう。
否定や批判は周りを萎縮させる
先にも触れましたが、否定や批判には周りを萎縮させる効果があります。
特に立場が上の人の場合、その効果は高いです。
- 上司
- 教師
- 親
こうした人間が否定的な場合、その下の立場の人間(部下・生徒・子供)は萎縮してしまいがちです。
なぜなら「相手の方が正しい」という先入観があるからです。
そのため「自分は間違っている/自分はダメだ」という認識になりやすく、人生に大きな弊害がでる場合もあります。
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否定は他人の行動を制限する
「それはダメだ」と否定を繰り返すと、否定をされた人はやがて以下のように学習します。
- 自分の思う通りに行動すると怒られる
- 自分がすることは全部間違っている
- この人の言うことを聞かなくてはいけない
過激な言い方をしてしまえば「洗脳」とも言えるかもしれませんね。
繰り返し否定をすることで、相手を支配することができるのです。
いつか必ず反動は来る
否定には、相手を支配する効果がありますが……
しかし無理矢理に行動を抑圧していれば、それには必ず反動があります。
人はみな自分の意思を持ち、行動する生き物だからです。
否定や批判で相手を支配できるのは、あくまで一時的なものなのです。
否定とマウンティングの関係
否定とマウンティングの関係について解説します。
否定で優位に立てる?
否定や攻撃をすることで相手の優位に立とうする人は多いです。
- あなたは間違っている
- あなたはおかしい
- あなたは劣っている
こうして相手を貶めることで、自分の方が優位だとアピールしているのです。
なぜマウンティングをするの?
マウンティングをするのは、そうすることで物事を有利に進めようとするからです。
- 自分の思い通りに進めたい
- 自分の好きにしたい
- 自分が満足するものにしたい
こうした気持ちが強い人ほど、マウンティングをしてしまいがちです。
劣等感で攻撃的になる!?
意外かもしれませんが、実は劣等感の強い人ほど他人に対して攻撃的になる傾向があります。
というのも、自分に自信のある人はそもそも他人を批判しません。そんなことをしなくても自分が脅かされることはないと理解しているからです。
一方、劣等感が強い人は違います。劣等感の強い人は「普通の状態だと自分は不利だ」と考えています。
- 奪われる
- 虐げられる
- 損をする
こうした不安から、相手を落として少しでも優位に立とうとするのです。
否定する理由は自信のなさ
自信のなさと否定の関係を詳しく解説します。
否定する人は自信家に見える!?
否定をする人は、周りからは自信のある人に見える場合があります。
しかし実際にはその逆。
否定をする人は自分に自信がない人がほとんどです。
否定をするのは、そうした自信のなさを隠すためでもあるのです。
実は自信がない人の特徴
「自信がない人」というと、以下のような人を想像するかもしれません。
- 自分に対して否定的
- 声が小さくてオドオドしている
- 自分の意見がなく他人の言いなり
これは「他人を否定する人」の逆に見えますよね。
しかし他人を否定する人も自分を否定する人も、根本的には同じです。
「自分には価値がない」というコンプレックスが、どのように表現されるかの違いです。
本当に自信がある人は否定をしない
本当に自分に自信のある人は、否定や批判をしません。
なぜなら、そんなことをしなくても自分は大丈夫だと知っているからです。
- 相手をコントロールしなくていい
- 自分の思い通りに進まなくてもいい
- 人生は何があっても大丈夫
自分に自信のある人は、こんな風に思うことができます。
そのため心にも余裕があり、他人にも自分にも肯定的になれるのです。
否定や攻撃をされた時の対処法
否定や攻撃をされた時には、どのように対処すれば良いのでしょうか?
基本的には無視(スルー)
否定や批判は、基本的にはスルーするのが一番です。
「あ、そうなんだ〜(ニコッ)」と受け流してしまいましょう。
否定や批判をするのは、基本的には以下のような気持ちの表れです。
- 「正しいのは自分だ!」
- 「お前は間違っている!
- 「自分の方が優れている!」
こんな風に言われた場合、
「あ、そうなんだ。そうかもしれないね(ニコッ)」
で、終わりにして良いのです。
価値観や考え方は人それぞれ
世の中には、さまざまな価値観や考え方があります。
それはどちらが正しいとか間違っているということではなく、色々な考え方があって良いのです。
youtubeでも、素晴らしい動画にも否定的なコメントがついていたりしますよね。
「スタバのフラペチーノが大好き!」という人もいれば「あんなの甘くて飲めない!」という人もいます。
どんなものにも良い面と悪い面があるし、それを好きな人も嫌いな人もいます。
他人の意見を参考にして切磋琢磨するのは素晴らしいことですが、否定的な意見で萎縮し自分を殺してしまう必要はないのです。
誰かに批判されたからと言って、あなたが素晴らしいことには変わりはありません。
否定ではなくアドバイスを受け取ろう
否定はあなたの存在を打ち消そうとするものですが、アドバイスはその逆です。
アドバイスとは、あなたを認めあなたをより良い方向へと導いてくれる愛の言葉です。
あなたが受け取るべき言葉は、否定ではなくアドバイス。
もしもあなたにアドバイスをくれる人がいたら、その人の言葉には積極的に耳を傾けるように心がけましょう。
たとえ表面的にはキツい言葉でも、そこに愛があればちゃんとあなたの胸に届くはずです。
逆に否定の言葉は、その人と距離を置くなどして可能な限りシャットアウトしてしまった方が、精神衛生上は良いかもしれません。
否定ばかりする人に関するまとめ
いかがでしたか?
否定ばかりする人と一緒にいると、心がすり減ってしまうかもしれません。
そんなときには、今回紹介したことを思い出してみてください。
- 否定や批判はマウンティング
- 否定されても自由に生きていい
- 聞き入れるべきは否定ではなく愛のあるアドバイス
これらを意識すると、批判された時にも心穏やかでいられるのではないかと思います。
あまりにもウンザリしたときには、思い切って旅行に出かけるなどしてリフレッシュすることも考えてみてくださいね!
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