
「ごめん」と謝られても許せない時は、どうすればいいのでしょうか?彼氏への怒りが収まらない時の対処法を解説します。
彼氏と喧嘩をして許せない時
彼氏と喧嘩をした時。
「ごめん」とか「もうしないよ」と謝られても、どうしても許せないことはありませんか?
謝罪をされてもモヤモヤした気持ちが消えなかったり、「謝るなら最初からしないでよ」と思ったり……
私自身も経験がありますが、頭では「許さないといけない」とか「仲直りをした方がいい」と思っていても、どうしても気持ちの整理がつかないこともありますよね。
そんな時は、いったいどうすればいいのでしょうか?
この記事では、彼氏との喧嘩で謝られても許せない時や、怒りが収まらない時に考えたいことやするべきことを解説していきます。
謝られても許せない理由とは?
「許せない」と感じる時、そこにはちゃんと理由があります。
無理に相手を許そうと頑張るより、まずは自分の気持ちを理解し整理していきましょう。
傷ついたから許せない
人が怒りを抱くのは、相手の行動によって「傷つけられた」と感じているからです。
例えば、自分が大切にしているものを壊されたとして、「ごめん」とその行為について謝罪をされても、壊れたものが直るわけではないし、それによって傷ついた心が癒えるわけではありませんよね。
それが、あなたが大切にしていたものなら尚更です。
- 記念日を忘れられた
- デートをドタキャンされた
- LINEを放置された
こうした行動であなたが傷ついたとしたら、それはこれらをあなたが大切に思っていたからかも。
怒りが収まらない時には、「怒っている」というよりも、「私は傷ついたんだな」と受け止めると、気持ちの整理がしやすくなります。
相手の行動に納得ができていない
謝られても許せないと感じるのは、相手の行動に納得ができていないからかもしれません。
例えば先に挙げたように、記念日を忘れられたとします。
そんな時、相手が毎日終電で帰宅して、休日もないくらいに働いているのであれば、「忙しくて忘れてしまった」と言われたら「仕方がない」と思えるかもしれません。
でも、毎日友達と遊んだり、土日も家でゲームをしているような状態なら、「忙しくて忘れていた」と言われても納得できませんよね。
「その行動には悪意がなかった」と納得できない場合は、謝罪をされても許しがたく感じるものです。
相手が反省していないように見える
謝られても許せないのは、もしかすると相手の謝罪の仕方に問題があるのかもしれません。
スマホをいじってヘラヘラと笑いながら「ごめん」なんて言われたら、「本当に反省しているの?」「申し訳ないと思っているの?」と感じてしまいますよね。
男性の中には、プライドが邪魔をして女性に素直に謝ることができない人もいますが……
彼氏の謝罪の仕方に問題があり、許せなくなるパターンもあります。
fa-arrow-circle-right謝れない人の特徴と心理|逆ギレしたりごめんなさいが言えない理由とは?
怒りが収まらない時はどうするべき?
謝罪をされても許せなかったり、怒りが収まらない時はどうするべきでしょうか?
一度彼氏を「忘れる時間」を作る
怒りが収まらない時というのは、「嫌な出来事」に意識が囚われてしまっている状態です。
「許したい」とか「もう忘れたい」と思っても、そのことばかりを考えてしまっていては、なかなか気持ちを切り替えることもできないものです。
なので、怒りが収まらない時には、強制的に「その出来事を思い出さない時間」を作り、意識を他に向けるのがおすすめです。
例えば、ひとりで映画を見に行ったり、友達とお酒を飲みに行ったり……
こうして「嫌な出来事」から少し離れることで、気持ちが落ち着き、自然と怒りが収まる場合もあります。
相手には悪意はないと考える
怒りが収まらない時には、「相手は悪意があってこれをしたわけではない」と考えることも大切です。
というのも、
- 彼氏は私を大切にしていない
- 彼氏は私を蔑ろにしている
- 彼氏にとって私はどうでもいい存在なんだ
こんな風に考えてしまうと、ますます相手の行動が許せなくなってしまうから。
例えばLINEを既読スルーされても、「彼氏は私を大切にしているけれど、事情があって返信ができないんだな」と考えるのと、「彼氏は私を大切にしていないから返信しないんだ」と考えるのとでは、気持ちも大きく変わってきます。
相手の行動が許せない時には、「その行動には悪意はない」と考え直すことも大切です。
「どうしたいか」を考える
怒りが収まらない時には、
- 既読スルーされて傷ついた
- ほったらかしにされて嫌だった
- 他の女性と話していて不快だった
こんな風に、「嫌だったこと」に意識が向いています。
すると、相手を責めたくなるし、なかなか許すこともできないものです。
こうした状態の時には、「何が嫌だったか」ではなく、「どうして欲しかったのか(どうして欲しいのか)」を考えてみるのも効果的です。
- LINEは1日以内には返信して欲しい
- ふたりでいる時はスマホを見ないで欲しい
- 他の女性とふたりきりでは会わないで欲しい
こんな風に、「自分はどうして欲しいのか」を考えることで、相手に対して具体的な解決策を示すことができます。
また、これをすることで「これは求めすぎかも?」「わがまますぎるかも?」などと気付くケースもあるので、「どうしたいのか」を考えてみるのはおすすめです。
彼氏を許せない時は別れるべき?
彼氏を「許せない」と感じる場合は、別れるべきでしょうか?
どちらに過失があるかを考えてみる
彼氏に謝罪をされても「許せない」と感じる時には、「別れたほうがいいのかな?」と悩むかもしれません。
そんな時に考えたいのは、「どちらに過失があるのか」という点です。
簡単にいうと、「その行動をした相手が明らかに悪い」のか、「許せない自分が悪いのか」を考えるということです。
例えば、
- 浮気をした
- 暴言を吐いた
- 暴力を振るった
こうした行動をしていた場合は、謝罪をしたからといって、付き合い続けるのはおすすめしません。それはあなたの人格や心を踏み躙る行為であり、明らかな問題行動だからです。
逆に、
- 生理前でイライラしている
- 相手に期待したり求めすぎてしまう
- 相手を束縛しすぎてしまう
こんな風に、「自分にも問題があるかもな」と思う部分があるのなら、別れるよりも「許す努力」をしていくことが大切かも。
自分の努力でこの先幸せになれるのか、なれないのか。
そのあたりを考えると、「この先どうするべきか」の答えも見えてきます。
相手が変わる可能性を考える
別れるか別れないかを考える時には、相手がこの先変わる可能性があるかを判断することも大切です。
- その行動をしたのが初めて
- 相手が心から反省している
- 相手があなたのことを大切に思っている
これらに当てはまるのなら、この先、相手は行動を変えてくれるかもしれません。
逆に、何度も同じ行動を繰り返していたり、反省している様子がないのなら、交際を続けても傷つくだけかも。
1年後、3年後に「相手が変わっていそうかどうか」を想像してみることも、判断をするポイントになります。
相手が変わらない可能性も理解しておく
相手が心から反省しているのなら、今後はその行動をしない可能性もありますが……、人というのは、そう簡単に変われるものではありません。
今は「変わる」と言っていても、3週間も経つ頃には、元通りに戻っている可能性もあるのです。
別れるか別れないかを判断する上では、「変化しなかった場合に幸せな交際ができるかどうか」を考えることも大切です。
例えば、記念日を忘れることが多い彼氏なら、
- 次からは自分で記念日のデートの企画をする
- 「毎年旅行に行く」などルールを決めてしまう
こんな風に対処すれば、幸せな交際を続けていくこともできるかもしれません。
相手が変わらなくても、自分の行動次第で幸せになれると感じるのなら、交際を続ける価値は十分にあります。
ただ、それに関してあまりにも負担が大きかったり、ストレスを感じる場合は、別れて新しい恋をしたほうが、幸せへの近道の場合もあります。
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許せないと感じる時に自分がするべきこと
「許せない」と感じる時には、
- 反省して欲しい
- きちんと約束して欲しい
- 態度で誠意を示して欲しい
こんな風に感じるかと思います。
しかし、これを叶えてくれるかどうかは相手次第です。
では、「許せない」と感じる時に、自分は何をするべきなのでしょうか?
被害者意識について考える
彼氏に対して「許せない」と感じる時には、自分の被害者意識が強くなっていないかを考えてみることも大切です。
被害者意識とは、「自分は相手によって傷つけられている」という意識のことです。
これは、周りに依存しがちな人ほど強くなる傾向があります。「自分が幸せになれないこと」を「周りの人のせい」と考えてしまうからです。
なので、「許せない」という気持ちが強い時には、こうした被害者意識を手放していくことも大切です。
- この人を選んだのは自分
- 自分の幸せは自分次第
- 自分を幸せにするのは自分
こんな風に意識することで、「相手のせい」という気持ちが軽減し、怒りが収まる場合もあります。
相手を「見切る」勇気を持つ
「許せない」と感じている時は、相手を切り捨てる勇気を持つことも大切です。
というのも、誠実ではない人に「誠実な対応」を求めても、自分が疲れてしまうだけだからです。
それを持たない人に、「誠実な対応をして欲しい」と求めても、望むものが差し出されることはありません。
人は何かを失うと、それを取り戻したいという心理が働くため、自分を傷つけてきた相手に拘ってしまいがちですが……
自分が幸せに生きるためには、「この人には求めても無駄だ」と受け入れ、切り捨てる勇気を持つことも大切です。
要望を具体的に言葉にして伝える
「許せない」と感じる時には、自分の気持ちや要望を、具体的に言葉にして伝えることも大切です。
例えば、「もっと私を大切にして」と伝えても、彼氏にはその「もっと」と「大切にする」がどういう行動を言うのかが、イメージできない場合もあります。
「記念日は高めのレストランで食事がしたい」など、具体的な要望を出すと、男性もそれが叶えやすくなります。
相手に何か「して欲しい」と思うことがあるのなら、それを言葉にして伝えることは、良い関係を築いていくためにも大切です。
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この記事のまとめ
この記事では、謝られても許せない心理や、怒りが収まらない時の対処法を紹介してきました。
まとめると……
- 謝られても許せないのは、納得ができていなかったり、傷ついた心が癒えていないから
- 怒りが収まらない時には、まずは冷静になり状況を客観的に判断することが大切
- 相手に明らかな過失がありそれが改善しないと判断した場合は、見切る勇気を持つことも大切
と、なります。
怒りが収まらないときには、まずは自分が何に怒っているのか(何を傷つけられたと感じているのか)を明確にしてみてください。
それをするだけでも、怒りの気持ちがスッと収まる場合は多いです。
また、気持ちや体が疲れているときはイライラしてしまいがち。
「お互い疲れているなー」と感じるときには、思い切って温泉やマッサージでリフレッシュするのもおすすめですよ。
自分の気持ちと向き合いながら、ベストな判断をしてみてくださいね。
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