欠乏感を埋める方法
何かが足りない気がする……
「楽しいはずなのに、何かが足りない」
あなたは毎日の中で、こんな気持ちを感じていませんか?
それは、あなたが心の中に『欠乏感』を抱いているからかも。
欠乏感の意味
『欠乏感』は、
- 不足感
- 物足りなさ
- 不満
こうした言葉で言い換えられます。
「何かが足りない」というその感覚。
いったいどうすれば解消することができるのでしょうか?
欠乏感をなくす方法
欠乏感をなくすには、
- どうして欠乏感を感じるのか?
- どうすればその欠乏感をなくすことができるのか?
この2つを知ることが大切です。
この記事では、あなたが欠乏感を感じる理由と、それを解消して幸せになる方法を解説していきます。
なぜ欠乏感があるのか?
状況は関係ない
実は『欠乏感』を感じるのに、状況は関係ありません。
- ビジネスで成功している
- 素敵な恋人がいる
- 結婚して家庭を築いている
こうした状況でも、欠乏感がある人は大勢いるのです。
同じ状況でも幸せな人もいる
逆に、同じ状況……もしくは客観的に見ればもっと恵まれていない状況でも、全く欠乏感を抱いていない人もいます。
何も持っていなくても、心から笑える人と。
何もかもを持っていても、心から笑えない人。
どちらが幸せかと言えば、前者です。
そして前者は、長い目で見ると『豊かな人生』が生きられる傾向があるのです。
では、両者の違いはなんなのでしょうか?
欠乏感がある人とない人の違い
なぜ満たされないのか?
欠乏感がある人は、たとえ客観的に見ればどんなに豊かで恵まれた状況にあっても、幸せを感じることができません。
言い換えれば、幸せを『受け取ること』ができないのです。
- 100万円があっても豊かだと思えない
- 「愛している」と言われても嬉しくない
- 恋人と抱き合っても幸せを感じない
実はこれには、その人が持っている『セルフイメージ』が深く関連しています。
セルフイメージとは?
セルフイメージとは、自分が無意識に抱いている『自分への印象』です。
欠乏感がある人は、
- 自分は愛されない人間だ
- 自分は不幸な人間だ
- 自分は世界から孤立している
こんな風に、自分に対してネガティブな印象を持っている場合が多いのです。
ネガティブだと受け取れない
セルフイメージがネガティブな人は、現実をネガティブに受け取ってしまいます。
- 自分は愛されない人間だから、「愛している」という言葉は嘘だ
- 自分は不幸な人間だから、この100万円はすぐになくなるだろう
- 自分は世界から孤立しているから、恋人とは表面だけの関係だ
ほとんど無意識に、こんな風に考えてしまうのです。
そのため、客観的に見れば幸せな状況でも、それを受け取れない。
「幸せだ」とか「嬉しい」と感じられないのです。
欠乏感は執着に繋がる
欠乏感は埋めたくなる
欠乏感というのは、不快な感覚です。
そのため欠乏感を抱いている人は、なんらかの方法でそれを埋めたくなります。
- 成功したい
- 恋人が欲しい
- ブランド品が欲しい
こんな風に、何かを手に入れることで、「足りない」という気持ちを埋めようとするのです。
「足りない」が強い執着を生み出す
そして欠乏感が強ければ強いほど、人はその対象に執着するようになります。
なぜなら、それがないと自分は「足りない」と感じるから。
「足りない」という気持ちが、「どうしても欲しい」という執着を生み出すのです。
……しかし、たとえそれを手に入れても、欠乏感が埋まることはありません。
一時的には満たされるかもしれませんが、根底にあるセルフイメージが変わらなければ、またすぐに欠乏感を感じてしまうのです。
欠乏感は焦りや不安も生む
また、欠乏感は焦りや不安を生み出します。
そのため欠乏感が強い人は、
- いつもどこか落ち着かない
- いつもイライラして怒りっぽい
- いつも不安そうな表情をしている
こうした状態になりがちです。
不足感を根本から手放すには
セルフイメージを変える
欠乏感(やそれから生まれる焦りや不安)をなくすには、そもそも自分が抱いているネガティブなセルフイメージに気づき、それを変えていくことが大切です。
- 自分は愛される存在だ
- 自分は恵まれている
- 自分は幸せな人間だ
こんな風に、自分への印象を変えること。
それができると、欠乏感は解消され、毎日を心から笑顔で過ごせるようになります。
欠乏感を手放すとどうなるか?
欠乏感を手放すことで、
- 心から笑える
- 喜びや幸せを感じられる
- 余裕や自信が持てるようになる
こうした良い効果があります。
そしてその結果、人生がより良い方向へと動き出すのです。
効果的なワークは『感謝』すること
欠乏感を手放すためには、実は『感謝』が効果的。
日常生活の中で、心を込めた「ありがとう」をたくさん言うのです。
それは、自分に与えられた愛に気づき、それを受け取るレッスンです。
- 道が綺麗に掃除されていること
- 暖かい陽の光を感じられること
- 自分を気にかけてくれる人がいること
こうしたことに気づくと、先に紹介したような前向きなセルフイメージを自然と持てるようになるのです。
自分と他人を信頼すること
そして「ありがとう」と愛を受け取ることは、自分と他人を信頼することでもあります。
- 自分は愛を受け取れる素晴らしい存在だと信じる
- 他人は愛を与えてくれる素晴らしい存在だと信じる
自分と他人は、コインの裏と表のようなものです。
他人を信じることは、自分を信じることでもあり。
そして自分を信じることは、他人を信じることでもある。
感謝のワークは、自分と他人への信頼を同時に高めることができるので、意識改革に効果的なのです。
この記事のまとめ
欠乏感を手放せば人生が変わる
いかがでしたか?
欠乏感があると、人生はなかなか思うように進まないものです。
逆に言えば、欠乏感をなくせばこれまで滞っていたものも、スムーズに進むようになるということ。
「足りない」という気持ちは、自分の中から生まれるものです。
そしてそれは、あなたさえその気になれば簡単に手放せるもの。
欠乏感を手放すポイント
欠乏感を手放すポイントは、
- 感謝
- 信頼
この2つです。
あなたはもともと素晴らしいのだということ。
そしてあなたが生きるこの世界も素晴らしいのだということ。
そんなことを信じて、欠乏感を手放してみてくださいね。
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