ホロスコープで恋愛診断する方法
あなたはホロスコープをご存知ですか?
ホロスコープとは、簡単にいえば星占いのこと。
自分が生まれた時の星の位置を調べて、運勢や才能などを調べる占いの手法です。
……というと難しそうに聞こえるかもしれないけれど。
実はこのホロスコープ、自分でも簡単に調べることができるとご存知でしたか?
この記事では、自分や好きな人のホロスコープの調べ方や、ホロスコープで恋愛的な運勢や相性を調べる方法を紹介しますね。
もくじ
ホロスコープとは?
自分が生まれた時の空の地図
冒頭でもお伝えした通り、ホロスコープとは「自分が生まれた時間の星の位置」から運勢を診断する占い手法のことです。
例えば、よく雑誌などで見かける「星座占い」も、ホロスコープの一部。
あれは自分が生まれたときに太陽の位置(星座)で、運勢を占っています。(2月生まれなら太陽は水瓶座……という具合)
本格的なホロスコープ診断では、太陽星座に以下のものを加えて運勢を診断していきます。
- 10個の天体
- 12星座
- 12のハウス
- ノード軸(太陽と月の通り道の交差点)
- 小惑星
- 天体同士の角度
……なんだかちょっとややこしそう!?
でも、安心してください。
いくつかのポイントを抑えてしまえば、簡単に自分や気になる人を診断することもできるのですよ。
ホロスコープは1人1人違う
私たちがいる「地球」の周りには様々な天体(太陽・月・木星などなど)がありますが……
私たちはそうした天体の影響を受けている、というのがホロスコープの基本的な考え方です。
そして、生まれた場所や時間によって、天体の位置は違います。
それらを読み解き、人生に役立てていくのがホロスコープなのです。
ホロスコープで才能や好みが分かる
ホロスコープでは、以下のことが分かります。
- 才能や得意分野
- 好みや夢中になれること
- 好きな異性のタイプ
- 家族との関係
- 結婚の時期
……そうなのです。
ホロスコープを見れば、その人のありとあらゆることが丸分かりになってしまいます。
ただ、それはあくまでその人が「そういう性質を持って生まれているよ」というだけのこと。
大切なのは自分が生まれ持った才能を生かし、課題を克服し人生をより豊かにしていくことなのです。
自分のホロスコープの出し方
- 「ホロスコープ 作成」
- 「ホロスコープ 診断」
などで検索すれば、無料で自分のホロスコープを作成できるサイトが出てきます。
私が個人的によく使うのはこちらのサイト。
fa-arrow-circle-rightホロスコープを作成する
ここに、
- 生年月日
- 出身地
- 出生時間
を入力して完了です。
簡単なホロスコープの見方
ハウス×星座×天体
ホロスコープを読むときには、ハウス・星座・天体の3つの要素を見ていきます。
簡単に言うと……
- ハウス……人生の中での場面(家族、仕事、恋愛など)
- 星座……性質(魚座的な、水瓶座的な)
- 天体……才能/パワー(太陽的なパワー、水星のパワー)
こんな感じです。
ちょっと分かりにくいと思うので例をあげて見ましょう。
例えば、ある人のホロスコープが、「ハウス5が牡牛座で金星がある」という状態だったとします。
するとその人は、人生の中でのハウス5的な場面に置いて、牡牛座的な影響を受け、金星的なパワーを発揮する」というような具合です。
※ハウス5は恋愛の部屋。牡牛座はきらびやかなイメージで、金星は喜びや楽しさを表します。なのでこの人の場合、人生の中できらびやかな恋愛を楽しむ人……というような読み方ができるのです。
それぞれの星の意味
それぞれの星の意味をざっくりと解説していきますね。
- 太陽……在り方。その人そのもの。
- 月……精神。心。その人の内面。
- 水星……知性。思考。
- 火星……情熱。欲求。
- 金星……好み。快楽。
- 木星……運。なぜだか上手くいくこと。
- 土星……人生に置けるテーマ。
- 冥王星……破壊と再生。生まれ変わり。
- 海王星……幻想。本質。
- 天王星……閃き。奇想天外。
それぞれの天体には、こうした意味合いがあります。
人はそれぞれ1人1人がこの10天体のパワーを持って生まれています。なので、自分が持って生まれたこのパワーを上手く生かして行くことが大切なのです。
それぞれの星座の意味
それぞれの星座にも意味があります。
- 牡羊座……勢い、エネルギッシュ
- 牡牛座……快楽、美
- ふたご座……IT、情報
- 蟹座……女性性、共感
- 獅子座……男性性、リーダー
- 乙女座……職人、完璧主義
- 天秤座……きらびやか、平等
- 蠍座……性、アングラ
- 射手座……冒険、突き抜けている
- 山羊座……社会、政治、世界観、伝統
- 水瓶座……革命、ロック
- 魚座……スピリチュアル、アート
よく「魚座はアーティスト気質」などと言いますよね。太陽星座は他の星座でも、月や金星が魚座にあれば、アートやスピリチュアルに興味を持つかもしれません。
こうした性質も、誰もが生まれながらに持っているのです。
それぞれのハウスの意味
ハウスは、その星座や天体が影響を与え、活動する「場所」です。
- ハウス1……自分自身の部屋。自分、性格、外見
- ハウス2……才能の部屋。自分の才能、お金を稼ぐ力
- ハウス3……コミュニケーションの部屋。友達、兄弟、おしゃべり
- ハウス4……居場所の部屋。家族、家
- ハウス5……エンターテイメントの部屋。恋愛、恋人、趣味
- ハウス6……与える部屋。仕事、奉仕
- ハウス7……対人関係の部屋。結婚
- ハウス8……深いつながりの部屋。魂、心理、セックス
- ハウス9……団体の部屋。哲学、コミュニティ、同じ思想を共通するグループ
- ハウス10……社会の部屋。職業、所属するグループ
- ハウス11……世界の部屋。世界のための活動、愛
- ハウス12……精神の部屋。見えない世界、集合意識
例えば、ハウス2に天体が多くある人なら、自分の才能を生かしてガツガツ稼ぐことが可能……というように見ます。
好きな人との相性を調べる方法
さて、ホロスコープに関してざっくりと説明してきましたが……
では、好きな人との相性はどのように見るのでしょうか?
相性はシナストリーで診断
ホロスコープにはいくつかの種類があります。
- ネイタル……生まれたときの自分のホロスコープ
- トランジット……現在の天体のホロスコープ
- シナストリー……自分と他者のホロスコープを重ね合わせたもの
人との相性を見るときには、「シナストリー」というものを使います。
fa-arrow-circle-rightシナストリーを調べる
重要なのは角度
先ほど、10個の天体を紹介しましたが……
この10個の天体は、自分(あなた)を中心としてそれぞれが「角度」を形成しています。
シナストリーを見るときには、この角度がとても重要。
ここからは、ホロスコープの角度(アスペクト)について少し解説しますね。
それぞれの星への角度の影響
ホロスコープでは、「天体と天体がある角度(アスペクト)を形成する場合、それぞれに影響を与え合う」と言われています。
これは、自分のホロスコープを診断するときだけではなく、相性を見るときには非常に重要です。
特に影響が大きいのは0°
0°というのは、天体同士が同じ場所にある状態のことを言います。
これは「コンジャクション」と言って、もっとも影響が大きい角度です。
例えば、月(精神)と海王星(幻想)がコンジャクションの場合、その人は夢見がちな性質が強く出るかもしれません。
仲良しになれる60°と120°
天体同士で良い影響を与え合うと言われているのは、60°と120°です。
これは「セクスタイル」と「トライン」と言います。
お互いが反発し合わずに共鳴し合う関係なので、例えば相性診断でトラインが多いのなら、
- 居心地がいい
- 楽しい
- 楽
と感じるような関係が築けます。
なぜだか惹かれ合う!?180°と90°
天体同士で、「摩擦を生む」と言われているのが90°と180°です。
これはそれぞれ「スクエア」と「オポジション」と言われていて……良くも悪くも刺激的な関係です。
恋愛には欠かすことができない角度とも言えるけれど、スクエアやオポジションが多すぎる相手とは、惹かれ合う反面なかなか心が落ち着かないかも!?
恋愛で重要なのは太陽・月・火星・金星
異性との相性を見る場合、重要な天体は太陽・月・火星・金星の4つです。それぞれについて解説していきますね。
太陽は夫や父親を表す
女性の場合、ホロスコープにおいての太陽は夫や父親を表すと言われています。(男性の場合は自分自身を表している)
これは、太陽が自分の中の「男性性(人に何かを与える力)」を表しているから。
夫や父親というのは、それが投影されたものなのです。
太陽を上手く活かしている女性には、以下のような傾向があります。
- 愛情に溢れている
- 良いパートナーに恵まれる
- 父親との関係が良い
太陽を活かすというのは、簡単にいえば、自分に自信を持ち、才能を活かして周りの人に惜しみなく愛情を与えること。
これができている女性は自然と良い男性とも出会えるのです。
女性にとっての太陽とは、理想の男性であり理想の自分の生き方でもあります。
……と言ってもこれは「牡牛座と男性と結婚する」ということではなく。
あなたの牡牛座的な部分を満たしてくれる人や、理解してくれる人、あるいはあなたの牡牛座的な部分が反応する人が理想……ということです。
「牡牛座的な要素を持っている男性」と捉えると分かりやすいかもしれません。
月は自分の女性性を表す
ホロスコープで相性を見る場合には、月も重要です。
月というのは心や感情や女性性の象徴。
女性の場合は自分自身、男性の場合は妻や母親を表すと言われています。
女性の場合は、自分の月と相手の太陽が良い角度を形成する相手が、相性の良い相手です。
0°、60°、120°の相手とは、一緒にいて居心地が良いと感じるし、結婚にも発展しやすいです。
火星は欲求を表す
ホロスコープにおいての火星は、欲求や(女性の場合は)好みの男性を表すとされています。
つまり、女性のホロスコープで火星を見れば好みの男性のタイプが分かる訳ですね。
また、火星同士の角度が良いと性的な相性が良いとも言われています。
金星は好みを表す
ホロスコープに置いての金星は、喜びや(男性の場合は)好みの女性を表します。
つまり、男性のホロスコープで金星を見れば、その人の好みの女性のタイプが分かる訳です。
女性の金星と男性の火星の角度が良いと、男女としての相性が良いと言われています。
ハウス5で恋愛的な相性が分かる
ホロスコープで恋愛的な相性を見るときには、ハウス5を参考にします。
ハウス5が表すのは自分が夢中になるもの
ハウス5は、趣味や異性など「自分が夢中になるもの」を表している場所です。
つまり、ここが蠍座なら蠍座的なものに夢中になり、蠍座的な異性と恋愛をしやすくなります。(実際には他の天体との関係もあるのでもう少し複雑ですが……)
そしてこの場所に天体があれば、その人は趣味や異性などにより多くのエネルギーを注ぐことになります。
エンターテイメント要素が強いのが特徴
ハウス5は、エンターテイメント的な要素が強い場所です。
そのため、ハウス5的な要素だけで恋愛をすると、楽しい反面、表面的なものだけで終わってしまうかも。
ハウス7で結婚に関する情報が分かる
ハウス5は恋愛の部屋でしたが、ハウス7は結婚を表す部屋です。(※ちなみにその間のハウス6は奉仕の部屋です)
ハウス7が表すのは他者との関わり
ハウス7が表すのは、他者との繋がりや関わり。
遊びだけではなく、成長を促すような深い繋がりへと続いていくのがこの部屋の特徴です。
例えばハウス7が魚座なら、その人は魚座的な異性を結婚相手に選びます。
結婚の相性はハウス7でチェック
- 自分の天体がハウス7に多い場合……結婚によって大きな影響を受ける
- 相手の天体が自分のハウス7にある場合……相手の存在が自分の(結婚生活に)影響を与える
こんな風に読み取ることができます。
DSC(ディセンダント)も合わせてチェック
ちなみに、ホロスコープにはいくつかの重要な「線(ハウスカプス)」が存在します。
それは以下の4つです。
- ASC(アセンダント)……ハウス1の線/その人の本質的な部分
- DSC(ディセンダント)……ハウス7の線/その人が他者の中に見るもの
- MC……ハウス10の線/その人の社会的な到達点
- IC……ハウス4の線/その人の元々の性質
これらはこんな風に読み取ることができます。
恋愛において重要なのはDSCです。ハウス7の線(ハウスカプス)が何かによって、その人が他者の中に「何を見出すか?(見出そうとするか)」というのが変わってきます。
簡単にいうなら、その人なりの「人の本質を見抜くポイントや定義」という感じですね。(結婚相手を選ぶポイントとも言える)
小惑星も恋愛に影響する?
ホロスコープには、主要な10天体の他にもいくつかの小惑星が存在します。
その中でも代表的なものを紹介しますね。
リリスで隠れた欲求が分かる
恋愛で重要な小惑星といえば、リリス。これは「人の隠れた欲求」を表すと言われています。
簡単にいうなら、「なんかムラッとくるポイント」です。
- なんだか目が話せない
- なぜだか構いたくなる
- 気づくと夢中になっている
こういう相手との相性にはリリスが絡んでいるかも。
fa-arrow-circle-right小惑星を調べる(「小惑星を表示」にチェックを入れる)
ジュノーは結婚に影響する
リリスの他には、ジュノーも結婚に影響すると言われています。
ジュノーとは、その人の「譲れないポイント」です。
ジュノーを見れば「恋愛においてその人が何を求めるか」を知ることができます。
自分の恋愛や結婚の時期も分かる!?
自分のネイタル(生まれたときの天体のホロスコープ)とトランジット(今現在/これからの天体のホロスコープ)を見れば、恋愛や結婚の時期も調べることができます。
太陽や金星に天体が重なるときはチャンス
恋愛でチャンスなのは、自分の太陽や金星に天体が重なるときです。
- 金星
- 太陽
- 木星
自分のネイたるに、トランジットのこれらの天体が重なるときは、恋愛においてもチャンス到来と捉えられます。
海王星・天王星・冥王星は変化の時!?
また、海王星・天王星・冥王星の3つの星は「トランスサタニアン」と呼ばれる影響力の大きな星。
これらが自分の太陽や金星に重なるときにも、大きな変化が起きる可能性があります。
土星は「試練の星」だけど……
ホロスコープにおいて土星は「試練の星」と呼ばれています。
それは、土星が人生に置けるテーマを表す星だから。
そのため、ネイタルの太陽・金星とトランジットの土星が重なるタイミングや、ネイタルの土星にトランスサタニアンなどが重なるタイミングも、結婚などの大きな変化を経験する可能性があります。
ホロスコープで素敵な恋をGETするには?
まずは自分をしっかり生きること!
自分にとって最高の人と出会う方法は実は簡単。
それは、自分らしく人生を生きることです。
逆にそれをしなければ、自分に合う場所に行くことも、自分と合う人と出会うこともできません。
素敵な恋をGETするためには、まずは「自分を活かすこと」が大切なのです。
相手との相性が悪かったらどうする?
もしもホロスコープで相手との相性が悪かった場合はどうすれば良いのでしょうか?
私がおすすめするのは、気にせずに恋を楽しむことです。
というのも、ホロスコープはパッと見ただけでは読み取れない情報もあるから。
例えば太陽と月の角度が悪くても、その他の天体次第ではラブラブになれる可能性もあります。
「誰かに言われたから……」と諦めてしまうのではなく。自分が納得できるような行動を選んでみてくださいね。
恋愛のチャンスはたくさんある
ホロスコープを見れば分かりますが、恋愛のチャンスというのは実はたくさんあります。
なので、「○年の×日がチャンスだから、その日に絶対彼氏を作らないと……」などと焦らなくても大丈夫。
目の前のことを1つ1つ大切にしてするべきことをしていれば、ちゃんとベストなタイミングで素敵な出会いはやってきます。
そのことを忘れずに、毎日を楽しんでいきましょう!
この記事のまとめ
いかがでしたか?
ホロスコープは追求すればするほど面白いのです。
「自分で読むのは難しい……」と思う時には、ホロスコープを読める占い師にみてもらうのもおすすめ。
恋愛に悩んだときには、参考にしてみてくださいね。
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