失恋を忘れたいのに忘れられない6つの理由!次に進む方法とは?

あなたには失恋の経験がありますか?

片思いでも、両思いでも、長年つき合ったカップルや夫婦でも。どんなに気持ちが強く、純粋なものであったとしても、その恋を失ってしまうことはあります。

失恋を乗り越えるためには、まずは『失恋を乗り越えられない理由』を知ることが大切です。今回は『過去の失恋が忘れられない6つの恋愛心理とその対処法』を紹介します。

【1】強く感情が揺さぶられる恋だったから

感情が揺さぶられる

あなたが『忘れられない』と感じる恋は、どんな恋愛だったでしょうか?

一般的に『強い感情と結びついて記憶されたこと』は、後々まで記憶され続ける傾向があると言われています。ゆえに、片思いでも両思いでも『激しい恋の記憶』ほど、いつまでも心に残り続けることになります。

それを記憶することで、同じような苦痛を繰り返さず、逆に同じような快楽を繰り返し得られるように、あなたの脳が学習しようとするからです。

『失ってもなお忘れられない恋』というのは、良くも悪くもあなたにとっては心を動かされる、重要な出来事だったということ。それはお金では買えない、貴重な経験です。

あなたの『忘れられない恋の記憶』はあなたを苦しめるためにあるのではなく、あなたの人生を充実させるためだけにあるのだと知っておきましょう。

【2】答えが出ていないから

答え

辛い恋を経験したとき、ほとんどの人はこんな風に考えます。

「なんでこうなっちゃったんだろう?」と。

【1】で『強い感情と結びついて記憶された出来事は後々まで記憶され続ける』と紹介しましたが、これはその後に解説したとおり、『同じような苦痛を繰り返さず、逆に同じような快楽を繰り返し得られるように脳が学習しようとするから』です。

そういう意味で、繰り返し思い出してしまう辛い経験というのは、あなたにとっての『答え』が出ていないことでもあります。

辛い恋を経験したときには、まず『次の恋ではどうするか』を考えてみてください。

思い出すのは辛いと思いますが、覚悟を決めて、その辛い恋をトコトン振り返って分析し、自分なりに納得できる『恋が上手く行かなかった原因』と『次の恋を上手く進めるための方法』を見つけます。

『次からはもっと自分の意見をしっかりと言う』『次からはチャラい男とはつき合わない』『依存しない』などと、あなたが『これならいけるだろう』という答えを見つけることが出来ると、多少気持ちも前向きになります。

逆に、その答えが見つからないと、いつまでも「どうしてこうなっちゃったんだろう?」という自問自答を繰り返すことになります。

辛い恋をふと思い出して『ネガティブスパイラル』に陥りそうになってしまったときには、この『答え』を思い出すことで、思考を断ち切ることができます。

【3】現状に満足できていないから

未来

【2】とは逆に、『楽しかった恋愛』を思い出してしまうときもあります。

それは、現在自分が置かれている状況に不満があるとき(恋人がいない、仕事が上手くいっていないなど)です。

物事が上手くいかず、心の中に、どこか空しさや寂しさを感じているときには、心はその状況を打破しようと『過去にあんな楽しい頃があったよ〜』と教えてくれようとしているのです。

過去の恋を思い出してただ『楽しくて幸せな気持ち』になれるのであれば、心ゆくまでその恋を出すのも良いと思います。

しかし、その後に辛い別れがあったなどの理由で『恋を思い出すことが辛い』と感じるのであれば、現在自分が置かれている状況を変えて、『過去を思い出さなくても心が満たされている状態』にすることが大切です。

『あなたが心から楽しいと思える時間』を、意識して増やしてみてください。『食べ放題』など、一時的に欲求を満たすものではなく、やりがいのある仕事を見つけたり、生涯をかけて打ち込めるような趣味を探したりすると、心の底から『楽しい』と感じる時間が増えてくると思います。

もちろん、新しい恋をするのも良いです。

すぐに状況を変えるのは難しいかもしれませんが、焦らずにじっくり探してみてください。未来に向けて前向きに行動するだけでも、過去の恋を振り返る時間は減らすことができます。

【4】未来を不安に思うから

未来への不安

未来を不安に感じたときにも、『あの時、ああしていれば良かったのかもしれない』などと過去を振り返り、後悔してしまいがちです。

とはいえ、もしもあなたが過去に別の選択(『昔の恋人と別れない』など)をしていた場合にも、必ず何かしらの悩みはあったはずです。『ああしていれば良かったな』と考えてしまうときには、逆に『今の未来を選んだからこそ得たもの』を考えてみてください。

『前の恋人と別れたから、精神的に安定した』『前の恋人と別れたから、友達付き合いの大切さに気づいた』など、『こうして良かった』と思えることも、何かしら見つかるはずです。

【5】素直になれなかったから

素直な気持ち

あなたは、恋人に自分の『素直な気持ち』をぶつけられていましたか?

これは、『文句』や『言いにくいこと』をはっきり言うという意味ではなく、自分の中にある弱さを素直に相手に見せられていたか、ということです。

例えば『会いたい』と思ったときに、それを素直に口に出来たか。『寂しいから会いたい』と思っているのに、「どうして休みの日なのに仕事ばっかりしてるの?」などと文句を言ってしまう人は、大勢います。

これは『優位に立ちたい』という心理が働いている場合が多いのですが、このような意地やプライドは、人付き合いでは邪魔になる場合が多いです。素直な気持ちを口にできないと、すれ違いが生まれるからです。

『素直になれなかったこと』が理由で恋人と別れてしまった場合、もしもあなたに未練があるのであれば、思い切ってもう一度連絡を取ってみるのも良いと思います。

意地やプライドを限界までそぎ落として、正直な気持ちを伝えてみましょう。

自分から壁を崩して本音で接すると、相手も本音を話してくれる場合が多いです。そうしたところでやっぱり上手くいかない場合も多々ありますが、もしかすると、新しい関係が築けるかもしれません。

【6】相手のことがまだ好きだから

感情

なんだかんだで一番多く、そして一番やっかいなのが『相手のことがまだ好き』という理由で恋が忘れられない場合です。

『まだ好きだけれど喧嘩ばかりで耐えられない』『まだ好きだけれどどうしても許す事ができない』『こちらは好きなのに振られてしまった』など、好きという気持ちがあるにも関わらず、恋人と離れることになってしまった経験を持つ人は、実はとても多いです。

もしも相手のことがまだ好きならば、一番の方法は『相手にとっての幸せはなにか』を考えてあげることです。

相手が望むとおりのあなたになって、相手が望むとおりにしてあげてください。それが、相手にとって一番幸せなことです。

一見なんの見返りもないような行為に思えますが、それはあなたの気持ちに折り合いをつけるために、とても大切なことです。

好きな相手のために自分を変え、行動することが出来るあなたは、次の恋が同じ相手とするものであれ、違う相手とするものであれ、きっと幸せになれます。

そして、もしもこれらの行動を『できない』『やりたくない』と感じるのであれば、それは『相手への気持ち』以上に大切なもの、優先するべきもの、あるいは曲げられないものを、あなたが心の中に持っているということです。

その場合は『相手のことをそこまで(自分を変えるほどには)好きになれなかったのだ』と考えるようにしてみましょう。そして、本当に好きになれる相手を探してみてください。

おわりに

いかがでしたか?

一つの恋が終わったとき、その傷を癒すには、それなりの時間も必要です。

ふと以前の恋を思い出してしまうときには、『未練がましい』と自分を責めたり、『あのころは良かった』とため息を吐くのではなく、今回紹介した6つのことを考えてみてください。

過去の恋を思い出してしまうのは、自然なこと。

そしてその恋は、あなたを苦しめるものではなく、あなたを成長させ、幸せに導いてくれるためのものです。

少しずつ、失恋に自分なりの答えを見つけてみてください。

あなたが成長すれば、それだけあなたの人生は充実します。きっと、次にする恋は、あなたにとって素敵で、もっと幸せなものになるはずです。

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