
付き合う男性をことごとく「ダメ男」にしていく、「ダメ男製造機」ともいえるような女性には、どのような特徴があるのでしょうか?具体的な行動や性格、恋愛傾向や脱却方法を解説します。
ダメ男製造機になってない?
「付き合う男性が、なぜかみんなダメ男になっていく……」
もしかして、あなたもこんなふうに悩んでいませんか?
周りからは「男運がないよね」なんて言われることも多いかと思いますが、実は「ダメ男とばかり付き合う女性」は、無意識のうちに男性をダメにする行動をしている場合があります。
そんな女性は、心のどこかで「もしかして、自分にも原因があるのかも」と感じて、悩んでいたりするものです。
でも、大丈夫。
その原因が分かれば、ダメ男との恋愛は卒業し、素敵な男性との恋を楽しむことができます。
この記事では、「ダメ男製造機(ダメンズメーカー)」になってしまう女性の特徴や心理、そしてそんな恋愛を抜け出す方法を解説します。
一緒に、素敵な恋を掴んでいきましょう!
ダメ男製造機な女性の特徴と心理
まずは、ダメ男製造機な女性によくある特徴と心理を解説します。
他人の世話を焼いたり尽くすのが好き
ダメ男製造機な女性に一番ありがちなのは、他人の世話を焼いたり、尽くすのが好きなことです。
これは一見すると良いことに思えますが、こうした行動によって、男性の成長の機会を奪ったり、問題行動を助長してしまう場合があります。
心理用語ではこうした人のことを、「イネイブラー」とも言いますが、必要以上に世話を焼いたり、尽くすことは相手にためにならないのです。
自己肯定感が低い
ダメ男を製造してしまう女性は、自己肯定感が低い傾向があります。
「自分には価値がない」「自分はダメな人間だ」
心の中にこうした思いがあるからこそ、他人の世話を焼いたり、尽くすことでそれを解消しようとするのです。
「彼の役に立っている」「彼には私が必要だ」
こうした気持ちを感じると幸せですが、自己肯定感が低い女性は、こうした喜びを得るために、必要以上に男性に尽くし、結果的に男性をダメにしてしまうのです。
「可哀想」と感じて放っておけない
ダメ男製造機な女性は、男性が困っている時に「可哀想」と感じてしまい、つい手を差し伸べてしまいます。
それは本来なら、自分で解決するべきものなのですが、ダメ男製造機な女性は、その問題を代わりに引き受けてしまうのです。
これは優しさのようにも見えますが、「私がなんとかしてあげなきゃ」と思い行動することは、同時に相手から成長の機会を奪うことでもあります。
その結果、男性は成長することもなく、「ダメ男」でい続けることになってしまうのです。
ダメ男製造機な女性によくある行動
ダメ男製造機な女性によくある行動を解説します。
男性にお金を貸してしまう
ダメ男製造機な女性の代表的な行動は、男性にお金を貸してしまうことです。
「お金」というのは、生きていく上で必要なものであり、それをきちんと管理することは、大人として最も重要なことかもしれません。
自分の収入以上のお金は使わない。自分が生活できるだけのお金を稼ぐ。
これだけのシンプルなことですが、世の中にはそれができない男性もいます。
そして、そんな男性にお金を貸してしまう女性は、紛れもない「ダメ男製造機」なのです。
男性の家事を代行する
男性に料理を作ったり、男性の部屋の掃除をしたり、洗濯をしたり……
こうした「家事代行」も、ダメ男製造機な女性にありがちな行動です。
もちろん、結婚をしていて専業主婦だったり、同棲していて「家賃は男性が払う代わりに家事は女性が担当する」というように、役割分担ができているのなら全く問題はありません。
しかし、ただ付き合っているだけで、代わりに何かをしてもらっているわけでもないのに、「彼が大変そうだから……」「放っておいたら家がグチャグチャになるから……」と、家事代行をしてしまうと、男性はますます家事をしなくなります。
そして空いた時間で何をするかというと、遊びます。
人は楽な方向に流される生き物だからです。
場合によっては、交際すらしていないのに、「男性の家に家事をしにいく」というような女性もいますが、このタイプの女性は男性をダメにしやすいので、注意が必要です。
浮気やギャンブルを見逃す
浮気やギャンブルを見逃すのも、ダメ男製造機な女性にありがちな行動です。
「もうしないから」「今度は約束を守るから」
こうした言葉を信じてしまうのかもしれませんが、一度許してしまうと、男性は「また同じことをしても、許してもらえる」と錯覚します。
そして、何度も同じことを繰り返すのです。
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ダメ男製造機な女性の恋愛傾向
ダメ男製造機な女性の、恋愛の傾向を解説します。
ダメな男性に惹かれやすい
ダメ男製造機な女性は、そもそも「ダメ男」に惹かれやすい傾向があります。
それは、心の中に「男性の世話を焼きたい」「尽くしたい」「男性の役に立ちたい」という願望があるからです。
これは優しさにも見えますが、その根底にあるのは「自分を満たしたい」という気持ちです。
ダメ男製造機な女性にとって、ダメ男、あるいはその素質のある男性は、自分を満たしてくれる存在なため、無意識に惹かれてしまうのです。
付き合う男性をダメにする
ダメ男製造機な女性は、付き合う男性を「ダメ男」に育てていきます。
相手を甘やかしたり、楽をさせたり、問題を助長するような行動をしてしまうからです。
例えば、浮気やギャンブルを容認したり、お金を貸す行為がそれに該当します。
よくいえば心が広いし、場合によっては「器が大きい」などと言われることもあるかもしれませんが、こうした行動は男性のためにはなりません。
交際期間が長くなるにつれ、男性は「ダメ男化」してしまいます。
交際期間は長い傾向がある
ダメ男製造機な女性は、交際期間は比較的長い傾向があります。
というのも、ダメ男との恋愛は、ダメ男製造機な女性にとって「満たされるもの」だからです。
表面的には辛そうに見えるし、「どうしてあんな男と付き合っているの?」と周りから言われることも多いかもしれませんが、本人は男性の役に立ったり、必要とされることで心が満たされています。
また、ダメ男製造機な女性は、男性からすると「自分に楽をさせてくれる女性」なので、手放し難いのです。
いわゆる「共依存」のような状態になり、なかなか離れられないケースもあります。
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ダメ男製造機を辞める方法とは?
ダメ男製造機な女性は、ダメ男との恋愛をなかなか辞められない一方で、心のどこかでは「こんなのはおかしい」「もっと幸せな恋愛がしたい」と思っているものです。
では、ダメ男製造機を辞めるには、なにをすれば良いのでしょうか?
「自分に問題がある」と気づく
ダメ男と付き合っていると、問題があるのは男性の方だと思ってしまいがち。
しかし、「付き合う男性がことごとくダメになっていく」というような場合は、女性側にも問題があるケースが多いです。
無意識のうちに「ダメ男」を選んでいたり、相手をダメにする行動をしてしまっているのですね。
「もしかしたら、自分がダメ男を作り出しているのかもしれない」と、まずは自覚することが、ダメ男との恋愛を辞める第一歩です。
甘やかすことは優しさではないと知る
ダメ男製造機な女性には、優しい人が多いです。
- 苦しむ姿を見たくない
 - 泣いている姿を見たくない
 - 辛い思いをさせたくない
 
こんなふうに感じるのは決して間違いではありません。
しかし、「甘やかすこと」は必ずしも優しさではないのです。
なぜならそれは、相手の成長の機会を奪ってしまうことだから。
「相手にとって本当に必要なことは何か?」を考え、相手が困っていても、手を差し出さずに信じて見守ることも、時には必要です。
尽くすのは「自己満足」と考える
男性にお金を貸したり、尽くす行為をしていると、心が満たされることもあるかと思います。
なぜなら、相手の役に立っているし、必要とされていると感じられるから。
また、相手のダメな部分を受け入れていると、良いことをしているような気持ちになりますよね。
でもこれは、言ってしまえば自己満足です。
こうした行動は、一見相手のための行動に見えて「自分のための行動」だからです。
男性を甘やかしたくなった時には、「これは自己満足かもしれない」と考えることも、行動を変える助けになります。
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ダメ男製造機な女性の注意点
ダメ男製造機な女性は、何に注意すれば良いのでしょうか?
「痛み」から逃げない
意外かもしれませんが、ダメ男製造機な女性は、無意識のうちに「痛み」から逃げている場合があります。
「いやいや、こんなに恋愛で苦労しているし、むしろ自分から痛みを選んでいるのでは?」と思うかもしれませんが……
ダメ男製造機な女性にとっての本当の痛みとは、自分の根本的な問題を受け入れることです。
- 「私は悪くない」
 - 「私には責任はない」
 - 「いつか何とかなる」
 
こうした考え方を持っていると、いつまでも状況は改善しません。
「辛い恋愛をしているのは、男性ではなく自分の責任」と考えることは、成長のために大切です。
受け入れることが愛だと思わない
ダメ男製造機な女性は、「ダメな男性」を受け入れることが、愛だと思っている場合もあります。
こうした考え方を持っていると、より問題がある男性を選びますし、男性の問題行動を助長させてしまいます。
そしてその結果どうなるかというと、いつか男性は破滅します。
社会的な地位を失ったり、自己破産をしたり、女性関係で大きなトラブルを引き起こすかもしれません。
そしていつかは、女性側も受け入れきれなくなります。
「ダメな男性を育てること」は、その時はお互いに満たされるかもしれませんが、幸福な未来には繋がりにくいのです。
時には相手を叱咤したり、関係を断ち切り「問題に気付かせること」も愛の形です。
他人と自分を同一視しない
ダメ男製造機な女性は、他人と自分を同一視してしまいがち。
簡単にいうと、「男性の幸せが自分の幸せ」と考えてしまうのです。
そのため、男性中心な生活を送ったり、男性の意見や考え方に自分を合わせてしまいがち。
でも、いくら恋人同士といえど、相手は自分ではない「他人」です。
相手には相手の人生があるし、自分には自分の人生がある。
こうした意識を強く持つと、自分と他人を線引きすることができます。
そして他人の人生は、その人自身に責任があるのだと認識でき、「ダメ男の製造」を辞めることができます。
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この記事のまとめ
この記事では、「ダメ男製造機」な女性の特徴を解説してきました。
まとめると……
- ダメ男製造機な女性は、無自覚に男性を甘やかしたり、尽くしすぎてしまう傾向がある
 - ダメ男製造機な女性は、「問題のある男性」を受け入れることに喜びを感じてしまいがち
 - ダメ男製造機を卒業するには、「ダメ男を作り出しているのは自分」という自覚を持つことが第一歩
 
と、なります。
好きな人のことは、ついつい甘やかしてしまうかもしれませんが……
しかしそれは、相手のためにならない場合も多いです。
必要な時には手を貸すし、そうではない時には見守る。
このジャッジができるようになると、周りの人との関係も変化していきます。
「なんか、私ってダメ男とばかり恋愛をしているかも……?」と感じた時には、今回紹介したことを思い出してみてくださいね。
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