恋愛ができないのは「恋を知らない」からだった|感情の目覚め方

恋愛感情がわからないあなたへ

「恋愛ってどうするもの?」「誰かを好きになるって、どういうこと?」

そんなふうに思ってしまう自分に、不安や焦りを感じていませんか?

周りの友達は恋をして、誰かに夢中になっているのに、 自分だけがその波に乗れていないような感覚……。

けれど、その気持ちは決しておかしいものではありません。

恋愛感情がわからないのは「恋ができない」のではなく、「恋を知らない」だけ。

この記事では、その理由と背景、そして感情の育て方や恋の入口について、やさしく解説していきます。

あなたの中にある「恋の種」が芽吹くきっかけの1つになりますように。

「好き」になれない理由とは

誰かを好きになりたいけどなれない。それはどうしてなのでしょうか?

感情が動いていない!?

「恋愛感情」という言葉からもわかるように。恋愛には感情がとても重要です。

そのため、

  • 自分の気持ちを表現するのが苦手
  • 感情に蓋をしてしまうことが多い
  • 周りに合わせ過ぎてしまう

こうした傾向のある女性は、自分の中に「好き」という気持ちが生まれてもなかなか気づかないかもしれません。

いい人と出会いっていないだけ

恋愛感情が湧かないとき。「私はおかしいのかな……」と自分を責めてしまう女性は多いです。

でもしかし。

それはたた単純に、あなたが「好き」と思えるような素敵な男性との出会いがないだけかもしれません。

  • 職場に男性が少ない
  • 男友達がいない
  • 休日は家で過ごすことが多い

こうした状態の場合も、好きな人ができない原因は「好きになれる男性と出会えていないこと」かもしれません。

恋愛にまじめすぎる

恋愛にまじめな女性も、実はなかなか好きな人ができない傾向があります。

というのも、恋愛にまじめな女性は「好きな人=結婚して生涯を添い遂げる人」と考えてしまうから。

「ちょっといいな」と思う男性がいても、「好きというほどではないかも……」と自分で好意を否定してしまうのです。

無意識に恋を遠ざけるパターン

無意識に恋愛を遠ざけている場合もあります。

自己肯定感や過去の影響

「自分なんて愛されない」「どうせ無理」

そんな思い込みから、無意識に恋愛を遠ざけてしまう場合もあります。

これは、過去に誰かから傷つけられた経験や、否定され続けた過去からくるものかもしれません。

恋愛感情を遠ざけているのは、“自分を守るため”のやさしい反応なのです。

感情を抑える癖があると……

感情表現が苦手、自分の気持ちを言葉にするのが怖い。

そう感じる人は、過去の経験や育った環境の中で「感情を出さないほうが安全」と学んできたのかもしれません。

その結果、自分の恋愛感情にはもちろん、他人からの恋愛感情にも気づきにくくなってしまうことがあります。「感情の交流」を無意識に避けてしまうからです。

 

恋に感情が大切な理由

恋愛は、理屈ではなく“気持ち”で動くもの。

その感情に自分で気づけないと、恋のスタートラインにも立てないような感覚になるのです。

だからこそ、小さな気持ちの動きに気づくことが恋への第一歩になります。

恋愛感情を目覚めさせるには?

恋愛感情を目覚めさせるには、何をすれば良いのでしょうか?

自分の感情に気づく習慣を

まずは「心地よい」「うれしい」「安心する」といった感情を日常の中で拾ってみましょう。

小さな感情に気づくことで、心のアンテナが磨かれ、恋愛感情も育ちやすくなります。

恋愛作品や恋バナから学ぶ

映画や漫画、小説、誰かの恋愛体験談——

それらに触れることで、「こんな恋いいな」「こんな気持ちになってみたいな」と感じられる瞬間があります。

その小さな憧れや疑似体験が、感情のスイッチを入れてくれることもあるのです。

浅田悠介さんの宇宙が終わるまでに恋したい』という本は、私自身が「もう恋なんて無理かも……」と思っていた時期に読んで非常に感銘を受けた本なので、非常におすすめです。

ときめきは後からでも育つ

世の中には「一目惚れ」というものもありますが、「好き」という気持ちは必ずしも"始めて出会った瞬間に生まれる"とは限りません。

  • ずっと友達だったけれどいつの間にか好きになっていた
  • 仕事でのトラブルを助けてもらったときに好きになった
  • 誘われてデートに行ったらとても楽しく好きになった

こんなふうに、「じわじわ好きになる」ケースも多いのです。

なので焦らず、まずはゆっくりと「目の前の相手」との時間を楽しむことから始めてみましょう。

恋を知らない人の出会い方

「好きという気持ちが分からない」「自分はまだ恋を知らない」……でも、恋をしてみたい。

そんな時には、どうすれば良いのでしょうか?

ペースを守れるアプリを使う

恋愛に慣れていない人ほど、自分のペースで始められる場所が大切。

ペアーズは、プロフィールの価値観や趣味から相手を探せるマッチングアプリ。

いきなり恋をする必要はありません。「こういう人がいるんだ」とのぞいてみるだけでも、新しい世界が開けます。

「条件」で結婚するのもあり

また、「好き」という気持ちがいまいち分からないという状態でも、結婚をすることも可能です。

  • 子供が欲しい
  • 人生を共にするパートナーが欲しい
  • 一緒に趣味を楽しみたい

むしろ、結婚となると「恋愛感情」にも条件や価値観の一致が大切になります。

結婚を考える年齢なのであれば、「恋愛を飛ばして結婚」という選択肢もなしではありません。

恋人より友達から始めてもOK

「最初から好きにならなきゃ」と思わず、 気の合う人と“友達として”やりとりすることから始めてみるのもおすすめです。

例えばアプリなら、プロフィールに「恋愛があまり良く分からないから、まずは友達として仲良くなりたい」という希望を記載しておけば、同じようにゆっくりとしたペースで距離を縮めたいと考える男性と出会いやすくなります。

一緒に笑う。一緒に美味しいものを食べる。一緒に綺麗な景色を見る。

そうした『感動体験』を共有することで、「好き」という気持ちが育つかもしれません。

よくある質問Q&A

Q1. 恋愛感情がわからないのは異常ですか?

まったく異常ではありません。感情の芽生え方には個人差があります。焦らず、自分のペースを大切にしましょう。

Q2. 恋愛に興味がない私はおかしい?

いいえ、それはあなたの心の今の状態にすぎません。興味が湧いたときに動き出せば十分です。

Q3. 恋愛が苦手なまま一生独身かもしれないと不安です

不安に思う必要はありません。あなたの人生をどう彩るかはあなた次第です。いざとなれば「結婚相談所を使う」などの方法もあります。

愛丸さくらから、あなたへ

恋愛ができないと感じるとき、 どこかで「自分は欠けているのかな」と思ってしまうことがあるかもしれません。

でも、大丈夫。

それはあなたの心が、誰かを大切にする準備を、ゆっくりしているだけ。

焦らなくていい。恋は、あなたの心が目を覚ましたときに、自然と始まるものだから。

わたしも昔は「恋ってなに?」と思っていた一人です。

でもある日、ふとした瞬間に、心があたたかくなるような感情に出会いました。

その感覚が、恋のはじまりでした。

あなたにも、きっとそんな瞬間が訪れます。 その日まで、どうかご自分の心をやさしく見守ってあげてくださいね。

まとめ|恋愛ができない自分も、大丈夫

恋愛感情がわからない。誰かを好きになれない。

そんな自分を、否定しなくていいのです。

恋は「しなきゃいけないもの」じゃない。 あなたが誰かに心を向けたくなったときが、そのスタートライン。

今はまだ知らないだけ。 その“知らない”という余白の中に、 あなたらしい恋のかたちがきっと眠っています。

いつかその恋が、あなたの心にそっと灯る日を楽しみにしていますね。

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いつも暖かい応援、ありがとうございます。あなたの恋が素敵な未来に繋がりますように……☆