「愛されたければまず自分が愛しなさい」の名言は本当?愛が返ってくる仕組み

「愛されたければまずは他人を愛しなさい」という言葉があるけれど、それって本当?人を愛すると自分に返ってくる理由を解説します。

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愛されるにはまずは自分から!?

「愛されたければまず自分が愛しなさい」

この言葉を、あなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?

言っていることはなんとなく分かるような気がするけれど、でも、それってどうしてなのでしょう?

「愛が欲しい!」と思っているのに、どうして先に人に与えなければいけないの?

実はこれには、ちゃんと理由があるのです。

この記事では「愛されたければまず自分が愛しなさい」と言われている理由や、愛が巡り巡って自分に返ってくる仕組みについて解説します。

「愛されたければまず自分が愛しなさい」と言われる理由

まずは、「愛されたければまず自分が愛しなさい」と言われる理由を見ていきましょう。

古代ローマの哲学者セネカの言葉

「愛されたければまず自分が愛しなさい」は、古代ローマの哲学者であるセネカの言葉であり、ラテン語の格言としても有名です。

「ヘミングウェイの言葉」として検索されることもあるようですが、これは2005年に放送されたドラマ「花より男子」の中で、ヘミングウェイの小説の一節と一緒にこの言葉が使われたことがきっかけで、誤解が生まれてしまったようです。

愛の重要性は聖書やさまざまな偉人も説いている

「愛すること」の重要性については、聖書やさまざまな偉人が説いています。

他人を愛することで、私たちは成長し、人生をより豊かにすることができるからです。

多くの人がそのことを実感しているからこそ、「愛されたければまず自分が愛しなさい」という言葉も、日本でも広く受け入れられているのかもしれません。

マーフィーの心理法則と誤解されることも!?

潜在意識を活用した成功法則で有名な、ジョセフ・マーフィーの言葉に以下のようなものがあります。

「愛されたければまず自分“を”愛しなさい」

日本語にするとたった一文字の違いですが、先に紹介した「愛されたければまず自分“が”愛しなさい」が他人を愛することを指しているのに対して、こちらは自分自身を愛することを指しているので、その意味は大きく異なります。

しかし言葉的には非常に似ているので、「愛されたければまず自分が愛しなさい」という名言も、心理法則だと思っている人も多いかもしれません。

「愛されたければまず自分が愛しなさい」は本当?

「愛されたければまず自分が愛しなさい」の言葉は有名ですが、これは本当なのでしょうか?

「愛されるに足る人間」になる

「愛されたければまず自分が愛しなさい」という言葉は、「他人に愛情を求める前に、まずは自分がそれを与えられる人間になりなさい」という意味でもあります。

単純に考えて、「愛してくれ」と周りに求めてばかりの人よりも、他人のことを無条件に愛することのできる、懐の深い人間に魅力を感じるのは、当然のことですよね。

「愛されたければまず自分が愛しなさい」という言葉は、愛情を欲している時には見落としてしまいがちな、物事の本質を突いているのです。

「好意の返報性」という心理法則がある

「愛されたければまず自分が愛しなさい」という言葉は、実は心理学的な観点から見ても正解です。

というのも、人の心理には「好意の返報性」というものがあるからです。

これは簡単にいえば、「人は好意を与えてくれた相手に、同じように好意を返したくなる」という心理的な働きのこと。

誰かに親切にされたら、自分もその相手に親切にしたくなるし、誰かに愛情を与えられたら、同じように愛情を返したくなるのです。

自分のしたことが自分に返ってくる

日本には、「自分のした行いは全て自分に返ってくる」という考え方があります。

因果応報とか、自業自得という言葉で表されることもありますね。これは仏教由来の考え方とされていますが、子供のころに学校の先生や親などから、こうした言葉を言われたことのある人も多いのではないでしょうか?

良いことも悪いことも、自分のした行いは自分に返ってきます。

悪い行いをすると、それがさらに悪いことを引き起こし、「悪い出来事の連鎖」に繋がってしまうからです。逆に、良い行いをすると、それがさらに良いことを引き起こし、「良い出来事の連鎖」に繋がります。

誰かを愛することで、それがさらなる愛を生み、やがては自分に返ってくるのです。

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自分が愛すると愛してくれる人を引き寄せられる!?

「愛されたければまず自分が愛しなさい」という言葉は、「引き寄せの法則」と結び付けられることも多いです。そのことについて、詳しく解説します。

愛が愛を引き寄せる

先ほど軽く触れた「因果応報」という言葉は、「原因には必ずそれ相応の結果がついてくる」という意味合いですが、引き寄せの法則の考え方も、実はこれと似ています。

引き寄せの法則では、「自分の現実(結果)は自分の思想や感情(原因)が引き寄せている」と考えます。思考や感情はエネルギーであり、同質のものを引き寄せるからです。

つまり、愛を引き寄せるためには、自分自身が愛のエネルギーを放つこと(≒誰かを愛すること)が大切なのです。

「類は友を呼ぶ」という言葉もある

引き寄せの法則についての解説では、「類は友を呼ぶ」という言葉が使われることも多いです。

日常生活の中でこれを実感したことのある人も多いかと思いますが、自分の周りには「なんとなく自分と似た人」が集まるものです。

これには、

  • 波長が合うから
  • 一緒にいて居心地が良いから
  • お互いに「味方」だと感じるから

こうしたいくつかの理由が考えられるのですが、自分が周りの人を愛して大切にしていると、自分の周りには同じように、周りの人を愛して大切にする人が集まります。

自分自身が周りを愛することで、結果的に愛を得ることができるのです。

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「愛されたければまず自分が愛しなさい」のやり方とは?

愛されたければまずは自分が人を愛する。

それって、具体的にはどのような行動をいうのでしょうか?

3つのポイントを紹介します。

1. 愛情を言葉にして伝える

「愛されたければまず自分が愛しなさい」を実践するために、最も取り組みやすいのは、愛情を言葉にして伝えることです。

「そんなの恥ずかしくてできない」と思うかもしれませんが、相手の良いところを褒めたり、相手に感謝の気持ちを伝えることも、愛情表現の一種です。

「○○の笑顔は本当に素敵だね」「今日は会えて嬉しかった」

こうした言葉を伝えることは、「愛されたければまず自分が愛しなさい」を実践するための、第一歩です。

2. 相手を大切に扱う

「愛する」とは、そのものの価値を認め、慈しむことだとされています。簡単に言うと、相手を大切にすることです。

  • 約束をきちんと守る
  • 相手の体調を気遣う
  • 相手に不快な思いをさせないように振る舞う

一見地味な行為に思えるかもしれませんが、こうした愛情も、きちんと相手には伝わるものです。

3. 相手を許し受け入れる

「相手を許す」というと少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが……

誰かと接している時に、「こういうところが嫌だな……」とか「もっとこうして欲しいな」と感じることもありますよね。

特に、自分に厳しいタイプの人は、周りの人にも厳しくなってしまいがち。ですが「周りを愛そう」と思った時には、厳しさを少し緩めて、相手の弱さや短所を「受け入れること」も大切です。

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「愛されたい」の気持ちは手放すべき?

「愛されたければまず自分が愛しなさい」と言いますが、自分の中にある「愛されたい」という気持ちは手放した方が良いのでしょうか?

見返りを求めない方が良い理由

「周りの人に愛されるために、たくさん人を愛そう」

こんな風に見返りを求めて行動をすると、不満を感じてしまいがちです。望んだ結果が得られるまでには時間がかかるし、場合によっては、自分が思っていたほどの成果が得られないこともあるからです。

また、見返りを求めて行動することで、「自分を愛してくれない人のことは愛さない」というように、打算的になって「愛情の出し惜しみ」をしてしまうケースもあります。

一方的に愛情を与えることが良いわけではないのですが、「見返りのため」という感覚は手放した方が、結果的に望む結果を得やすくなるかもしれません。

「不足感」は手放した方がいい

もしもあなたの中に、

  • 「私は誰からも愛されない」
  • 「私には価値がない」
  • 「寂しくて苦しい」

こうした愛情に対する不足感があるのなら、それは早めに手放してしまった方がいいかも。

不足感が強ければ強いほど、愛情に執着してしまうからです。愛情に執着してしまうと、周りが見えなくなったり、恋愛などの人間関係でも空回りしてしまいがちです。

愛情に対する不足感は、「自分を愛すること」で少しずつ薄れていく傾向があるので、心当たりがある場合は、まずは自分と向き合う時間を作ってみるのがおすすめです。

愛してくれる人を見つけることも大切

「愛されたければまず自分が愛しなさい」という言葉を忠実に実行している人の中には、「自分を愛してくれない相手に愛情を注ぎ続けてしまう人」もいます。

これにはいくつかの原因が考えられますが、自己肯定感の低さや、自信のなさもそのひとつです。

自己肯定感が低かったり、自分に自信がないと、自分を愛してくれない人と一緒にいる方が、むしろ居心地が良いからです。

「周りの人を愛しているのに、周りからは愛情が得られない」と感じている場合は、一度その関係を見直し、「自分を愛してくれる人」を選び直すことも必要かも。

「愛されたければまず自分が愛しなさい」という言葉にはいくつかの根拠がありますが、「自分が愛した相手」が必ずしも自分に同じだけの愛情を返してくれるかというと、そうではないのです。

愛されたい時には、あなたの価値を理解し、あなたに愛情を注いでくれる相手を選ぶことも大切です。

この記事のまとめ

この記事では、「愛されたければまず自分が愛しなさい」と言われる理由や、愛が巡り巡って自分に返ってくる仕組みを解説してきました。

まとめると……

  • 「愛されたければまず自分が愛しなさい」は心理学的にも正しい
  • 愛を求めるより、愛を与える人間になることで、周りの人から愛される
  • 「自分が愛を注いだ相手」が同じ愛を返してくれるとは限らないので注意が必要

と、なります。

愛すること・愛されることに悩んだ時は、今回紹介したことを思い出してみてくださいね。

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