甘えん坊の特徴とは?実は甘えたい「隠れ甘えん坊」の見抜き方も解説

この人、実は甘えん坊かも?

「甘えん坊」というと、あなたはどのような人を思い浮かべますか?

一般的には、「末っ子は甘えん坊」などと言われることが多いですよね。

確かに、親や兄弟に可愛がられて育った末っ子には、甘え上手で年上にも可愛がられやすいタイプの人が多いかもしれません。

でも、一見クールでしっかりしていても、実は心の中に「甘えたい」という願望を抱いている人もいます。

この記事では、そんな「甘えん坊」について徹底解説。甘えん坊な人の特徴や心理、隠れ甘えん坊の見抜き方、そして恋愛傾向や接し方のヒントまで詳しく紹介していきます。

「この人、もしかして甘えん坊?」と気になっている方や、「自分が甘え下手で悩んでいる」という方にも、きっと役立つ内容になっています。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

甘えん坊な人の特徴とは?

甘えん坊な人には、いくつか共通する特徴があります。まずはそれを確認していきましょう。

甘えたい気持ちが強い

甘えん坊な人は、根本的に「誰かに頼りたい」「かまってほしい」という気持ちを強く持っています。

それは幼い頃からの習慣だったり、逆に愛情への渇望だったり、自分を大切にしてほしいという願望の表れでもあります。

だからこそ、好きな人や信頼できる相手の前では、無意識に「甘えたくなる」行動をとることが多いのです。

素直に頼ることができる

「他人に迷惑をかけたらダメ」と教わって育った人は多いと思います。そのため甘えることが苦手な人も多いのですが……

甘えん坊な人は、「自分ひとりで何でもやらなきゃ」とは考えません。

できないことは恥ずかしいことではないし、他人を頼ることも悪いことではない。そんなふうに考えているので、自然と他人を頼ることができます。

年下ポジションになりやすい

人間関係の中で、なぜか「年下キャラ」になりがちな人っていますよね。

自分の「弱さ」や「ダメな部分」をあまり隠さない人。見栄を張らずに素直に「できない」と言える人……

そんな人は甘え上手であることが多く、周囲も自然と「守ってあげたい」「手伝ってあげたい」と感じやすいのです。

寂しがり屋で愛情に敏感

甘えん坊な人は、孤独に弱い傾向があります。

誰かと一緒にいたい、話したい、触れていたい……そうした気持ちが強いからこそ、人とのつながりを強く求める傾向があるのです。

そのぶん、愛情を感じると安心しますし、逆に無視されたり冷たくされたりすると、深く傷ついてしまうこともあります。

「実は甘えん坊」な人の隠れた心理

表面上はしっかりして見えても、心の中では「本当は甘えたい……」と感じている人も少なくありません。

そうした“隠れ甘えん坊”たちには、共通する心理があります。

プライドや恥ずかしさで甘えを隠す

「甘えるのは恥ずかしい」「弱みを見せたくない」

そんな思いから、自分の甘えたい気持ちを抑え込んでいる人もいます。

特に、男性にはこうした傾向が強いです。本音では「もっと甘えたい……」と思っていても、「そんなカッコ悪い姿は見せられない」と思うのです。

また、幼い頃から「年上なんだから、しっかりしなさい」などと親に言われて育った長男・長女も、甘えるのが苦手な場合があります。

心を許した相手にだけ甘える

普段はしっかりして見えても、心の奥底に「甘えたい」という願望を隠している人は大勢います。

そんな人は、特に恋愛相手には「甘えさせてくれる人」を求める傾向があります。普段頑張っている分、プライベートでは心を癒す時間が欲しいと考えるからです。

「この人には甘えても大丈夫」と思える相手を見つけると、どっぷりと甘えてしまうかも。

子どもの頃の家庭環境が影響することも

「甘えたい」という気持ちを素直に出せる人もいますが、なかなか出せない人もいます。

そしてそれには、子供の頃の家庭環境が影響している場合も。

「甘えるのはいけないことだ」という考えが刷り込まれている場合、本当は人に甘えたいと思っていても、なかなか素直にその気持ちを伝えることができません。

隠れ甘えん坊の見抜き方

「この人、もしかして実は甘えん坊かも?」

そう感じたときには、ちょっとした言動に注目してみましょう。

「無理しなくていいよ」の一言に反応する

隠れ甘えん坊は、「甘えたい」という気持ちに蓋をしたまま、毎日を必死に頑張っています。

でも、「誰かに支えてほしい」「甘えたい」という気持ちが、なくなる訳ではありません。

だからこそ、「無理しなくていいよ」なんて優しく声をかけられると、ついついホッとした表情を見せたり、態度が変わってしまう場合も。

ちょっと甘やかすとすぐ懐く

隠れ甘えん坊は、「甘えること」に飢えています。普段はそれを隠して生活しているからです。

そのため、ちょっと甘やかすとすぐ懐く傾向があります。

たとえば、

  • 「やってあげようか?」と申し出たときの反応
  • 悩みを聞いてあげたときの態度の変化
  • 優しく接した後のLINEの頻度

こうした小さなサインを拾ってみると、その人の本質が見えてくるかもしれません。

しっかり者キャラの裏にある素顔

「この人、しっかりしているな」と感じる人でも。

その裏に「甘えたい」という気持ちを隠していることは、珍しくありません。

誰にでも息抜きの場所は必要です。

「立場的に他人に甘えることができない人」は、なかなか周りに弱さを見せられないため、息抜きの場を求めている場合も多いです。

そして、ひとたび甘えられる環境に置かれると、心からリラックスして素直な自分を出せるようになります。

甘えん坊な人の恋愛傾向

甘えん坊な人には、どのような恋愛傾向があるのでしょうか?

愛情表現豊かで楽しい!

甘えん坊との恋愛は、基本的には楽しい場合が多いです。

なぜなら、甘えん坊は愛情表現がストレートだから。

「もっと一緒にいて?」とか「寂しいから帰らないで」とか。

好きな人からそんなふうに言われたら、やはり嬉しいものです。

相手の愛情を試してしまう!?

甘えん坊な人は、好きな人に「かまってほしい」「頼りたい」という気持ちを持っています。

それは純粋な愛情からの場合もありますが、いわゆる「確認行動」の場合もあります。

「甘やかしてくれる=自分のことが好き」と考えている場合は、必要以上に恋人に甘えて、その反応を試してしまいがちです。

相手に依存してしまう場合も……

甘えん坊にとって、自分を甘やかしてくれる相手との時間はとても心地よいもの。

しかし度がすぎると、相手に依存してしまう場合もあります。なんでも相手基準で物事を判断したり、相手に合わせすぎてしまったり……。そうした関係は、長続きしません。

恋愛で良い関係を築くには、お互いが精神的に自立し、対等な関係を築くことが大切です。

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甘えん坊は恋人を甘やかすのも得意

実は甘えん坊な人は、自分が甘やかされるのが好きな分、相手にも同じように愛情を注ぐ傾向があります。

  • 体調を気遣ってくれる
  • 好きなものを覚えていてくれる
  • 優しく包み込んでくれる

こんなふうに、好きな人や恋人にたっぷりと愛情を注ぐのも、甘えん坊の特徴です。

男性にも多い!?甘えん坊男子の特徴

甘えん坊=女性のイメージが強いかもしれませんが、実は男性にも「隠れ甘えん坊」はたくさんいます。

外ではしっかり、家では甘えん坊

男性の中には、「外ではしっかりしていなきゃ」というプレッシャーを感じている人が多いもの。

その分、プライベートでは気を抜きたくて、彼女にだけ弱さを見せる……そんなギャップ型甘えん坊も存在します。

放っておかれると不安になる

自立しているように見えても、実は寂しがり屋で、かまってもらえないと不安になるタイプも多いです。

「最近冷たくない?」「連絡が少ないと不安になる」といった言動が見られたら、彼は甘えん坊気質かもしれません。

甘えることを拒まれると深く傷つく

男性にとって「甘える」という行為は、プライドを乗り越えた勇気ある行動でもあります。

だからこそ、その甘えを拒否されたときのショックは大きく、心の距離が急激に開いてしまうことも。

彼が甘えてきたときには、「疲れてるんだね」と受け入れる優しさを持てると、と関係性も深まりやすくなります。

でも、子供扱いは嫌!

甘えん坊な男性は、恋人の前では素直になれるかもしれません。

でも、「だからといって子供扱いをされることは嫌」という男性は非常に多いので、注意が必要。

これは矛盾しているように感じるかもしれませんが、「甘えること」と「子供扱いされること」は違います。

甘えを受け入れてはもらいたいけれど、馬鹿にされたり下にみられるのは嫌なのです。

やっぱり可愛い!甘えん坊女子の特徴

甘えん坊な女性は恋愛市場でも人気がありますよね。では、甘えん坊な女性にはどのような特徴があるのでしょうか?

甘えん坊な女性は男性にモテる?

結論から言えば、甘え上手な女性はモテます。

なぜなら「守ってあげたい」と男性の庇護欲をくすぐるからです。

たとえば、

  • 「これ、やってもらっていい?」と可愛くお願い
  • 「会いたいな〜」などの甘えたLINEを送る
  • 落ち込んでいるときに素直に頼ってくる

こうした行動は、男性にとって「可愛い」と感じられる瞬間でもあります。

甘えすぎると「重い」と思われるかも…

ただし、甘えがエスカレートしすぎると男性に「重い」とか「面倒」と思われてしまいがち。

特に、自分の要望が通らないと機嫌が悪くなる……などの態度は、多くの男性に嫌がられるので注意が必要です。

本当にモテる甘えん坊な女性は、そのあたりの匙加減がとても上手です。

自立と甘えのバランスが幸せの鍵

恋愛においては、「頼りすぎず、頑張りすぎず」のバランスがとても大切です。

普段は自立しているけれど、時には素直に甘える。甘えた後は、きちんと感謝を伝える。

そんな女性は、恋愛以外の場面でも多くの人に愛されます。

甘えん坊な人とうまく付き合うには?

甘えん坊な人と接するときには、何を意識すれば良いのでしょうか?

甘えやすい空気をつくってあげる

たとえば「何かあったら言ってね」「無理してない?」と、こちらから優しく声をかけてあげるだけでも、甘えん坊な人は安心感を覚えます。

心を開いてもいいと思える空気感があることが、何よりの支えになるのです。

「あなたを認めている」という安心感を与える

「甘えたいけれど、甘えたら弱い人間だと思われる……」

そうした不安から、素直に甘えられない人も多いです。そしてそんな人の鎧を脱がせるには、相手を認めてあげることが大切。

例えば、些細な努力にも「頑張ってるね」「すごいよ」と声をかけることを意識してみてください。

自分の存在を肯定されていると感じられれば、自然と態度が柔らかくなっていくはずです。

頼られたら、できる範囲で応えるのがポイント

相手のすべてを引き受けようとすると、こちらが疲れてしまうこともあります。

だからこそ、「できる範囲で」「無理なく」受け止めるスタンスを大切に。

ときには「それは自分でやってみようか?」などと促すことも、相手にとって優しさになることがあります。

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Q&A|よくある疑問

Q1. 甘えん坊って面倒くさい?

A. 甘えん坊な人は「可愛い」と思われることも多いけれど、相手に余裕がないときや、甘え方が度を越している場合には「面倒くさい」と思われてしまうかも。人に甘えることは悪いことではありませんが、相手を思いやる気持ちを持つことも大切です。

Q2. 甘えたいときはどうすればいい?

A. まずは「甘えることは悪いことじゃない」と自分に許可を出してあげてください。信頼できる人に、素直に『ちょっと話を聞いてほしいな』などと伝えるところから始めてみるのがおすすめです。少しずつでも『甘えても大丈夫な関係』が築ければ、心が軽くなるはずです。

Q3. 甘えん坊同士の恋愛はうまくいく?

A. 甘えん坊同士の恋愛は、お互いの『甘えたい』『頼りたい』という気持ちが強いぶん、バランスを取るのが難しいと感じることもあります。とはいえ、甘えん坊は人を甘えさせるのも上手です。お互いがうまく相手を受け入れられれば、居心地の良い関係を築けます。

愛丸さくらからのメッセージ

甘えん坊って、可愛らしいですよね。

でもその反面「面倒くさい」と思われてしまう場合もあります。

自分が甘えん坊の場合には、相手を思いやる気持ちを持つこと。

相手が甘えん坊の場合には、甘えやすい空気を作りつつ、甘やかしすぎないように気をつけること。

そんなふうにバランスを取ると、甘えん坊との恋愛はうまく進みやすくなります。愛情表現豊かな甘えん坊との恋愛は楽しいので、もしも出会えたなら、その関係を大切に育んでみてくださいね。

まとめ|甘えん坊の魅力と向き合い方を知ろう

いかがでしたか?

「甘えん坊」という言葉にネガティブなイメージを持つ人もいますが、それはその人が普段頑張っているからこそ。

「しっかりしなきゃ」という気持ちが強ければ強いほど、人に甘えることは難しくなってしまいます。

でも、本当は誰しもが「甘えられる時間」を必要としているもの。特に責任のある仕事をしている場合、「息抜きできる場所が欲しい」と思うのは当然のことです。

甘えん坊と出会ったり、自分の中にある「甘えたい」という気持ちに気づいたときには。まずはその気持ちをそっと受け止めてあげてください。

恋愛においても、友情においても、甘えられる安心感と甘えさせてあげる優しさは、関係を強くしてくれます。

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