成長する人と成長しない人の違い|仕事や恋愛で「変われる人」の特徴とは

仕事や恋愛で成長する人と成長しない人の違いとは?具体的な特徴や心理を解説します。

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成長する人としない人は何が違うの?

仕事や恋愛で人と接していると、「この人はどんどん成長していくな」と感じることもあれば、逆に「どうしてこの人は全く成長しないんだろう……」と感じることもあるのではないでしょうか?

世の中には、成長する人と成長しない人がいます。

表面的には同じに見えても、両者の性質は全く異なるもの。

では、具体的には彼らは何が違うのでしょうか?

この記事では、成長する人としない人のそれぞれの特徴や違いを解説します。

「成長する人を見抜きたい」「成長しない人の心理が知りたい」と感じた時には、ぜひ参考にしてみてください。

成長する人の特徴と心理

まずは、成長する人の特徴と心理を解説します。

自分に伸びしろがあると知っている

成長する人は、「自分にはまだまだ伸びしろがあり、成長することができる」と知っている人です。

例えば、日頃から新しい知識を得ることに貪欲だったり、積極的に資格の勉強をしている人は、これに当てはまるかも。

自分の可能性を信じている人は、成長にも前向きです。

責任感が強く真面目な性格

成長する人には、責任感が強く真面目な性格の人も多いです。

「自分はこれをやらなければならない」と感じると、必然的にそれをクリアするための努力をするし、困難に立ち向かっていくうちに自然と成長していくからです。

逆に、責任感のない人はこうした意識も少ないため、辛いことや嫌なことは他人に任せ、努力や苦労を避けようとします。

素直に自分の非を認められる

自分の悪いところを素直に認められることも、成長する人の特徴です。

なぜならそれは、自分が不完全であると認めることだから。

「自分はまだまだだな」「まだ足りない部分があるな」

こんなふうに感じると、人は自然と努力をするし、成長していきます。

自分の非を認められることは、強さでもあるのです。

成長する人に見られる行動とは?

成長する人によく見られる行動を解説します。

自分の苦手なことにも積極的に挑戦する

成長する人は、自分の苦手なことにも積極的に挑戦する傾向があります。

それは、「苦手なことは乗り越えられる可能性がある」と知っているからです。

こうした気持ちを持っているため、前向きに物事にも取り組めるし、実際に苦手だったことも乗り越えやすくなります。

小さなことにも夢中になれる

小さな仕事や雑用に夢中になれるのも、成長する人の特徴です。

こうした「退屈な仕事」を楽しむことができる人は、困難に直面した時にも、明るく工夫しながら乗り越えることができます。

何気ない特技のように思えるかもしれませんが、「何事も楽しめること」は貴重な才能なのです。

周りの人に対して謙虚

成長する人は、周りの人に対して謙虚に振る舞います。

自分に自信がないわけではないのですが、「自分はまだまだだ」という気持ちがあるからこそ、人の話に真剣に耳を傾けたり、尊敬の気持ちを持って人と接することができるのです。

また、人の良いところを見つけることも得意なので、自然とそれらを吸収して自分を高めていきます。

成長しない人の特徴と心理

では、逆に成長しない人には、どのような特徴や心理があるのでしょうか?

無責任で自分勝手

責任感がなく、自分のことしか考えていない人は、基本的にあまり成長しません。

このタイプの人は、人生で困難に直面しても、他人のせいにしたり、簡単に投げ出してしまうからです。

「自分が良ければ良い」という考え方なので、「誰かのために頑張ろう」という意識にも欠けています。

自分の限界を決めつけている

自分の限界を決めつけていることも、成長しない人にありがちです。

「自分はこれ以上は無理だな」と感じていると、そもそも上を目指そうとしませんし、そのための努力をしようとも思いません。

本人に自覚はなくても、自分の限界を決めてしまうと成長は止まってしまうのです。

無駄にプライドが高い

プライドが高いのは、決して悪いことではありません。

プライドが高い人は、そのために努力をすることもできるからです。

……ただ、無駄にプライドだけが高い場合は、注意が必要。

  • 「自分は特別だ」
  • 「自分には素晴らしい価値がある」
  • 「もっと周りに認められたい」

実績も経験もないのに、こうしたプライドだけが高いと、自分の非を認めることが困難になってしまいます。

それを認めたら、「すごい人」ではいられなくなってしまうと感じるからです。

成長しない人の行動とは?

成長しない人には、どのような行動が見られるのでしょうか?

苦手なことや嫌なことからすぐ逃げる

成長しない人は、苦手なことや嫌なことからすぐ逃げます。

ストレスへの耐性が弱く、最初のうちは頑張っていても努力が継続できない場合も。

そもそも「成長したい」という意識にも欠けるため、辛い状況に耐える意味を見出せないのです。

周りへの傲慢な振る舞いが目立つ

成長しない人は、自己肯定感が高い場合もあります。

自分に対して肯定的な気持ちを持つのは良いことなのですが、「万能感」や「特別感」が強い場合は注意が必要。無意識に周りの人を見下すような態度をとってしまうからです。

そして、このタイプの人は「自分は優れている」と思っているため、なかなか成長もしません。

「ごめんなさい」が言えない

自分の非を認めない人も、成長はできません。

「自分は何も悪くない」と思っている人は、成長する必要性も感じないからです。

例えば、仕事でミスをしても言い訳ばかりだったり、周りの人のせいにしている人は要注意。

「ごめんなさい」が言えない人は、そもそも「自分に落ち度があった」と認めないため、それを変える努力もしないのです。

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仕事や恋愛に現れる両者の違い

成長する人としない人の違いは、仕事や恋愛でも顕著に現れます。

具体的なポイントを見ていきましょう。

一度で学ぶ or 同じ失敗を繰り返す

仕事でも恋愛でも、成長する人は一度の失敗でその原因や対処法を学びます。

逆に、成長しない人は何度も同じ失敗を繰り返します。

例えば、ミスを指摘した時にも「わかりました」とすぐに対策を講じるのか、あるいは口だけで何もしないのか……

この辺りにも、両者の違いが現れます。

謝罪をする or 不貞腐れる

何か失敗をした時に、成長する人は素直にそれを認めて謝罪をします。

逆に、成長しない人は言い訳をしたり、不貞腐れて謝罪をしません。

「自分は悪くない」という気持ちが根底にあるので、納得がいかないからです。場合によっては、「お前のせいだ」と逆ギレをしてくることも……。

有言実行 or 口だけ

恋人や周りの人との約束をきちんと守る人は、成長します。その約束を「大切なこと」と感じていて、それを守るための努力をするからです。

逆に、成長しない人は、約束を「大切なこと」と思っていない傾向があります。そのため、口では調子の良いことを言うけれど、行動が伴わないのです。

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成長する人を見抜く方法とは?

成長する人は、どうすれば見抜くことができるのでしょうか?

3つのポイントを紹介します。

発言と行動が一致しているか

成長する人を見抜くには、まずはその人の発言と行動が一致しているかを見るのがおすすめ。

なぜなら、成長するためには「行動」が必要だからです。

口で何かを言うのは簡単ですが、それを実行するには努力も必要。

日頃から自分の発言に責任を持ち、行動していける人は、成長する人である可能性が高いです。

逆に、無責任にあれこれ調子の良いことを言う割に行動が伴わない人は、成長するための努力も避ける可能性があります。

言い訳をするかしないか

言い訳をするかしないかを見るのも、成長する人を見抜くために有効です。

言い訳をする人は自分の非を認めないので、悪い部分を指摘されてもそれを改めようとしません。

逆に、言い訳をせずに素直に自分の非を認める人は、それを変えるための行動もしていけます。

自分を客観視できるかどうか

自分を客観視できるかどうかも、成長する人を見抜くためには大切です。

自分の主観だけで物事を判断する人は、どうしても自分の悪いところや伸びしろに気づきにくくなってしまいがち。

「自分はこういうところが悪いな」「自分にはまだこんな可能性があるな」

こんなふうに気づき成長していくためには、自分を客観視する能力も必要です。

成長する人になる方法

成長する人になるには、どのような方法があるのでしょうか?

「成長できる」と気づく

成長する人になるには、「自分はまだまだ成長できる」と気づくことが大切です。

  • 同年代で活躍している人のインタビューを読む
  • 「こんな風になりたい!」という目標になる人物を見つける
  • 10年後の自分をイメージしてみる

こうした行動をすると、「成長しよう」という意識が生まれるのでおすすめです。

新しいことを始める

人は歳をとるにつれて、「新しいこと」をしなくなってしまいます。

「できること」や「知っていること」をする方が楽だからです。でも、その結果どんどん成長から遠ざかってしまう場合もあります。

だからこそ、新しいことを始めるのは成長するために効果的。

「自分にはまだまだ知らない世界がある!」と気づくことで、成長への意欲が生まれます。

まずは一度受け止めてみる

「成長したい」と思ったときには、言い訳をやめて、まずは一度受け止める習慣を持つのがおすすめ。

「納得いかない」と感じるかもしれませんが、ミスを指摘された時などは「わかりました」とまず一度受け止める。

「でも」「だって」をやめるだけでも、周りの人との関係性は大きく変化します。

他人を成長させたい時の注意点

自分ではなく、周りの人を成長させたい時には、何を意識すれば良いのでしょうか?

責めるより気付かせることを意識する

他人を成長させたいと思った時、「どうしてこんなこともできないの?」と相手を責めたくなるかもしれませんが……

これをしてしまうと、成長へのモチベーションを奪ってしまう可能性があります。

他人を成長させたい時には、成長するメリットや必要性に気付かせることが大切。

相手の心に「成長したいな」という気持ちを芽生えさせることを意識して、会話をしてみましょう。

具体的なやり方を教える

仕事や恋愛で「成長してほしい」と思っても、相手はそのやり方がわからない場合もあります。

周りからは手を抜いているように見えても、本人は一生懸命やっている……というのは、よくある話です。

この場合は努力が足りないというより、やり方を間違っている可能性もあるので、一緒に具体的なやり方を考えるのもおすすめです。

何度言っても変わらない人もいる

人の性格というのは、そう簡単には変わりません。

「成長してほしい」と思っても、世の中には「何度言っても変わらない人」もいます。

そのことを知っておかないと、あなた自身が疲弊してしまうかも。

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この記事のまとめ

この記事では、成長する人としない人の違いや、成長する人になる方法、見抜き方などを解説してきました。

まとめると……

  • 成長する人は、自分の至らなさを素直に認め、それを改善するための努力ができる
  • ミスを指摘されても言い訳をしたり、人のせいにする人は成長しない
  • 成長する人を見抜くには、相手の発言と行動を見て、成長するための努力ができる人かを確認する

と、なります。

成長するということは、世界を広げて人生を豊かにするということ。

成長することは、大変だけれどとても楽しいことなのです。

「成長したい」と思ったり、「成長する人を見抜きたい」と思った時には、今回紹介したことを思い出してみてくださいね。

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いつも暖かい応援、ありがとうございます。あなたが素敵な男性と巡り会えますように……☆