
知っておくと恋愛に役立つ脳科学を紹介します。人を好きになる仕組みや、錯覚を使ったテクニックにはどのようなものがあるのでしょうか?
恋愛には「脳」が大きく影響している
誰かを好きになった時、「この気持ちはどこから生まれるんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
恋をすると、心臓がドキドキしたり、胸がキュッと苦しくなったりしますが……
実は恋愛には「脳」が大きく影響していると言われています。
例えば、恋をした時のドキドキ感や高揚感には、脳から分泌されるドーパミンなどのホルモンが関係していますし、数ヶ月〜数年で訪れると言われている倦怠期は、逆にこうしたホルモンの分泌が落ち着くことによって引き起こされる現象です。
人間の体についてはまだまだ解き明かされていない部分もありますが、「脳」についての理解を深めることで、恋愛をより良い方向へと進める手助けになるのです。
そこでこの記事では、恋愛に役立つ脳科学や人を好きになる仕組み、そして脳科学を応用した恋愛テクニックを解説します。
「恋愛をもっと効率よく進めたい」「恋をする仕組みが知りたい」
そんな風に感じている人は、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
※この記事はあくまで「恋愛の専門家」が、脳と恋愛の関係を噛み砕いて解説しているものです。専門的でより正確な知識をお求めの場合は、「脳科学の専門家」の方が書かれた記事や書籍を参考にすることをおすすめします。
【結論】脳科学で恋愛はもっと簡単になる
脳科学を知ることで、恋愛についての悩みが減ったり、トラブルを回避しやすくなります。
まずは、その理由を見ていきましょう。
脳を知れば自分をコントロールしやすくなる
恋愛をすると、自分の気持ちがコントロールできなくて、戸惑ってしまいませんか?
相手の一挙一動に振り回されてしまったり、勢いに任せて無謀な行動をしてしまったり、周りが見えなくなってしまったり……。
「恋は盲目」なんて言葉もありますが、こうした行動にも脳科学の観点から見るときちんと理由があります。
例えば、恋をした時には高揚感をもたらすPEA(フェニルエチルアミン)という神経伝達物質が分泌されますが、これは「特定の相手」に意識を集中させます。
その分泌自体をコントロールすることはできなくても、「今は周りが見えなくなっているし、それは仕方がない」と理解しておくと、自分を保ちやすくなります。
相手の気持ちを誘導することができる
好きな人ができた時には、「どうやって相手に自分を好きになってもらおう」と考えますよね。
こうした駆け引きをする時にも、脳科学は役立ちます。
例えば、「終わりよければ全てよし」という言葉がありますが、人の脳は「終わり」の印象が良いと、その出来事全体を「良いもの」として評価・記憶する傾向があります。脳には、意外といいかげんな部分があるのです。
こうした特性を知っておくと、
- デートの終わりにちょっとしたサプライズをしよう
- 恋人と別れる時は綺麗に別れよう
- 好きな人と出かける時は疲れる前に解散しよう
こんな風に、「印象を良くする行動」がしやすくなります。
恋愛にもっと自信が持てるようになる
何事にも「自信を持つことが大切」と言われますよね。
これは、自信を持つことで、
- 脳内に良いイメージが生まれる
- 積極的な行動ができる
- 不安や恐怖に振り回されなくなる
こうしたメリットがあるからです。
これは恋愛でも同じで、自信がない人とある人とでは、後者の方が「良い結果に繋がる行動」がしやすくなります。
脳科学を知り、「自分は大丈夫だ」という自信を持つことは、大きなメリットなのです。
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人を好きになる仕組みと脳の働き
人を好きになる時、脳では何が起きているのでしょうか?
ホルモンや神経伝達物質が分泌されている
恋をした時には、
- ドーパミン
- ノルアドレナリン
- PEA(フェニルエチルアミン)
- オキシトシン
といったホルモンや神経伝達物質が分泌されます。これにより、ドキドキ感や高揚感、あるいは幸福感を感じ、その恋に夢中になるのです。
ではこれらがどんな時に分泌されるかというと、
- 「この人が好き」
- 「この人を手に入れたい」
- 「この人を幸せにしたい」
- 「この人と一緒にいると安心する」
こんな風に感じた時。脳の報酬系が刺激された時に、ドーパミンなどのホルモンが分泌されます。報酬系は「好き」「欲しい」などの気持ちと関連している部位です。
「好き」には性欲も関係している
人がなぜ人を好きになるのか、その仕組みは全てが解明されているわけではありません。そもそも、私たちの体にはまだまだ未知の部分も多いのです。
そして、脳が「好き」と判断をするのには、性欲や承認欲求など、さまざまなものが関係しています。
- 「この人と子供を残したい」
- 「この人は異性として魅力的だ」
- 「この人は異性として価値が高い」
- 「この人と一緒にいたら自分の価値が上がる」
- 「この人は自分の味方になってくれる」
- 「この人は自分を好きでいてくれる」
- 「この人は自分を認めてくれる」
- 「この人は自分を傷つけない」
- 「この人は理想的な人間だ」
理由は様々ですが、相手に対してこんな風に感じた時、憧れの気持ちや恋愛感情、あるいは性的な欲求を抱くことが多いです。
体の反応が脳に影響を与えることもある!?
また、脳が体に影響を与えるだけではなく、「体が脳に影響を与えることもある」と言われています。
例えば、心臓は脳からの信号で動いているのですが、逆に、心臓の動きによって何らかの感覚が引き起こされることもあるのです。
また、腸も神経伝達物質を生成していることなどから、「第二の脳」と言われることもありますよね。
体調が良い時と悪い時では、自然と思考も変わってきます。
恋愛でも仕事でも、人生をよりよい方向に進めるためには、「体を整えること」もやはり重要なのかもしれません。
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脳科学を応用した恋愛テクニック
ここからは、脳科学を応用した恋愛テクニックを紹介します。
1.「なかなか手に入らない存在」になる
人の脳は「必ず手に入るもの」よりも「なかなか手に入らないもの」に、より大きな価値を感じる傾向があります。
例えば、
- 期間限定
- 今だけ特別
- めったに見られない
こうした言葉に、気持ちを動かされた経験はありませんか?
逆に、
- どこでも見られる
- いつでもそこにある
- いつも安売りされている
こうしたものには、人はそこまでの価値を感じにくい傾向があります。
そしてこれは恋愛でも同じで、相手に簡単に自分を与えてしまうのではなく、「なかなか手に入れられない存在」になることで、価値を高め、相手から大切にされることができるのです。
2. 自分の価値を認め大切に扱う
自分より相手を優先してしまう人は少なくありませんが、相手に大切にされたいのなら、自分自身を大切に扱う必要があります。
なぜなら、人は「その人の価値」を、周りからの扱いを見て判断しているからです。そしてこれには、自分自身の扱いも含まれます。
- 誰かのために自分を犠牲にする
- 自分の体を大切にしない
- 自分の気持ちを雑に扱う
こうした行動をしていると、相手の脳は「この人は、こういう適当な扱いをしても問題ない人」と判断します。
逆に自分の価値を認め、自分を大切に扱う人は、周りにも「この人は大切に扱わないといけない」と感じさせ、丁寧な扱いを受けることができるのです。
3. 男女の脳の違いを知る
男性と女性の脳に違いがあるかどうかは、議論が続いています。
例えば、1990年台には「男性と女性では、女性の脳の方が脳梁が太く、右脳と左脳が綿密に連携している」と言われていましたが、実は最近では男女の脳梁の太さには、差がないと言われています。
ただ一般的に、
- 男性は一点集中、女性はマルチタスクが得意
- 女性は男性と比べると、周りの感情の変化に敏感
- 男性は論理的、女性は感情的に物事を考えやすい
と言われています。
「男性だから」「女性だから」と区別することを、今の時代ではナンセンスに感じるかもしれませんが、男性には男性ならではの特性や考え方、女性には女性ならではの特性や考え方があると知っておくと、恋愛では役立つことが多いです。
このことを知っておくと、お互いにイライラすることが減り、喧嘩やすれ違いを軽減することができます。
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4. 楽しい気持ちで相手と接する
脳には「ミラーニューロン」というものがあります。
これは、簡単に言ってしまえば、相手の気持ちや感情を自分に伝染させてしまう細胞です。
映画を見ているときなどに感情移入して泣いてしまうことがあると思いますが、これもミラーニューロンの働きによるものだとされています。
つまり、相手が悲しんでいると自分も悲しくなり、相手が楽しそうだと自分も楽しくなる。そして逆に、自分の気持ちも相手に影響を与えているのです。
そのため、相手と一緒に過ごす時には、「自分がその時間を心から楽しむこと」が大切です。
「独りよがり」になってしまうのはNGですが、自分がリラックスしてたくさんの笑顔を見せれば、相手にも「楽しい気持ち」を感じてもらいやすくなるからです。
5. 他人とくらべない
好きな人ができた時、周りと自分を比べて「自分はダメだ……」と落ち込んでしまった経験はありませんか?
自分を客観視することは大切ですが、しかし他人と自分を比べると、「ダメ出し」としやすくなってしまうので注意が必要です。
「ダメ出し」ばかりしていては、脳に喜びを与えることができません。
そして、脳が喜ばなければ人はどんどんやる気を失い、恋愛にも消極的になってしまいます。
いきなり自信を持つことは難しいかもしれませんが、「ダメ出しをやめる」「少しでも自分を認めて褒める」といったことを心がけるだけで、自然と行動も変わっていきます。
6.「分からない」を作り出す
何かを「知りたい」と思っている時、人の脳からはドーパミンが放出されます。
ドーパミンとは「やる気」「快感」「集中力」などを引き出すホルモンで、これが分泌されることで、相手はますますあなたとの恋に夢中になるのです。
なので、
- 「彼女は普段何をしているんだろう?」
- 「彼女は自分のことをどう思っているんだろう?」
好きな人に対しては、こうした「分からない部分」を作り出すことが大切です。
逆に、
- 「彼女は俺にベタ惚れしているな」
- 「もう彼女のことは全部知ってるな」
こんな風に感じると、興味が薄れてしまいがち。
脳科学で恋愛を成功に導くためには、あえて「分からない」という不安定な状態を作り出すことも効果的なのです。
7. 相手が恋愛したいタイミングを狙う
人間には発情期がないと言われています。
しかし、「秋に恋愛系のホルモンが活発になる」というデータもあるようです。
秋というのはクリスマスやバレンタインなどの冬のイベントを意識し始める時期なので、そのことも関係しているのかもしれません。
また、
- 恋人と別れた直後
- 一人暮らしを始めた直後
- 友達の結婚式に参加した直後
こうした「恋人が欲しい」という気持ちが高まりやすいタイミングを狙うことでも、恋愛の成功率を上げることができます。
逆に、相手が忙しかったり他のことに夢中になっている時には、関係が進みにくい場合もあります。恋愛には「タイミング」も大切なのです。
8. 疑似的なドキドキ感を作り出す
「吊り橋効果」というものをご存知でしょうか?
これは、「人の脳は、不安や緊張状態にある時には、その時に出会った異性に好意を抱きやすくなる」というものです。
「なんとなく心当たりがあるかも……?」と思うかも知れませんが、実はこれは「出会った異性なら誰にでも好意を抱く」のではなく、あくまで「自分にとって魅力的に感じる異性」に限られるのだとか。
つまり、
- 外見が好み
- かけてくれた言葉が印象的
- 自分を助けるような行動をしてくれた
こんな風に、良い印象を与えた場合は恋に落ちやすくなりますが、これらに全く当てはまらない場合は、むしろ悪印象を抱いてしまう場合もあるとのことなので、その点は注意が必要です。
9. 理想を作らない
脳は、何も考えていないときに最も視野が広がります。
逆に、何かを考えているときはそれだけに集中してしまうため、全体像が見えなくなってしまうのです。
具体的な例を挙げると、恋活・婚活をする時に、「理想の異性の条件」を挙げる人は多いですよね。
- 背が高いイケメン
- 優しくて料理上手な人
- 年収が800万円以上で転職がない人
こんな風に、理想を明確にしたり、条件を上げるのは悪いことではないのですが、それにこだわりすぎてしまうと、視野が狭くなり出会いを見逃してしまう場合があります。
「いい人がいない」「出会いがない」と感じている時には、一度自分の理想を手放してみると、「予想外の素敵な出会い」が見つけられるかもしれません。
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この記事のまとめ
この記事では、恋愛に役立つ脳科学について紹介してきました。
まとめると……
- 恋をした時には、脳からドーパミンなどのホルモンや神経伝達物質が分泌される
- 人を好きになるのには、性欲や承認欲求など様々な要因が絡んでいる
- 男女の違いや、脳の特性を知っておくと恋愛をよりスムーズに進められる
と、なります。
「恋愛をもっと効率よく進めたい」「脳科学を活用したい」と思った時には、今回紹介したことを思い出してみてくださいね。
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いつも温かい応援、ありがとうございます。あなたの恋が上手く行きますように……☆