片思いが叶わない原因

私は25歳まで、『彼氏いない歴=年齢』でした。

そしてそのとき、「好きな人ができてもいつもフェードアウトされてしまう」という状況が続いていました。

一生懸命アピールしても、男性からの反応が悪いのです。

徐々に連絡が来なくなるか、あるいは『体の関係』に誘われるなどして『本命』になれない。

「いくら自分磨きやイメチェンをしても、恋愛が上手く進まないのはどうしてなんだろう……」

こんな風に悩んだ結果、私はある人物にアドバイスを求めます。

モテない女に足りないものとは

「なぜ恋がうまく進まないのか?」

それを知るために、私はとある人物にアドバイスを求めます。

その人はとても辛口な職場の先輩。周りの女子社員からは『カラシ』と呼ばれていました。

カラシ先輩は当時の私にとってはタバコ仲間であると同時に、唯一『普通に』会話をすることができる男性でした。

あまりにも辛口でストレートにものを言うために、こちらも「何を話そう……」などと気遣わずに会話をすることができるからです。

カラシ先輩、モテなくて困ってるんです、どうしたらいいと思いますか?

ある日の喫煙所で、私は思い切ってそう質問しました。

ちなみにカラシ先輩は大泉洋が黒縁メガネをかけたような風貌で、3年以上交際している可愛い彼女がいます。

カラシ先輩は、気の毒そうな目で私を見つめた後、ポツリと言いました。

カラシ先輩
お前には無理だろ

恋愛が上手くいかない原因

「お前には無理」

その言葉に私は一瞬目の前が真っ暗になりましたが、ここで引く訳には行きません。私は必死の形相で身を乗り出しました。

そんなっ!お願いします、本気で困ってるんです!教えてください、私に足りないものって何なのでしょうか!?

私のその言葉に、カラシ先輩はほんの一瞬、苦しげに眉間にシワを寄せました。

そしてその後、さらに私を絶望の淵に突き落とす一言を放ちます。

カラシ先輩
いや、足りないものっつーか、そもそもお前には何もない
な、何もない……

呆然と立ち尽くす私を哀れに思ったのか、カラシ先輩は缶コーヒーを買ってくれました。カラシ先輩は辛口だけれど優しい一面もあるのです。

とはいえ、アドバイスを求めている手前、奢ってもらうのも申し訳ありません。

無理やりにお金を渡そうとする私に「ほら、そういうとこだよ」と言い、カラシ先輩はこれ見よがしに小さなため息を吐きました。

『男が惚れる要素』が皆無の女

カラシ先輩
お前は、良いヤツだし、俺にとってはまぁ子分みたいなもんでもあり、妹分でもある。

カラシ先輩
でも、それ以外ではない。断じてない。間違っても絶対に『恋愛対象』にはならない。……はっきり言えば、惚れる要素がない

頭の上にゴーンと石が落ちてきたような気がしました。ものすごく『核心を突かれた感』があったのです。

そ、それは……見た目とか性格的な問題ですか?

半死半生で尋ねる私が次に聞いた言葉は、意外なものでした。

カラシ先輩
お前は安全すぎる

『安全な女』は恋愛対象外

安全……?

カラシ先輩
そう。男をゾクッとさせるものがない。例えば、色気とか、隙とか……まぁそういうのだよな

確かに、私には色気もないし、隙なんて言われてもよくわからない……。

カラシ先輩
だから一緒にいても、全然ドキドキしない。惚れる心配がない。振り回されることもない。めんどくさいこともない。つまり、安全。悪い言い方をすれば、退屈

退屈。

その言葉が胸にグサリと刺さります。

カラシ先輩
……まぁ、確かに、最近前よりも女らしくなったとは思うけどな。せいぜい頑張れよ

そう言い残して、カラシ先輩は喫煙所を去って行きました。

カラシ先輩の言葉は辛口ではありましたが、的確に私が『求めていたもの』の答えを提示してくれました。

私に足りないものは、男性を惚れさせる要素……!

イメチェンや自分磨きをして、男性からそれなりに『女』として見られるようにはなったものの。

男性に『惚れられる』までには至っていないということです。

「退屈」と言い切られたことで、私の闘志に火がつきました。

そうなのです、カラシさんは部下を煽るのも上手いのです。

とはいえ、『男から惚れられる女』になるためにはいったい何をしたらよいのでしょうか?

次の記事で解説していきます。