
好きな人と距離を置く時には、何に注意すれば良いのでしょうか?距離を置くメリットやデメリット、距離を置かれた側の心理などを詳しく解説します。
好きな人と距離を置くのはあり?
「好きな人と、少し距離を置こうかな……」
もしかすると、あなたも今こんなふうに悩んでいるかもしれません。
恋愛に疲れてしまったり、相手への気持ちが分からなくなった時、こんなふうに考える人は多いです。
距離を置くことで、状況が改善することもありますが……
でも、逆に関係がこじれたり、どちらかの気持ちが離れてしまう場合もあります。
好きな人と距離を置く時には、何に注意すれば良いのでしょうか?
この記事で詳しく解説していきます。
好きな人と距離を置く心理
「好きな人と距離を置きたい」と感じるのは、どのような状況の時でしょうか?
恋愛に疲れてしまった時
恋愛というのは、意外と疲れるもの。
相手のことが好きだからこそ、振り回されたり、「気持ちがわからない」と落ち込んでしまうこともありますよね。
特に、自分が相手を追いかけているような状況だと、精神的にも辛く感じてしまうかも。
恋愛に疲れてしまった時、「少し距離を置こうかな……」と思う人は多いです。
自分の気持ちが分からなくなった時
相手のことが好きなのか、本当に付き合いたいのかが分からなくなり、距離を置こうとする人もいます。
離れることで、自分の気持ちを確認したいのです。
良い感じだった人から突然連絡が来なくなったり、「距離を置こう」と言われるのは、このパターンが多いかもしれません。
自信をなくしてしまった時
「自分はこの人に愛されない」「自分はこんな素敵な人には釣り合わない」
こんなふうに、自分に自信をなくして、「距離を置きたい」と思う場合も。
この場合、相手側には非がないケースがほとんどなので、相手は「どうして突然?」と戸惑ってしまいがちです。
駆け引きで距離を置く場合も…
相手の気を引くために、駆け引きで距離を置く場合もあります。
「良い感じなのになかなか告白してくれない」「どっちつかずな態度を取られている」
距離を置くことで、こうした状況が改善する可能性もあるからです。
距離を置かれた側はどう思う?
では、好きな人や良い感じだった異性から、距離を置かれたらどのように感じるのでしょうか?
「どうして?」と疑問に思う
異性から距離を置かれた時、ほとんどの場合はその理由が分からず「どうして?」と疑問を感じます。
距離を置く側にはそれなりの理由があるものですが、その気持ちは相手側にはいまいち理解できなかったりするもの。
「自分の気持ちを確認したい」「心の準備ができていない」などの理由を伝えられたとしても、「別に距離を置く必要はないのでは……?」と感じてしまうケースも多いです。
「冷めたのかな?」と不安に思う
距離を置かれた時、「冷められたのかな」と不安に感じる人も多いです。
これまで良い感じだったのに、突然「しばらく会いたくない」なんて言われたら、「嫌われたのかな……?」と思ってしまうのも無理はありません。
「脈なしだ」と判断して、その恋を諦めてしまう場合もあります。
それがきっかけで本気になる場合も…
距離を置かれたことがきっかけで、相手に対して本気になる場合もあります。
それまでは相手に対して、どこか本気になりきれない部分があったとしても、「相手を失うかもしれない状況」になったことで、その大切さに気づくからです。
fa-arrow-circle-right男性が本気になる瞬間と本気にさせる方法|「この人だ」と思わせるには?
好きな人と距離を置くメリット
好きな人と距離を置くことには、どのような効果が期待できるのでしょうか?
お互いに気持ちを整理できる
好きな人と距離を置くと、お互いに気持ちを整理する時間が作れます。
「元彼のことが忘れられない」「今の相手のことが好きかわからない」
こんなふうにモヤモヤしている場合は、距離を置くことで気持ちが整い、新たな気持ちで恋愛に臨めるようになるかも。
恋愛のバランス調整ができる
これまで「追いかける恋愛」をしていた場合は、距離を置くことで恋愛のバランスを調整できます。
「LINEを送るのも、デートに誘うのも、いつも自分から……」
というような場合は、距離を置くことによって、こうした「ふたりにとっての当たり前の状態」を、一度リセットできるからです。
あなたが追いかけるのをやめることで、関係性が変化する場合もあります。
「失いたくない」と感じさせられる
距離を置くことは、疑似的な「別れ」を体験することです。
相手の中であなたの存在が大きくなっている場合は、距離を置いたことがきっかけで、相手の中に「失いたくない」という気持ちが芽生える可能性も。
関係性によっては、少し離れたことがきっかけで、告白に繋がるケースもあります。
fa-arrow-circle-right好きな人と好かれている人のどっちを選ぶ?メリット・デメリットを考察
好きな人と距離を置くデメリット
好きな人と距離を置くデメリットを解説します。
心理的な距離が開いてしまう
好きな人と距離を置くと、これまでに築き上げてきた関係がリセットされ、心理的な距離が開いてしまうリスクがあります。
特に、相手側はあなたのことを想っていて、あなたが一方的に「距離を置きたい」と伝えたような場合だと、相手の中には不信感が生まれてしまいがち。
その結果、関係がこじれたり、気持ちが離れてしまうこともあります。
「拒絶された」と感じさせてしまう
好きな人と距離を置くと、相手に「拒絶された」と思わせてしまう可能性も。
特に、相手側に特に非がなく、一方的に「距離を置きたい」などと伝えた場合は、こうした印象が強まります。
好きな人から拒絶されることは、精神的なダメージも大きく、相手を深く傷つけてしまうかもしれません。
そのまま関係が終わってしまうことも多い
好きな人と距離を置くと、うまくいけば良い方向に関係性が変化しますが……
実は、ほとんどのケースでは、距離を置くとそのまま関係が終わってしまいます。
そもそも「距離を置きたい」と感じている時点で、それを提案した側には少なからず不安や不満があるということ。
距離を置いてもそれらが解決せず、相手の方も距離を置かれたことで気持ちが冷めてしまい、そのまま関係が終わってしまう……というのは、よくあるパターンです。
fa-arrow-circle-right付き合う前に冷めたり冷められる理由とは?両思いでもこじれる原因
好きな人と距離を置く方法
「好きな人と距離を置こう」と思ったら、具体的には何をすれば良いのでしょうか?
連絡や会う頻度を減らす
距離を置くとは、連絡や会う頻度を減らすことです。
- 自分からはLINEをしない
- 相手のSNSを見ない
- デートに誘われても断る
こんな風に、相手と関わる時間を減らすことが、恋愛での「距離を置くこと」になります。
相手から近づかれたら?
「距離を置く」と決めているときにも、相手の方から近づいてくる場合はあります。
この場合にどう対処するかは、ふたりの関係性にもよりますが……
基本的には、普段よりやや頻度を落として、対応をするのがおすすめ。
あまり冷たくしたり邪険に扱うと、「この恋愛はもう無理なのかな」と相手に思わせてしまいます。
期間を決めるパターンもある
交際前でも、お互いに話し合った上で距離を置く時は「2週間くらい連絡するのはやめよう」など、期間を決める場合もあります。
例えば、「好きな気持ちはあるけれど、失恋したばかりでまだ覚悟ができない」というようなケースですね。
こうした場合は、基本的にはその期間は連絡を取らず、自分の気持ちとしっかり向き合うのがおすすめです。
距離を置く期間はどのくらい?
距離を置く期間はどのくらいが良いのでしょうか?
1回デートを見送るくらいの期間
距離を置く期間は、相手との関係性や目的にもよりますが……
「少しだけ距離を置きたい」という場合は、1回デートを見送るくらいの期間が、目安になります。
例えば、毎週デートをしているのなら、その週のデートをなくして、連絡頻度も落とすようなイメージですね。
定期的に会っていた人と「会えない日」ができると、その人のことを考えますし、関係性を見直すきっかけにもなります。
「距離を置きたい」と感じた時には、まずは「1回休み」を目安に、調整してみましょう。
このくらいなら、相手との関係性にも悪い影響は出にくいです。
離れる覚悟があるならそれ以上もあり
「今の関係性が続くくらいなら、相手と離れてもいい」
こんなふうに思うのなら、2〜3回分のデートを見送るのもあり。
毎週デートをしていたのなら、3週間くらいの期間を空けるイメージです。
これをすると、気持ちが冷めてしまうリスクも高まりますが、これまでの関係性をリセットする効果は高くなります。
ただ、何も言わずに距離を置いてしまうと、相手は「この恋はもう終わりだな」と判断してしまうので、この場合は相手に対して「距離を置きたい」と説明をした方が良いかもしれません。
数ヶ月単位だと「ゼロからのスタート」になる
数ヶ月単位で距離を置く場合は、「距離を置く」というよりも「一度関係を白紙に戻す」というイメージが近くなります。
というのも、これだけの期間が開くと、ほとんどの場合は相手の中でその恋は「終わったもの」として処理するからです。
そのため、再び関係を始めようとしても、お互いに出方が分からずに戸惑ってしまうかも。
fa-arrow-circle-right彼氏と会う頻度が少ないと気持ちが冷める理由とは?
好きな人と距離を置く時の注意点
好きな人と距離を置くことの注意点を紹介します。
相手は思い通りに動かないかも!?
距離を置く駆け引きは、相手の気持ちを自分に振り向かせるためのものです。
しかし、距離を置いたところで相手が思い通りに振り向いてくれるとは限りません。
むしろ、距離を置いたことでそのまま自然消滅してしまう場合もあります。
距離を置いても変わらない場合もある
距離を置いても、相手の態度や関係性が何も変わらないケースもあります。
覚悟を決めて距離を置いたつもりでも、なんだかんだで相手と会うと、「一緒にいる時の空気感」を思い出すし、そこに戻ってしまいやすいからです。
自分の中でのゴールを決めておく
距離を置く時には、自分の中でのゴールを決めておくのがおすすめ。
例えば、「相手の方から誘ってくるまで待つ」「相手のことが好きか、自分の気持ちを確認する」など。
明確なゴールを決めておくことで、いつまで距離を置くかも定りやすくなりますし、その後の行動もしやすくなります。
fa-arrow-circle-right諦めると片思いが叶う!?執着を手放すと恋愛がうまくいく理由とは?
距離を置くのをやめた方がいい場合
距離を置くのをやめた方がいいのは、どのような場合でしょうか?
自分の為に距離を置くのはあり
- 自分の気持ちを整理したい
- 片思いのモヤモヤをリフレッシュしたい
- 相手に振り回されるのをやめたい
こうした前向きな気持ちで距離を置くのはおすすめです。
自分の気持ちが前向きになれば、そのあとの恋にも良い影響が出るからです。
相手が全く興味がない場合はNG
距離を置く駆け引きは「相手を振り向かせるため」に効果的です。
しかし、そもそも自分に全く興味がない相手に対して、「どうしても振り向かせたい!」と執着して駆け引きをしても、望む結果は得られません。
「彼はあまり自分に興味がないな……」と薄々感じているような場合には、距離を置くのではなく、
- 相手との会話を笑顔で楽しむ
- 相手を食事やデートに誘ってみる
- まずは「友達」として会話する機会を増やしてみる
こんな風に、コミュニケーションをとる機会を増やして、相手との時間を充実させていくことが大切です。
「好きにならせよう」とするのではなく、自然な気持ちで相手と接すること。
それが結果的に、相手と良い関係を築くことに繋がります。
fa-arrow-circle-right北風と太陽の恋愛哲学!恋愛を成功させる究極の秘訣は暖かさ!?
この記事のまとめ
片思い中に距離を置く駆け引きの効果を紹介してきましたが、いかがでしたか?
距離を置く駆け引きは、
- 「追いかける恋」を「追われる恋」に変えたい時
- 今の2人の関係を変化させたい時
- 片思いに疲れてしまった時
こうした場合には、気持ちや状況を変化させる効果が期待できます。
「距離を置こうかな?」と思ったときには、今回紹介したことを思い出してみてくださいね。
この記事を読んだあなたには、こちらもおすすめです。
fa-arrow-circle-right好きな人を夢中にさせる方法とは?好きにさせる5つの鉄則
いつも暖かい応援、ありがとうございます。あなたの恋が上手く進みますように……☆