
恋愛では「相手に特別感を与えること」が大切です。でも、それってどうして?特別感を与える効果と、特別感を与える男女がモテる理由を解説します。
恋愛は「特別感を与えること」が大切!?
「君は僕にとって特別な存在だよ」
異性からこんな風に言われたら、嬉しく感じませんか?
人は誰しも、心のどこかに「誰かにとっての特別な存在でありたい」という気持ちを抱いているものです。
だからこそ、「特別感を与える人」は男女問わずモテるし、相手にとっての「特別な存在」にもなれます。
でも、いったい何をすれば特別感を与えることができるのでしょうか?
この記事では、異性に特別感を与える方法やその効果まで、詳しく解説していきます。
「特別感を与える」とは?
まずは「特別感を与えること」について、解説していきます。
「自分は特別な存在だ」と感じさせること
「特別感を与える」とは、相手に「私(僕)は特別な存在なんだ」と感じさせることです。
例えば、誕生日に高級レストランに連れて行ったり、一点ものの珍しいアクセサリーをプレゼントされたら、「特別だ」とじる人は多いかもしれません。
「自分は相手にとって特別な存在だ」「自分は相手にとって価値のある存在だ」
こんな風に感じさせることが、「特別感を与えること」です。
承認欲求を満たすこと
「特別感を与えること」は、相手の承認欲求を満たすことでもあります。
冒頭でも触れた通り、人は心のどこかで「誰かの特別な存在になりたい」と感じているからです。
これは、「自分の価値を認めて欲しい」という気持ちでもあります。
承認欲求を認めることは、「相手の価値を認めて承認欲求を満たすこと」でもあるのです。
相手のプライドをくすぐること
「特別感を与えること」は、「相手のプライドをくすぐること」と言い換えても分かりやすいかもしれません。
プライドとは、「自分を優秀な存在だと思いたい」という気持ちです。
- 「すごいね」
- 「綺麗だね」
- 「尊敬するよ」
こんな風に言われると、嬉しいですよね。
それは、プライドがくすぐられるからです。
そして、こんな風に自分を「心地よくしてくれる相手」に、人は特別な感情を抱きやすいのです。
恋愛で特別感を与える効果
恋愛で特別感を与えることには、どのような効果があるのでしょうか?
「愛されている」と感じさせる
特別感を与える一番の効果は、
- 「自分はこの人に愛されている」
- 「大切にされている」
- 「必要とされている」
こんな風に感じさせられることです。
すると、相手はあなたとの時間を心地よく感じ、「もっと一緒にいたい」と思います。
逆に、特別感を全く与えてくれない相手に対しては、「一緒にいてもあまり楽しくない……」と感じてしまいがちです。
相手に信頼してもらえる
特別感を与えることは、相手に信頼してもらうことにも繋がります。
なぜかというと、自分を「特別な存在」として扱ってくれる人のことを、ほとんどの人は「自分の味方だ」と感じるからです。
恋愛において、相手に信頼をしてもらうことはとても大切。
「距離を縮めたい」と思っている相手にはもちろんですが、すでに交際しているカップルも、「特別感を与えること」で、関係性がより良くなります。
満たされた恋愛ができる
誰かから「特別扱い」をされたら、単純に嬉しいですよね。
恋人とデートをしている時や、何気ないLINEのやりとりをしている時、特別感を与えることができれば、それだけで相手の満足度は高まります。
逆に、恋人から蔑ろにされているように感じたり、雑な扱いを受けると自尊心も傷つくし、その関係性に楽しさを見出せなくなります。
よく、家庭で蔑ろにされている男性がキャバクラにハマったりしますが、それはこうした背景も関係している場合があります。
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「特別な存在」になりたいと感じる心理
恋愛では、「好きな人の特別になりたい」と感じるもの。その心理を詳しく解説します。
他の人と差をつけたい心理
「特別」というのは、「他の人とは違う」ということです。
つまり、好きな人の特別になることができれば、「他の異性と自分は違う存在になれる」ということ。
ライバルがいる・いないに関わらず、「好きな人にとっての特別な存在になりたい」という気持ちは、「他の人ではなく、自分を選んで欲しい」という気持ちの表れでもあります。
愛されたいという願望
「特別扱いされたい」という気持ちには、「愛されたい」という願望も関係しています。
特に恋愛においては、「愛されている」という時間を得られているかどうかは、その恋愛の是非を決める大きなポイントです。
「特別扱いをすること」と「愛していること」は必ずしもイコールではありませんが、「大切にしている」「価値を感じている」という意味では、同義だと言えます。
ゆえに、特別感が得られないと不安になったり、焦りが生まれたりもします。
不安や自信のなさの裏返し
一方で「特別になりたい」と強く願う裏側には、「自信のなさ」や「不安」が隠れている場合もあります。
「私じゃダメかも」「他の人の方が魅力的かも」と感じていると、その人にとって自分が特別な存在であることを、確認したくなるのです。
人によっては、自分の存在価値を証明するために、相手に尽くしてしまう場合も。
「好きな人の特別な存在になりたい」と思うのは自然なことですが、良い関係を築いていくためには、自分に自信を持つことも大切です。
男性に特別感を与える女性の特徴
男性に特別感を与える女性とは、どのような女性でしょうか?
努力や頑張りを褒めてくれる
人は、褒められた時に特別感を感じます。
- 「すごいね」
- 「さすがだね」
- 「頼りになるね」
こんな風に言われた時には、男性は「自分はこの女性にとって特別な存在だ」と感じ、心が満たされます。
甘えたり頼ってくれる
「甘え上手な女性はモテる」と言いますが、それは男性に特別感を与えるからです。
人に甘えるという行為は、「あなたのことを頼りにしている」というアピールでもあります。
本人にその気はなくても、甘え上手な女性は男性に「自分は特別な存在だ」と感じさせているのです。
他の人には見せない一面を見せてくれる
普段はしっかり者の女性の、ちょっと抜けている姿を見た時、「自分は特別なんだな」と感じる男性もいます。
特に、今の時代は社会でバリバリ働いている女性も多いもの。
そんな女性の「弱さ」や「隙」を見た瞬間には、心を許してもらえているという特別感を感じます。
女性に特別感を与える男性の特徴
では、女性に特別感を与えるのは、どのような男性でしょうか?
こまめに愛情表現をしてくれる
女性は、男性から愛情表現をされた時に「自分は愛されている」と特別感を感じます。
- 寝る前に「愛してるよ」と言ってくれる
- 何気ない日にプレゼントをしてくれる
- メイクや服を「可愛い」と褒めてくれる
こうした行動を日常的にできる男性は、女性に特別感を与えます。
お金を使ってくれる
女性の場合は、男性のお金の使い方からも、特別感を感じる傾向があります。
「自分は彼にとってお金をかける価値のある存在なんだな」と感じるからです。
ちなみにですが、男性は女性からお金を使われても、そこまで特別感を感じません。
女性と同じように「こんなにお金をかけてくれて嬉しい」という気持ちがない訳ではないのですが……
「彼女の方が稼ぎがあるのかな?」「自分の贈り物では彼女を満足させられていないのかな?」と、コンプレックスを刺激されたり、不安を感じてしまう場合もあります。
デートでエスコートしてくれる
デートでエスコートをしてくれる男性にも、女性は特別感を感じます。
- レストランを事前に予約してくれた
- デートのプランを考えてくれた
- 車で家まで迎えに来てくれた
こんな風に、自分に手間暇をかけてもらえると、「彼にとって自分は特別な存在なんだな」と感じるからです。
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好きな人に特別感を与える方法
好きな人に特別感を与える、効果的な方法を紹介します。
相手の話を深く聴いてリアクションする
特別感を与える一番簡単な方法は、相手の話をよく聞くことです。
そうすることで、「あなたの話(やあなた)は私にとって価値がある」とアピールできます。
- 相手の目を見て話を聞く
- 相槌やリアクションをしっかり返す
- 相手の話に時折質問をする
こうした行動を心がけると、相手はあなたのと会話の時間がどんどん楽しくなります。
「もっと話したい」「また会いたい」と感じてもらう効果的な方法なので、ぜひ試してみてください。
「秘密の話」をする
相手に特別感を与えるには、「秘密の話」をするのもおすすめ。
「他の人には内緒にしているんだけど、実は今資格の勉強をしているんだ」
こんな風に「秘密の話」を打ち明けられると、「自分は特別なんだ」と感じます。
こちらも非常に手軽な方法なので、異性と距離を縮めたいときにおすすめです。
自分に自信を持つ
好きな人に特別感を与えるためには、自分に自信を持つことも大切です。
というのも、自分に自信がなかったり、いつもオドオドしている人から「特別扱い」をされても、喜びを感じにくいからです。
それよりも、堂々としていて、自信のある人から「特別扱い」をされた方が、嬉しいもの。
「この人に認められる自分は、特別だ」と感じさせることも、相手に特別感を与えるポイントです。
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特別感を与える注意点
特別感を与えるには、何に注意すれば良いのでしょうか?
やりすぎると嘘臭くなる
「特別感を与える行為」は、やりすぎると嘘臭くなるので注意しましょう。
例えば、知り合って間もない男性から、会っていきなり「君は特別だよ」なんて言われたら、喜ぶよりも警戒心が働いてしまうかも。
相手との関係性に応じて、「程よい特別感」を与えていきましょう。
女性は男性に尽くさない
「特別感を与えたい」と思った時、男性に尽くしたり、下手に出てしまう女性は多いです。
いわゆる「媚を売る」ような状態ですね。
これは一見効果的なように思えますが、これをしてしまうと「あなたの価値」が下がってしまう可能性があるので注意が必要です。
男性に特別感を与えるには、男性の役に立とうとして頑張るよりも、「あなたが必要なの」とアピールする方が効果的です。
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Q&A|よくある質問
Q1. 特別感を与える人はなぜモテるのですか?
A. 相手に「自分はこの人にとって価値のある存在だ」と感じさせることができるからです。すると、恋愛をしていても楽しいし、相手との時間を居心地良く感じます。
Q2. 特別感を与えないと恋愛できませんか?
A. いいえ、特別感以外にも、男女を結びつける要素は複数あります。ただ、特別感を全く与えない人は、相手に「自分はこの人にとって価値がないのかも……」「他に大切な人がいるのでは?」という不安を与えてしまいがち。より良い関係性を築くためには、特別感を意識することは大切です。
Q3. 特別感を与えても相手が気づかないときは?
A. 特別感を与える行動をしても、相手が必ずしも反応を返してくれるとは限りません。嬉しくても「恥ずかしい」という気持ちから、素直に喜びを表現しない場合もあります。また、あなたにとっては特別な言葉や行動も、相手にとってはそうではない場合も。「いまいち効果がないな」と思う場合は、他の言い回しや行動を試してみると良いかもしれません。
愛丸さくらの考察|特別感を与えることで特別になれる
相手に特別感を与えることで、逆に相手にとっての「特別な存在」になることができます。
「好意の変法性」という心理が働くからです。
これは「人は自分に与えられたものを、相手に返したくなる」という心の働きのこと。
つまり、自分のことを特別扱いしてくれる人に対しては、同じように「特別扱い」をしてあげたくなるのです。
そのため、恋愛では相手に特別感を与えることで、同じように「特別扱い」をされたり、相手にとっての特別な存在になれます。
「好きな人ともっと特別な関係になりたい」と感じた時、「特別感を与えること」は効果的なのです。
この記事のまとめ
この記事では、特別感を与える方法や効果、注意点を解説してきました。
まとめると……
- 「特別感を与える」とは、「自分はこの人にとって特別な存在だ」と感じさせること
- 特別感を与えることで、相手にとっての「特別な存在」になることができる
- 男性と女性では「特別感を感じるポイント」が微妙に異なるので注意が必要
と、なります。
「特別感を与えたい」と思った時には、今回紹介したことを思い出してみてくださいね。
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