手作りマスクはダサいし効果なし!?可愛いけどデートには微妙かも……

自作のマスクってどうなの?

「マスク、手作りしてみようかなぁ……」

もしかすると、あなたも今こんな風に思っているかもしれません。

風邪や花粉の対策に、自分の好みのマスクを作ることができたら楽しそうですよね。

でも、実際のところ手作りマスクってどうなのでしょうか?

この記事では、手作りマスクの効果や作り方を紹介します。

手作りマスクに予防効果はあるの?

ウィルス予防はできないと考えておこう

最初に残念なお知らせですが……手作りマスクは、「市販のものと比べるとウィルスを予防する効果は低い」と考えられます。

マスクの材料はただの布。

風邪・ウィルス予防のために開発された使い捨てマスクと比べて、ウィルスの通過率が高くなってしまうのは当然といえば当然ですよね。

普通の市販のマスクもウィルスは予防できない!?

そもそも、一般的に薬局などで購入できるマスクも「ウィルスを予防する効果は薄いのでは?」と言われていますよね。

  • ウィルスはマスクの繊維を通り抜けてしまう
  • 顔とマスクの間に隙間がある
  • そもそもウィルスはそんなに長時間空気中を漂わない

こうした理由が挙げられます。

どうしてウィルスが拡散するの?

風邪などのウィルスが拡散してしまう大きな理由は、せきやくしゃみをした人の「ウィルスを含んだ唾液」が数メートルの範囲に渡って飛び散るからです。

いわゆる「飛沫感染」というやつですね。

  • 風邪を引いている人のくしゃみや咳が顔にかかる
  • 手すりなどを経由して手にウィルスが付着してしまい、それを食事の際などに間接的に体内に取り入れてしまう

風邪の予防にはこれらを防ぐことが大切と言われています。

だからこそ、「風邪予防にはマスクよりもうがい手洗いが効果的」と言う人も多いですよね。

マスクで「口にウィルスが入る機会」を減らせる

市販のマスクにしろ手作りマスクにしろ、口の前に「なんらかのガード」をしておくことには、以下の効果が期待できます。

  • 自分が風邪を引いた場合にウィルスが拡散するのを抑えられる
  • 周りに風邪を引いている人がいてもウィルスが口内に入りにくくなる

また、マスクをしていると「風邪を予防しよう」という意識も高まるもの。

ものを食べるときにも一度マスクを外さなければいけないので、その都度「気をつけよう」と思いますよね。

ウィルス自体の通過率は高いとはいえ、そういった意味では手作りマスクにも多少の予防効果は期待できそうです。

手作りマスクが役立つ状況とは?

マスクで肌が荒れてしまう場合

「マスクで肌が荒れてしまう」と悩んでいる人は意外と多いです。

  • 素材が合わない
  • 大きさが合わず擦れてしまう

肌荒れの主な原因にはこれらが考えられますが、こうした悩みは手作りマスクで改善できるかもしれません。

マスクが品薄の場合はありかも……

また、花粉の時期などは「いつも使っているマスク」が品切れだったりしますよね。

そういう場合は、手作りマスクを持っておくと安心です。

個人的な感想ですが、手作りマスクは花粉予防にはかなり役立っています。詳しい使い方も後述するので、チェックしてみてくださいね。

手作りマスクの作り方

ここからは、簡単な手作りマスクの作り方を紹介します。

1.材料を揃える

手作りマスクの材料は、以下の4点です。

  • マスク用の布(綿)
  • ガーゼ(なくても良い)
  • 好きな色の糸
  • 細めのヘアゴム

全て100均で揃えられるので、500円以下でお気に入りのマスクを作れます。ちなみに、画像のものはセリアで購入した布(縦35×横30cmのパッチワーク用)とヘアゴムです。

30×35cmの布で、大人用のマスクが1枚できます。

その他に、以下の道具を使用します。

  • ハサミ
  • アイロン
  • メジャー

2.布を水通しする

マスクを作るときには、布を水通しするのがおすすめ。

水通しとは、言葉の通り「布に水を通すこと」……簡単に言うなら、水で洗うことです。

これをしておかないと、洗った後に形が歪んでしまいます。

顔につけるものなので、できれば綺麗な形で長持ちして欲しいですよね。

ちょっと手間ですが、可愛い手作りマスクを完成させるためにも、最初に水通しをしておきましょう!

↑こんな感じでジャブジャブ水につけて、絞って干します。

3.布にアイロンをかけてサイズを決める

次に、布にアイロンをかけて好みのサイズを決めて行きましょう!

詳しくは後述しますが、可愛さを優先するなら手作りマスクは小さめがおすすめ。

私は縦35cm×横30cmの布を、縦35cm×横22cmにカットして、四つ折りにして作成しています。

こんな感じで上下を折りたたんで……

縫う前の状態で横が22cm。

そこから、

両サイドを2回ずつ折りたたみます。

若干小さくなります。これが完成したときのサイズです。

【大きめに作りたい場合】
もしも大きめに作りたい場合は、縦35cm×横30cmの布をカットせずに三つ折りで作るのがおすすめ。

その場合はこのように、上の部分を1.5cmほど折ってアイロンをかけます。

で、三つ折り。

あとは同じ。

両サイドを折って……

こんな感じ。

4.好きな色の糸でチクチク縫う

布の用意ができたら、お好きな色の糸でチクチク塗っていきましょう!

先ほど折った両サイド。「マスクのゴムを通す部分」の2箇所だけです。

このとき、先にゴムを通してしまうと後から楽です。

こうして……

軽く結んじゃう。

そして縫う!

先に上下を縫うと、待ち針なしでも綺麗に仕上がります。

こうして、両側を塗ったら完了!

もう針と糸はしまってOK!

5.ゴムの長さを調整

次に、ゴムの長さを調整しましょう。

両側の長さを合わせて、固結び。

結び目はマスクの中にしまいます。

6.完成!

ポケットにガーゼを入れられる

このマスクのおすすめポイントは、ポケットにガーゼを入れられるところ。

ガーゼを濡らして乾燥を防いだり、希釈したアロマスプレーを染み込ませて気分をリフレッシュさせることも可能!

※アロマオイルは肌に付くと危険です。必ず希釈して使いましょう!

手作りマスクを可愛く作るコツ

ゴムや糸の色で可愛くアレンジ

手作りマスクを可愛く作るには、ゴムや糸を工夫するのがおすすめ。

普通の白い布でも、ゴムが可愛いとおしゃれに見えます。

ガーゼを使って作るのも可愛い

今回のようなコットンで作ると、全体的に布っぽくなってしまいがち。(※マスクっぽさが少なくなる)

キャンドゥなどには「柄付きのガーゼ」も売っているので、「マスクっぽさを出したい」という場合は、ガーゼで作ってみるのもおすすめです。

手作りマスクのアレンジ術

ガーゼを入れて喉を潤す

私は、喉が痛いときにはマスクのポケットにガーゼを入れて使用しています。

使い捨てのマスクにも「喉を潤す」という名目で売られているものもありますが、それだとちょっとコスパが悪いんですよね。

潤いを追加できるのは、手作りマスクのならではの楽しみ方かもしれません。

アロマでリフレッシュ効果

希釈したアロマをほんの少しだけガーゼに染み込ませて使えば、リフレッシュ効果も得られます。

私は花粉の時期に、ハッカ油やユーカリを使うことがあります。

鼻が詰まっているときにもスッキリするのでおすすめ。

※アロマオイルは原液が肌に付くと危険です。使用する際には必ず希釈して、使いましょう!

除菌スプレーと合わせるのもおすすめ

また、エタノールと精製水で希釈した「除菌スプレー」を合わせて使うのもおすすめ。

私は1日に数回、マスクの表面にシュッと吹き付けて使用しています。

手作りマスクのメリットは?

洗って再利用できるのでエコ

手作りマスクの一番のメリットは、洗って再利用できるところ。

私はいつも3枚ほどのマスクを作成して、花粉のシーズンを乗り切っています。

自分の好きな柄&サイズに作れる

最近では100均でも可愛い布がたくさん売られていますよね。

自分のお気に入りの柄で、自分に合うサイズのマスクを作成できるのも、手作りの嬉しいところです。

手作りマスクのデメリットは?

材料を揃えたり作るのが手間

手作りマスクのデメリットは、やっぱり手間がかかるところ。

作り方は簡単とはいえ、材料を揃えたり布を水通ししするのは、やっぱりちょっと面倒ですよね。

「布のマスクを使いたいけれど、手作りは面倒」という場合は、市販の布マスクを使ってみるのも良いと思います。

風邪・ウィルス予防としては微妙

冒頭でも触れたように、布のマスクは風邪・ウィルス予防としては効果が薄いと考えられます。

また、「洗って再利用する」というのは、よくいえばエコだけど衛生的な観点から言うと微妙な部分もあるかもしれません。

手作りマスクを使ってみた感想

自分で作ったから愛着がわく

自分で作った手作りマスクには愛着がわくもの。

使い捨てマスクを使用していたときには、使用後も特に何も考えずにポイとゴミ箱に捨ててしまっていましたが……

手作りマスクを使うようになって、改めて「マスク」への感謝の気持ちが生まれました。

花粉予防には効果あり

ウィルス予防の効果は薄いと考えられる手作りマスクですが、個人的には「花粉の予防にはなかなか効果があるな」と感じています。

私は毎年花粉の時期に肌が荒れてしまうのですが、手作りマスクにしてからはそれもかなり軽減されました。

手作りマスクはダサい!?

「給食のおばさん」っぽい!?

ちなみに、私は手作りマスクは基本的には家で使用しています。

それは、以下のような理由からです。

  • 「給食のおばさん感」がある
  • ウィルスの予防効果が低い
  • 市販のマスクの方が管理が楽

下の2つに関してはとくに説明は必要ないかと思うのですが……

一番上は、実際に自分で装着してみないとなかなか実感は湧かないかもしれません。

市販のマスクだとそうでもないのですが、「手作り(布)マスク」をつけていると、どことなく昭和の「給食のおばさん感」があるんですよね。

これはもう本当に個人的な感想なので、気にならない人は外でも使って良いと思うのですが、私はこうした理由から手作りマスクは家で使用しています(笑)

どうしても手作り感が出てしまう

また、手作りマスクはどうしても手作り感が出てしまいます。

そして、マスクは「顔」につけるものなので、どうしても人目につきます。

子供や大学生くらいの女の子が手作りマスクをつけていたら「可愛いな」と思うのですが、大人の女性がつけるには、ちょっと微妙な部分もあるかも!?

デートにマスクをつける場合は?

デートにマスクはおすすめしない

そもそも、デートのときにマスクをつけるのはあまりおすすめしません。

なぜなら、マスクをつけるとどうしても表情が分かりにくくなってしまうから。

すると、相手の男性もあなたが楽しんでいるのか、それとも不機嫌なのかが分かりにくくしまうんですね。

見せないことで不誠実に見えてしまう

また、マスクなどで顔を隠していると、相手に対して不誠実な印象を与えてしまいがち。

もちろん本人に悪気はなくても、「見えない部分」があることによって、そういう印象になってしまうんですね。

そういった理由から、本命の相手とのデートのときにはマスクは避けた方がいいかも。

花粉対策には薬が楽

花粉症の時期にデートをする場合、私は薬を飲んで対応しています。

というのも、鼻水やくしゃみが気になると、やっぱりデートに集中できないから!(笑)

市販で購入することもできますが、たくさん欲しい場合には皮膚科や眼科で処方してもらった方が安いです。(※初診料などがかかると対して変わらない場合もあります)

おすすめの布マスクは?

市販でも安くて可愛いマスクが売っている

実は、私が手作りマスクを作ったきっかけは、人からプレゼントでもらった布マスクの使い勝手があまりにも良かったからなのです。

その布マスクはもう販売終了してしまい、代用品として「自分でも作れるのかな?」と思ったのがきっかけでした。

最近では、さまざまな店舗で安くて可愛い布マスクが販売されています。

市販のものは作りも丁寧

自分で作成しても良いのですが、市販のものはやはり作りも丁寧で、使い勝手が良いです。

呼吸が苦しくないよう、形が工夫されているものも多いですね。

この機会にお気に入りのものを探してみるのもありかも!?

この記事のまとめ

いかがでしたか?

今回紹介した手作りマスクは、縫うところの少ない簡単設計です。

とにかくお手軽に作れるので、「裁縫があまり得意じゃない……」という女性にもおすすめ。

お気に入りのマスクを作って、楽しく風邪や花粉の時期を乗り切りましょう!

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いつも暖かい応援、ありがとうございます。あなたの恋が素敵な未来につながりますように……☆