食事デートで隣に座る心理とは?カウンターや横並びの席を選ぶ理由と効果

食事デートで隣に座るのは、どのような心理なのでしょうか?また、カウンターや横並びの席を選ぶことで得られる恋愛への効果とは?この記事で詳しく解説していきます。

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好きな人のデートではどこに座る?

好きな人と食事をしたり、お茶を飲むとき。

テーブル席の正面に座るのかと思いきや、隣に座られて「あれ?」と思った経験が、あなたにもあるかもしれません。

隣同士の席に座ると、距離が近くなって嬉しい反面、「どうしてわざわざ隣に来たんだろう?」と気になってしまいますよね。

実は、デートで「横並び」に座ることには、恋愛的なメリットがあります。

この記事では、デートで隣に座る心理や、カウンターや横並びの席を選ぶ恋愛的な効果を解説します。

食事デートで隣の席に座る心理

食事デートで隣の席に座るのは、どのような心理でしょうか?

単純に近くに座りたい

食事デートで隣の席に座る理由として一番に考えられるのは、単純に「近くに座りたい」という心理です。

テーブル席の場合、正面に座るよりも、隣の席に座る方が、距離が近くなりますよね。

「正面の方が顔が見れていいのでは?」と思うかもしれませんが、「近づきたい」「距離を縮めたい」という気持ちから、隣を選ぶ場合もあります。

ボディタッチがしたい

「ボディタッチがしたい」という気持ちから、食事デートで隣の席を選ぶ場合もあります。

正面なら、相手の体に触れるのは難しいけれど。

隣同士なら、自然と腕や肩に触れたり、腰などに手を回すことも可能です。

バーや居酒屋など、雰囲気の良いカップル向けの場所でのデートなら、こうした光景も特に不自然ではありません。

周りの人に話を聞かれたくない

食事デートで隣の席に座るのは、「周りの人に会話を聞かれたくない」という気持ちからかもしれません。

テーブルが大きく、正面に座ると距離が離れてしまう場合、こうした理由から隣の席を選ぶことは多いです。

特に、女性は「お喋りを楽しみたい」と思っていることも多いので、正面ではなく隣を選ぶこともあります。

隣に座る恋愛的な効果とは?

隣の席に座ることは、恋愛的にもさまざまな効果が期待できます。

心理的な距離が近くなる

人には「パーソナルスペース」というものがあります。

これは、簡単に言うと「この人とはこのくらいの距離が心地よいな」と感じる、物理的な距離のことです。

例えば、相手が家族や恋人との距離は自然と近くなりますし、見知らぬ他人との距離は、自然と離れます。

隣の席に座り、物理的な距離を縮めると、脳が「この人は親しい人だ」と錯覚するため、距離も縮まりやすくなるのです。

(※相手とまだあまり親しくないようなケースでは、逆に警戒心を抱かれるので注意)

「同じ視点」で食事を楽しめる

食事デートで隣の席に座ると、同じ視点から店内を眺めることになります。

そのため、「素敵な雰囲気の店だね」と言った会話がしやすくなるというメリットも。

また、食事のシェアをする場合も、正面より隣同士の方が勝手がよい場合もあります。

隣の席に座ることで、コミュニケーションが取りやすくなるのです。

相手が男性の場合は警戒されにくくなる

先に触れたパーソナルスペースですが、男性の場合前後が長く左右は短いとされています。

つまり、正面や後ろから接近されると警戒するけれど。

横から接近されても、あまり警戒しないのです。

だからこそ、男性に警戒されずに近づきたいときには、正面からではなく「横」から近くのが効果的なのです。

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食事デートで自然と隣に座る方法

食事デートで自然と隣の席に座るには、どのような方法があるのでしょうか?

カフェやバーはカウンターを選ぶ

食事デートで最も自然に隣に座るには、カウンターの横並びの席を選ぶのが効果的です。

逆に、テーブル席を選んでしまうと、正面に座るのが一般的なので、わざわざ隣に座ると「どうして?」と違和感を感じさせてしまうかも。

「カウンターは落ち着かないのでは?」という気持ちからテーブル席を選ぶ人は多いけれど、「距離を縮める」という面では、カウンターの方が適しているのです。

「そっちに座ってもいい?」と聞くのもあり

男女のデートでは、テーブル席で隣同士に座っていても、そこまで違和感はありません。

混雑時でなければ、周りからも「仲がいいんだな」と思われる程度です。

なので、テーブル席に座った場合は「そっちに座ってもいい?」と相手に聞いて、隣に座るのもあり。

「どうして?」と聞かれても、「近くがいいから」「こっちの方が喋りやすいから」などと伝えれば、可愛らしく感じてもらえます。

空調などを理由にすることもできるが…

「隣に座りたいけれど、恥ずかしくて言えない」と言う場合は、空調などを理由にして、隣に移動するのも方法です。

「こっちの席だと、ちょっと寒いからそっちに行ってもいい?」などと言えば、自然に移動することができます。

ただ、相手の性格によっては、席を交換してくれたり、店員さんに空調の調整などをお願いしてくれて、隣に座れない可能性もあるので、この方法は状況やタイミングを見て行いましょう。

正面の席に座るデメリットとは?

では、食事デートで正面の席に座ることには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

心理的には「対立」の関係になる

「相手の顔がよく見える」という理由で、デートなどでは正面に座ることもあると思います。

しかし、人間の心理は正面にいる相手を「対立している相手」として認識します。

そのため、相手との距離が縮まりにくかったり、警戒心を抱かれやすいというのがデメリットです。

会話がしにくい場合がある

周りが賑やかだったり、店内で大きめの音楽がかかっていると、正面の席だと会話がしにくい場合も。

何度も話を聞き直したり、大きな声で喋らないといけないと、疲れてしまいますよね。

また、「相手の話を聞くために、身を乗り出したらグラスを倒してしまった……」なんてミスにも繋がりがちなので、こうした状況の時も、隣の席に座る方が良いかもしれません。

食事をする姿を相手に見られる

食事デートで正面に座ると、食事をする姿を相手に見られることになります。

そのため、食器の使い方や食べ方に自信がないと、相手の視線が気になってしまって、食事を楽しむことができないかも。

また、気を遣っていても、食事をしながらお喋りをしていると、唾や食べかすが相手に飛んでしまう可能性もあります。

このあたりも、「食事デートで正面に座ること」のデメリットです。

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隣に座る場合の注意点

食事デートで隣にすわる場合は、何に注意すれば良いのでしょうか?

混雑時のテーブル席で隣同士はマナー違反

カウンターや元々横並びの席なら問題ありませんが、テーブル席で隣同士に座ろうとすると、2人で4人分の席を使うことになってしまいますよね。

混雑時には、こうした行動はお店側や周りの人の迷惑になってしまうのでNGです。

「どうしても隣に座りたい」と思う場合は、事前にカウンターのあるお店を選ぶか、空いている時間帯に行くのがおすすめです。

警戒される可能性もある

「距離を縮めたい」という理由で隣の席に座っても「どうしてわざわざ隣に座るんだろう?」と警戒されてしまっては、逆効果。

特に、知り合って間もないうちは、隣に座られることを嫌がる人も多いです。

相手の性格やタイミングを見て、隣に座るように意識しましょう。

相手が疲れている時はNG

異性とデートをするのって、気を遣うし疲れる部分もありますよね。

特に、人混みを歩いてきたような場合は、「ゆっくりしたい」と思うものです。

そんな時、隣に座られてしまうと、圧迫感を感じてしまうかも。

相手や自分が疲れている時は、無理をせず正面に座るのがおすすめです。

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この記事のまとめ

この記事では、食事デートで隣に座る心理や、好きな人の隣に座る恋愛的な効果を解説してきました。

まとめると……

  • 隣の席に座ると、物理的な距離が近くなるため、心理的な距離も縮まりやすい
  • 隣の席に座ると、会話やボディタッチがしやすいといったメリットもある
  • 隣の席に座ると、タイミングによっては相手に圧迫感を与えたり、警戒心を抱かせてしまうので注意が必要

と、なります。

ちょっとしたことだけれど、こうした心理効果は意外と大きな影響を与えているもの。

好きな人との食事デートをする時には、今回紹介したことを思い出してみてくださいね。

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