
怒って一方的に電話を切る男女は、どのような心理なのでしょうか?電話を切られた時や、着信拒否をされた場合の対処法を解説します。
一方的に電話を切るのってどうなの?
恋人や親しい人との電話中。
「もう、勝手にして!」
なんて電話を一方的に切られたら……ムカつきますよね。(笑)
喧嘩中というのは、お互いに頭が血がのぼって相手を傷つけるような言動をしてしまいがち。
お互い様と言えばお互い様だけれど、だからといって「一方的に電話を切る」という行為はどうなのでしょうか?
「電話を切る」というのは強制的に相手との対話を打ち切り、シャットアウトする行為。場合によってはさらに関係がこじれてしまうリスクもあります。
相手が怒って電話を切ってしまったり、着信拒否をしてきた場合には、どのように対処すれば良いのでしょうか?
この記事では、一方的に電話を切る男女の心理や対処法を解説していきます。
一方的に電話を切るのはあり?
そもそも、一方的に電話を切るのって、ありなのでしょうか?
一方的に電話を切るのは失礼な行為
一方的に電話を切るのは、相手に対して非常に失礼な行為です。
これは、
- 「もうあなたと話すつもりはない」
- 「これ以上、声を聞きたくない」
- 「関わらないで欲しい」
という拒絶のメッセージだからです。
そのため、電話を切られた側の人は、その行為に対してモヤモヤしてしまいがち。
「人としてどうなの?」「流石に失礼すぎるのでは……」
こんなふうに感じるため、仲直りへの気持ちが薄れたり、相手への怒りが膨らんでしまう場合もあります。
電話を切る側にも言い分がある
怒って電話を切る人は、
- 「話にならないから切った」
- 「これ以上話しても無駄だと思った」
- 「一度、時間を置くべきだと感じた」
こうした理由を言う場合が多いのですが……
だとしても、通話を終える時にはそれを伝え、相手の了承を取るのがマナーです。
「喧嘩中にマナーもなにもない」と思うかもしれませんが、「親しい中にも礼儀あり」というように、良い関係を築くためには相手への思いやりや礼儀は大切です。
やむを得ず切る場合もある
とは言え、やむを得ず通話を打ち切る場合もあります。
例えば、
- 人との約束の時間が迫っている
- 乗らなければならない電車が来てしまった
- スマホの充電がもうなくなりそう
こうしたケースでは、相手が納得していなくても、状況的に電話を切らないとならないかもしれません。
怒って電話を切る女性の心理
まずは、怒って電話を切る女性の心理を見ていきましょう。
女性は感情がヒートアップして電話を切りがち
男性と女性では、どちらかというと女性の方が感情的になりやすいと言われています。
これは必ずしもネガティブなことではなく、笑ったり怒ったり、他人に感情を見せることで、女性は周りの人とより強い繋がりを築いていくからです。
特に、恋人などの親しい人には、女性は感情を素直に見せる傾向があります。
そのため、喧嘩中に電話をした時などは、感情的になり通話を打ち切ってしまうこともあるかもしれません。
怒りや悲しみでパニック状態になる
突然一方的に電話を切られると、切られた側からすると不快ですよね。
「こちらの言い分を聞かず、一方的に会話を終わらされた」と感じるからです。
ただ、強い怒りや悲しみを感じると、人はその感情を処理しきれず、一種のパニック状態に陥ってしまいます。
一方的に電話を切るのは、混乱して冷静な判断ができない状態だからかもしれません。
男性にも感情的になる人はいる
もちろん、全ての女性が感情的になるわけではないし、逆に男性の中にも感情的になって電話を切る人はいます。
感情の処理能力にはかなり個人差があるので、本来ならば「男性は」「女性は」と区切ることはできないのです。
ただ、こうした傾向があると知っておくと、電話を切る人の心理を理解する上で役立ちます。
感情的になる要因は様々ですが、「感情を抑えるのが苦手な人」ほど、怒りや悲しみといったネガティブな感情に任せて、電話を切ってしまいがちです。
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怒って電話を切る男性の心理
では、怒って電話を切る男性は、どのような心理なのでしょうか?
男性は議論を打ち切ろうとして電話を切る
男性は、女性と比べると感情的になりにくい傾向があると言われています。
男性は感情よりも「事実」を優先し、喧嘩をした時にも議論をして、具体的な解決策を見つけようとするからです。
逆に言えば、こうした話し合いができないと感じた時、男性はその通話に意味を見失ってしまい、電話を切りたくなります。
男性が電話を切りたくなる状況とは?
男性が電話を切りたくなるのは、「議論ができない」と感じた時です。
- 相手が全く自分の話を聞いてくれない
- 相手が感情的になっていて議論ができない
- 相手の主張が支離滅裂で聞く価値を感じない
こうした状態の時には、うんざりして電話を切ってしまうかも。
女性と男性では求めているものが違う
女性と男性では、喧嘩をした時に相手に求めているものが違います。
女性は、自分の感情を伝えたりそれを理解されることを。男性は、具体的な解決策を見つけるための議論を、相手に求めます。
しかしお互いにこのことをわかっていないと、女性は男性に対して「どうしてわかってくれないの?」と不満を抱くし、男性は女性に対して「どうして話し合いをしようとしないの?」と不満を抱いてしまいがち。
これはどちらが悪いということではなく、男女の違いなのです。
また、先にも触れた通り、感情の処理能力や考え方にはかなり個人差があります。女性の中にはも議論を重視する人はいますし、男性の中にも感情を優先する人はいるので、相手のタイプをしっかり見極めて、その奥にある心理を読み取ってみてください。
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怒ってなくても一方的な人もいる!?
世の中には、怒っていなくても一方的に電話を切る人もいます。
そんな人たちは、どのような心理なのでしょうか?
せっかちで待つことが苦手
せっかちな性格の人は、自分の要件が終わると「はいはい、じゃ、また」などと一方的に通話を終えてしまいがちです。
特に今の時代は、「もしも相手の方からまだ言いたいことがあれば、LINEやメールをしてくるだろう」などと考え、自分の都合で通話を終えることに抵抗を感じない人も多いです。
効率良く時間を使っているとも言えますが、相手からすると「せっかちな人」「人の話を聞かない人」という印象になりがちです。
電話が苦手で早く通話を終わらせたい
電話が苦手な人も「早く通話を終わらせたい」という気持ちから、一方的に通話を打ち切ってしまう場合があります。
「普段はそんなことはないのに、電話だとボソボソした早口になる」というような場合、このパターンかも。
電話が苦手な理由は人それぞれですが、
- 相手の顔が見えないから不安
- 周りの人に会話を聴かれたくない
- 通話を終わらせるタイミングがわからない
こうした理由で、電話を嫌がる人もいます。
そもそもコミュニケーションが一方的
電話に限らず、そもそもコミュニケーションが一方的な人もいます。
- 人の話を聞かない
- 自分の気持ちを押し付けがち
- 相手の気持ちを考えるのが苦手
こうした傾向がある場合、電話も自分が伝えたいことを伝えたら、一方的に終了してしまうかも。
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一方的に電話を切られた時の対処法
喧嘩などで、怒って一方的に電話を切られた時には、どのように対処すれば良いのでしょうか?
時間を置いてお互いにクールダウンする
怒って一方的に電話を切られた時には、まずはお互いにクールダウンするために、少し時間を置くのがおすすめです。
「感情的になったのは相手の方で、自分は冷静だ」と思うかもしませんが、喧嘩をしている時というのは、少なからず気持ちが昂っているものです。
感情を抑えていても、無意識のうちに攻撃的になっている場合もあります。
「怒り」というのは時間を置くと多少は鎮まるものなので、まずは少し時間を置くことを意識しましょう。リラックスできる音楽を聴いたり、外を歩いて体を動かすのもおすすめです。
感情の共有と議論の両方をクリアする
怒って一方的に電話を切られた時には、感情的に相手を責めるのも、理詰めにするのもNGです。
大切なのは、相手の感情を受け止めつつ、きちんと議論を交わすこと。
これは難しい部分もありますが、まずは「○○はそう思ったんだね」「こんなふうに感じたんだね」と相手の気持ちを受け止めることを意識しましょう。
そしてその上で、「今後は××をしよう」「もう△△はやめよう」という具合に、ふたりで具体的な解決策を模索すると、話し合いがスムーズに進みます。
着信拒否やブロックをされたらどうする?
怒って電話を切るだけではなく、着信拒否やブロックをされた場合は、基本的には「相手の気持ちが落ち着くのを待つ」ことになります。
一方的に拒絶されると言い気持ちはしないし、相手に対して一言言いたくもなるけれど。
ブロックされていないSNSのDMや、Gmailなどで連絡をしても、火に油を注ぐ結果になりかねません。
まずは少し時間を置いて、相手が冷静になるのを待つ。その上で、着信拒否やブロックを解除してもらえないのであれば、DMやGmailなどでの連絡を検討しましょう。
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自分から連絡する?相手からの連絡を待つ?
怒って電話を切られた時には、自分から連絡するべき?それとも相手からの連絡を待つべきでしょうか?
反省点があるのなら自分から連絡する
怒って電話を切られた時、自分に反省点があると感じるのであれば、連絡も自分からおこないましょう。
例えば、
- 喧嘩の原因が自分にある
- いつも同じようなことで怒らせている
- 喧嘩中に相手が傷つくような発言をしてしまった
こういう場合は、自分から謝罪をするのがおすすめ。
通話直後はまだ感情が昂っている可能性もあるので、30〜半日程度は時間を空けましょう。
相手の方に非がある場合は連絡を待つ
怒って電話を切られた時、「相手の方に非がある」と感じるのなら、まずは相手からの連絡を待ちましょう。
相手が喧嘩の内容や、怒りに任せて電話を切ってしまったことを反省した場合は、その日〜翌日くらいに連絡が来る可能性が高いです。
LINEや通話の追撃は控える
自分から連絡するにせよ、相手からの連絡を待つにせよ、怒って電話を切られた時には、次に連絡を取り合うまでに気持ちを整理し、仲直りする方向に切り替えることが大切です。
これをせずに電話をかけたり、相手を責めるようなLINEを送ってしまうと、ますますヒートアップしてしまいます。
電話を切られたら、イラッとするかもしれませんが、少し時間を置いてお互いに気持ちを整理することが大切です。
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電話を切られる側の原因とは?
一方的に通話を打ち切られた場合、切られた側には原因があるのでしょうか?
感情的になっていることは多い
電話を一方的に切られると、「相手が感情的になって電話を切った」と思いがちですが……
電話を切られた側が感情的になり、相手がそれにうんざりして電話を切る場合もあります。
「話し合いができない」「会話が成立しない」
こんなふうに感じるからです。
相手を理詰めにして追い詰めてしまうケースも…
また、相手を理詰めにしてしまい、逃げ道を無くしてしまうケースもあります。
人間同士のやりとりの中では、「正しさ」だけではなく、相手の気持ちを受け止めたり、理解を示すことも大切です。
それをせずに理詰めにして、相手を責め立ててしまうと、人によっては何も言うことができなくなってしまいます。
「気持ちをわかって欲しかったのに、どうしてこんなにひどいことを言うんだろう」と、電話を切るパターンもあります。
原因が0%ということは滅多にない
喧嘩をした時には、多くの場合がそのどちらにも原因があります。
「自分は悪いことはしていない」と感じても、相手の立場から見るとそうではないのです。
なので、怒って電話を切られた時には、相手を責める前に「どうして相手は怒ってしまったのかな?」と考える視点を持つことが大切。
お互いにこれができるカップルは、自然と相手のことを思いやれるので、良い関係を築きやすくなります。
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自分が電話を切ってしまった時の対処法
では、逆に自分が怒って一方的に電話を切ってしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか?
まずは気持ちを落ち着ける
自分が怒って一方的に電話を切ってしまった場合、まずは気持ちを落ち着けることを優先しましょう。
怒りを抱いたまま相手に電話をかけ直したり、LINEでメッセージを送ると、ますます喧嘩がエスカレートしてしまう可能性も。
冷静な話し合いをするためには、気持ちを落ち着けることが大切です。
自分の気持ちや要望を言語化する
怒って電話を切ってしまった時には、自分の気持ちや要望を言語化することも大切です。
- なぜ怒っているのか?悲しかったのか?
- 相手のどこが嫌だったのか?
- 相手に対して何を求めているのか?
これらを伝えるか否かは別として、まずは自分の正直な気持ちを知ることが大切です。
場合によっては、これをするだけで気持ちがスッキリして、怒りが収まる場合もあります。
電話を切ったことへの謝罪をする
少し時間を置いて、気持ちの整理もできたら、LINEや電話で相手にコンタクトを取りましょう。
一方的に電話を切ってしまった場合は、そのことを謝罪するのも忘れずに。
喧嘩をしてしまった時には、なるべく早いうちに解決する方が良いです。
日にちを開けると相手への不信感が強まったり、タイミングを逃してしまうからです。
一方的に電話を切ってしまった場合は、なるべく早く自分の気持ちを整理して、なるべく早く謝ることを意識しましょう。
まとめ|まずはクールダウンすることが大切
この記事では、怒って電話を切る人の心理や、電話を切られた時の対処法、逆に自分が怒って電話を切ってしまった時の対処法などを解説しました。
まとめると……
- 感情的になって電話を切ったり切られたりした場合は、まずは時間を置いてクールダウンしよう
- 喧嘩をした時には、女性は感情を理解されること、男性は問題解決のための議論を相手に求める傾向がある
- 電話を切られた時には相手を責めたくなるが、自分自身の行動を見返し反省点がないか考えることも大切
と、なります。
一方的に電話を切られると悲しいし、「どうしてなの?」と思ってしまうけれど。
電話を切った相手の方も、傷ついたり、辛い思いをしているものです。
大切なのは、こうした相手の行動を責めることではなく、相手の気持ちや状況を理解し寄り添いつつ、具体的な解決策を見つけていくこと。
なかなか難しいものですが、こうしてトラブルを乗り越えていくと、カップルの絆は強まっていきます。
また、電話での喧嘩は相手の顔が見えないからこそ悪化しがちなので、喧嘩をしたらいっそ会いに行ってしまうのもあり。
顔を見れば、怒りも吹き飛んで「なんで喧嘩してたんだっけ?」なんて思ってしまう場合もあります。
喧嘩中の恋人と電話をするときには、そんなことも選択肢にいれてみてくださいね。
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