
結婚を先延ばしにする心理とは?男性の本音と建前を紹介します。結婚を先延ばしにされたら、どのように対処するべきでしょうか?
彼氏に結婚を先延ばしにされる…
「早く結婚したいのに、彼氏に結婚を先延ばしにされる……」
もしかすると、あなたも今こんなふうに悩んでいるかもしれません。
結婚したいと思っているのに、彼氏に先延ばしにされると「どうして?」と落ち込んでしまいますよね。
特に、子供を持つことを考えている場合は、なるべく早く結婚したいものです。
彼氏に結婚を先延ばしにされたら、どのように対処すれば良いのでしょうか?
この記事では、結婚を先延ばしにする男性の本音と建前、先延ばしにされた時の対処法を解説します。
結婚を先延ばしにする男性の建前
男性が結婚を先延ばしにするのはどうしてでしょうか?
まずは、よくある言い分を見ていきましょう。
仕事がまだ軌道にのっていない
結婚を先延ばしにする理由として、最もよく聞かれるのは「今はまだ仕事が落ち着いていない」というものです。
女性は20代後半〜30代にかけて結婚を真剣に考える始めることが多いけれど、男性はこの年代は、まだまだ仕事盛り。
「ようやく仕事に慣れてきて、自分の好きなことができるようになった」なんて人も多いかもしれません。
中には、自分で事業を始める人もいますよね。
だからこそ、「今はもっと仕事を頑張りたい」と言われると、女性もなかなか強くは出られないもの。
仕事を理由に、結婚を先延ばしにする男性は多いです。
貯蓄が少なく金銭的な不安がある
「もっと貯金をしてから結婚したい」
これも、結婚を先延ばしにする理由としてありがちです。
式を挙げて引っ越しをして家具を揃えて……となると、それなりにお金が必要。
「君のためにも貯金をしっかりしておきたい」というような言い方をされたら、女性としても受け入れてしまいますよね。
今の時代は不景気なので、貯蓄しておきたいと思うのは自然なことですが、具体的な金額や時期を決めない場合は、ただ結婚を先延ばしにしているだけかも!?
年齢や交際期間的にまだ早い
「まだ30代前半だし……」「まだ付き合って1年だし……」
こんなふうに、年齢や交際期間を理由に結婚を先延ばしにする男性もいます。
女性からすると、「もう30代前半」だし「もう付き合って1年」なのですが、結婚に対して男性は年齢的な焦りを感じにくいため、このあたりの感覚には男女で差が生まれがちです。
中には「あと5〜6年してから結婚したいんだよなぁ」など、女性を愕然とさせるような発言をする男性もいます。
生活の相性を見極めたい
「結婚する前に同棲したい」「もう少し付き合って生活の相性を見極めたい」
こんなふうに、結婚を先延ばしにする男性もいます。
結婚をするということは「生活を共にする」ということなので、これも最もな言い分に聞こえますが……
女性からすると、まるで「テスト期間」を設けられたようで、ちょっとモヤモヤしてしまうかも!?
結婚を先延ばしにする男性の本音
結婚を先延ばしにする時、先に紹介したような建前を述べる男性は多いです。
でも、その裏には女性にはなかなか言えない本音が隠されていたりするもの。
ここからは、「結婚を先延ばしにする男性の本音」を解説します。
結婚に対してのメリットを感じていない
一昔前は「男性は結婚して初めて一人前」「男性も女性も30代になれば結婚するのが当たり前」という風潮がありました。
また、仕事と家事は男女で分担し、「家を継ぐ(苗字を残す)」という意識を持つ人も多かったため、男性も適齢期になれば自然と結婚を考えたものです。
しかし今の時代は、こうした意識も薄れ、男性にとって結婚をするメリットが少なくなってします。
「結婚をしたら、責任が増えるだけ」「今の状態でも十分幸せだし、何も困らない」
こんなふうに感じるため、結婚を先延ばしにするのです。
家庭を持つことに不安がある
「自分には、家族を幸せにすることなんてできないのでは?」「結婚をしても、良い人生にはならないのでは?」
こうした不安から、結婚を先延ばしにする男性もいます。
育ってきた環境や、周りの既婚者の体験談などから「家庭を持つこと」に抵抗がある人は、意外と多いものです。
しかし、こうした本音も女性にはなかなか打ち明けづらいもの。
「覚悟ができていない」と言えばそれまでですが、こうした不安を隠して、適当な理由で結婚を先延ばしにする男性もいます。
結婚前にもっと女性と遊んでおきたい
男性の中には、「今の彼女と結婚したいけれど、できればその前にもっと遊んでおきたい」と考える人もいます。
意外かもしれませんが、これは恋愛経験が少ない男性に多いです。
「彼女のことは好きだけれど、他の女性を知らないまま結婚してしまったら後悔するのでは……?」「結婚してから浮気をするわけにはいかないけれど、今の段階ならセーフなのでは……?」
実際に浮気をするかしないかは別として、こうした気持ちから結婚に踏み切れない男性もいます。
他にもっと良い人がいるのでは?と感じている
「今の彼女より、もっと良い人がいるかもしれない」
こうした気持ちから、結婚を先延ばしにする場合もあります。
よく「付き合う女性と結婚する女性は別」と言いますが、毎日の生活や人生を共にする相手となると、外見や性格以外にも様々な部分を見なければなりません。
- 生活習慣
- 性的な相性
- 金銭感覚
- ものの考え方や価値観
- お互いの家族との関係
こうした部分にズレを感じていて、結婚を先延ばしにするケースもあります。
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結婚を先延ばしにされる女性によくある原因
結婚を先延ばしにされる、よくある原因とその理由について解説します。
専業主婦希望
「結婚したら専業主婦になりたい」「子育てに専念したい」
こうした気持ちを持つのは、決して悪いことではありません。
女性と男性では体力も違いますし、自分に合う生き方を選ぶことも大切です。
ただ、専業主婦希望の女性に対して、結婚を躊躇する男性もいます。
自分ひとりだけで家族を養うとなると、それだけ結婚への責任やプレッシャーが大きくなるからです。
特に今の時代は不景気なので、専業主婦を希望していることが原因で、結婚を先延ばしにされてしまう場合もあります。
家事が全くできない
家事ができないことも、結婚を先延ばしにされるよくある原因のひとつです。
特に、「実家暮らしで料理も洗濯も掃除も、全部母親がしてくれる」というような場合は、男性に「一緒に暮らしたら大変そう……」と思われてしまいがち。
「結婚してから練習していけばいい」と思うかもしれませんが、男性側からすると快適な生活が保障されていない状態なので、結婚に踏み切れなくなります。
結婚に関する条件が多い
結婚というのは、人生の一大イベント。だからこそ、あれこれ条件をつけたくなるのも無理はありません。
ただ、その条件が厳しかったり多すぎる上に、譲渡する気配が全くないと、男性も結婚を先延ばししたくなります。
例えば……
- 結婚後は実家の近くに住みたい
- 子供は絶対に2人以上欲しい
- 食事は完全にオーガニックにしたい
こうした条件が多ければ多いほど、男性は彼女に合わせて人生プランや生活スタイルを調整をしなければなりません。
すると、自分の自由が失われてしまうように感じて、「なんだかなぁ……」と思ってしまうのです。
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彼氏に結婚を先延ばしにされた時の対処法
彼氏に結婚を先延ばしにされた時には、どうすれば良いのでしょうか?
「プロポーズされたい」と伝える
男性に結婚をする気がなくても、女性が「結婚したい」「プロポーズされたい」という意思を伝えることで、男性の気持ちが動く場合もあります。
「彼女を幸せにしてあげたい」「彼女の喜ぶ顔が見たい」
好きな女性に対して、男性はこうした気持ちを抱いているからです。
自分自身には結婚願望がなくても、女性が結婚への気持ちを伝えることで、彼女のために覚悟が決まる場合もあります。
明確な時期や目標を決める
「もっとお金を貯めたい」「仕事が落ち着いてから」「ちゃんと相性を見極めてから」
こうした理由で先延ばしにされているのなら、具体的な金額や時期を設定しましょう。
- ふたりで貯金をして100万円貯める
- 今から1年間は仕事に専念する
- 半年間お試し同棲をする
こうした時期や目標を設定することで、まず男性に本当に結婚する意思があるのかどうかを見極められますし、「結婚しないままズルズルと付き合い続けて婚期を逃してしまった……」というパターンも防げます。
「結婚しないなら離れる」と伝える
「私は30歳までに結婚したいから、○○くんのことは大好きだけど、もしも結婚する気がないなら離れよう」
こんなふうに伝えて、結婚か別れかを選択させるのも、方法の1つです。
「脅しのようで気が進まない」と感じるかもしれませんが、「結婚しなければならない理由」ができて、初めて結婚について真剣に考え出す男性もいます。
逆プロポーズもあり
「プロポーズは男性から」というイメージがあるかもしれませんが、思い切って女性から逆プロポーズをするのもあり。
そもそも「結婚したい」という意思が薄い男性は、ただ待っていてもなかなか結婚に向けて動いてはくれません。
- 「結婚しよう」
- 「○○くんと一緒に生きて行きたい」
- 「大切にするから、一緒にいて」
こうした言葉が男性の心を動かし、結婚に進む場合もあります。
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結婚を先延ばしにされた時の注意点
結婚を先延ばしにされた時には、何に注意すれば良いのでしょうか?
相手の本心を見極める
結婚を先延ばしにされた場合は、相手の本心を見極めることが大切です。
「もっとお金を貯めてから結婚したい」などと言われても、本心では結婚する気など全くない場合もあります。
「結婚したいけど理由があってできない」のか、それとも「そもそも結婚するつもりがなくて、ただ先延ばしにしているのか」をしっかりと見極めましょう。
先延ばしを愛だと思わない
男性の中には、「結婚をする気はないけど、彼女とは別れたくない」と考える人もいます。
これは一見愛されているようにも思えますが、ここにあるのは女性への愛情や思いやりではなく、自分勝手な願望です。
本当に彼女のことを思うのなら、きちんと将来のことや「彼女の人生」を考えます。
彼氏がそれをしてくれないのであれば、関係自体を見直すことも必要です。
男性の幸せについて考える
「結婚したい」という気持ちがあると、つい一方的にそれを押し付けてしまいがちです。
でも、お互いに幸せな結婚生活を送るためには、「男性の幸せ」について考えることも大切です。
結婚願望が薄い男性は、そもそも家族を持つことや、結婚に対しての憧れの気持ちが薄い傾向があります。
「結婚したら、男性にはどんな幸せが待っているのか」を考えることで、突破口が見えてくるかもしれません。
ふたりで「どんな結婚生活を送りたいか」を話してみるのもおすすめです。
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Q&A|よくある質問
Q1. 結婚を先延ばしにされたら別れるべきですか?
A. 別れも選択のひとつですが、まずは話し合いの場を設けてみましょう。男性にとっての結婚のメリットを提示したり、あなたの「結婚したい」という意思を前向きに伝えることで、男性の気持ちが動く場合もあります。
Q2. 結婚を先延ばしにするのはどうしてですか?
A. 金銭的な不安や、「もっと遊びたい」という気持ちから先延ばしにする場合があります。また、男性の中には「結婚する気はないけれど、別れたくもない」という気持ちから、とりあえずその場をしのぐために先延ばしにする人もいます。
Q3. 男性も結婚に不安を感じるものですか?
A. 性格にもよりますが、多くの場合は男性も不安を感じます。結婚をして家族を持つことには、責任が生まれるからです。責任感が強く真面目な性格の人ほど、不安も大きくなるかもしれません。
この記事のまとめ
この記事では、結婚を先延ばしにする男性の本音の建前、結婚を先延ばしにされた時の対処法を解説してきました。
まとめると……
- 男性が結婚を先延ばしにする理由としては、「今は仕事に専念したい」「もっとお金を貯めたい」などがありがち
- 結婚を先延ばしにされたには、明確な期限を設定したり、「結婚したい」という気持ちを前向きに伝えることが大切
- 彼氏の結婚願望が薄い場合は、「どんな結婚生活なら幸せか?」をふたりで話し合ってみるのもおすすめ
と、なります。
彼氏に結婚を先延ばしにされて悩んでしまった時には、今回紹介したことを思い出してみてくださいね。
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