デート代は男性が出すべき?それとも割り勘にするべき?それぞれの意見を踏まえ、徹底考察していきます。
デート代はどうするのが正解?
「デート代は男性が出すべき?それとも公平に割り勘にするべき?」
あなたも、こんなふうに悩んだ経験があるかもしれません。
特に、恋活・婚活をしていると、どうするのが正解なのか、迷ってしまいますよね。
「デート代は男性が出すべき」というのは、昭和〜平成にかけては常識だったかもしれないけれど、今の令和の時代では、「公平に割り勘にするべきだ」という意見も多いです。
実際のところ、世の中の男女はデート代について、どのように考えているのでしょうか?
この記事では、「男性が奢る派・割り勘派」それぞれの意見を踏まえ、徹底的に考察をしていきます。
恋活・婚活中の人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「デート代は男性が出すべき派」の意見
まずは、「デート代は男性が出すべき派」の意見を見ていきましょう。
女性はお洒落やメイクにお金がかかる
「デート代は男性が出すべき派」の意見として最も多く聞かれるのが、「女性はお洒落やメイクなど、デートの準備にお金がかかるから、当日のデート代は男性が負担するべき」という意見です。
確かに、美容院やネイルなど、外見を美しく整えるのにはお金がかかりますよね。
「男性のために身なりを整えてデートに望むのだから、食事代くらいは出してほしい……」と思うのは、自然なことかもしれません。
男らしさや頼りがいをアピールするべき
「男らしさや頼りがいをアピールするために、デート代は男性が出すべきだ」という意見もあります。
というのも、「男性としての魅力」が伝わらなければ、相手の女性に好意を抱いてもらったり、良い印象を残すことができないからです。
お金というのは仕事の対価として得られるものなので、デートでお金を使うことで、「甲斐性のある人間だ」とアピールすることができます。
男性の方が平均年収が高い
「男性の方が稼ぎが多いから、デート代も多めに出すべきだ」という人もいます。
確かに、同じ1万円を払うにしても、年収が200万円の人と1,000万円の人とでは、その負担も違いますよね。
国税庁が発表したデータによると、2023年の男性の平均年収は569万円、女性の平均年収は316万円で200万円以上の差があることになるので、「男性が多めに出すべきだ」と主張する人が多いのも、納得かもしれません。
「公平に割り勘にするべき派」の意見
では、「デート代は公平に割り勘にするべき」と主張する人は、なぜそう思うのでしょうか?
男性だって美容にお金をかけている
「女性はデートの準備にお金がかかる」という意見に対して、「男性も美容や見た目にお金をかけている」と主張する人もいます。
確かに、今の時代は男性も美容院でヘアカラーなどをすることも多いし、人によっては脱毛やエステ、ジムなどに通っていたりもしますよね。
洋服や靴だって、良いものを揃えようとすればお金がかかります。
男性も女性と同じように美容や見た目にお金をかけているのであれば、「女性の方がデートの準備にお金がかかるから、デート代は男性が負担するべき」という主張は通らないのです。
自立している女性にお金を払うのはおかしい
今の時代には、男性と同じようにバリバリと仕事をして、働いている女性も多いですし、労働環境にそこまでの大きな差があるわけではありません。
平均年収には差がありますが、職種によっては女性の方が稼いでいたり、育休制度などが充実していて、得をしているように見える場合もあります。
「女性は全くお金を稼ぐことができない」というのなら話は別ですが、女性も同じように働き、稼ぐことができるのに、男性だけがデート代を負担するのは、確かにおかしな話ですよね。
「自立している女性に、どうしてお金を払う必要があるんだろう?」と感じるのも、自然なことです。
恋愛も男女平等にするべき
今の時代は至るところで「男女平等」が謳われています。
しかし、恋愛に関しては、これは適用されていません。
「男性がデート代を負担するべき」という意見は、その典型です。
恋愛というのは「男性」と「女性」がするものなので、そもそも平等にするということ自体が困難ではあるのですが……
「男女平等」を適用するのなら、デート代も割り勘にするべきなのかもしれません。
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デート代を男性が出すメリット・デメリット
ここからは、デート代を男性が出すメリット・デメリットを見ていきましょう。
お互いを異性として意識しやすくなる
デート代を男性が出す一番のメリットは、お互いを「異性」として意識しやすくなることです。
「お金」というのは現代においては「力」そのものなので、それを使って女性を喜ばせたり、満たすことで男性は「強さ」をアピールすることができます。
また、女性はその強さに対して尊敬や感謝の気持ちを示すことで、男性に可愛らしさを感じさせることができます。
恋愛は、お互いを「異性」として意識しないと始まりません。
デート代を男性が負担することで、相手に「異性としての魅力」を感じやすくなるため、恋愛もうまく進みやすくなるのです。
「男性としての面子」を保てる
男性としての面子を保てるのも、男性がデート代を負担するメリットです。
「男性としての面子を保つ」とは、
- 男らしくて頼りがいがある
- 女性をリードする力がある
- 女性を満足させることができる
こうした評価を、世間や相手の女性から得ることです。
何気ないことに思うかもしれませんが、世間や相手の女性に「いい男だ」と認められることで、その恋愛の満足度は上がります。
また、女性側も男性にデート代を負担してもらうことで、「自分にはそれだけの価値がある」「自分は男性から愛されている」と感じられるため、満足感を得やすくなります。
男性がデート代を負担することは「損」のように思うかもしれませんが、こうした理由で、実はお互いに満たされた恋愛がしやすくなるのです。
女性の立場が弱くなる場合も…
男性がデート代を負担することには、デメリットもあります。
そのひとつが、女性の立場が弱くなってしまうことです。
「お金を出してもらう」というのは、その男性に借りを作ることでもあります。
男性側にそのつもりはなくても、「お金を出してもらっているから……」と引け目を感じて、意見を主張できなくなったり、男性に合わせなければいけないように感じてしまう女性もいます。
公平に割り勘にするメリット・デメリット
では、公平に割り勘にすることには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
対等な関係が築きやすくなる
割り勘にする一番のメリットは、対等な関係が築きやすくなることです。
「デート代を男性が出すメリット・デメリット」の項目でも触れましたが、男性がデート代を負担すると、女性が引け目を感じて、意見を言えなくなってしまう場合もあります。
また、男性側も「お金を出しているんだから」と女性に対して、横柄な態度をとってしまう場合も。
割り勘にすることで女性側も遠慮せずに自分の意見を主張でき、対等な関係が築きやすくなります。
お金をかけたデートを楽しめる
デートにかかるお金を割り勘にすれば、男性側の負担は半分になります。
そのため、ちょっと良いレストランに行ったり、旅行に出かけたりも気軽にできるようになります。
もちろん、女性側の負担は増えることにはなりますが、お互いに無理のない範囲でお金を出し合えば、より魅力的なデートが楽しめるかも。
お金をかけたデートが気兼ねなく楽しめるのは、割り勘にする大きなメリットです。
恋活・婚活では選ばれにくくなる
デート代を割り勘にすることには、デメリットも存在します。
特によく言われているのは、「割り勘にする男性は、恋活・婚活では選ばれにくい」というものです。
これは単純に、似たようなスペックで「デート代を出してくれる男性」と「デート代を割り勘にする男性」がいたら、多くの女性が「デート代を出してくれる男性」を選ぶからです。
デート代を割り勘にする男性は「男らしくない」「ケチ」などと思われがちなので、恋活・婚活の場ではやや不利になる傾向があります。
世の中の男女はデート代をどうしてる?
デート代に関しては、「男性が出すべき」と考える人もいれば、「平等に割り勘にするべき」と考える人もいます。
では、世の中の男女は、実際のところデート代をどのように分配しているのでしょうか?
男性が多めに払う場合が多い
デート代に関しては、多くの男女が頭を悩ませています。
男性側が負担をすることには「男性の面子を保てる」「お互いに満足しやすくなる」などのメリットもありますが、それが全額となると男性側は金銭的にも厳しくなるし、女性側も引け目を感じてしまうからです。
かといって割り勘にすると、男性は面子を保てなくなりますし、女性は「大切にされていないのかな……」と不安を感じてしまいがち。
そのため、多くのカップルが「全額ではないけれど、男性が多めに払う」という方法を選んでいるようです。
この方法だと、先に紹介したメリットを享受しつつ、男性も金銭的に余裕ができますし、女性もそこまで引け目を感じることなく恋愛を楽しめます。
学生同士や若い世代には割り勘も多い
「デート代は男性が払うべき」という考えは、どちらかというと古い考え方です。
そのため、若い世代の方が割り勘にも抵抗が少なく、特に学生同士で金銭的に厳しいような場合は、割り勘を選ぶ傾向があります。
金銭状況や年齢によっては全額負担
- 女性が学生で男性が社会人
- 男性の方が10個以上年上
- 男性の方が明らかに収入が多い
- 男らしく面子を大切にするタイプの男性
こうしたケースでは、男性側がデート代を全額負担する場合もあります。
女性が多めに出すケースもある
稀にですが、女性がデート代を多めに出すケースもあります。
- 女性の方が稼いでいて金銭的に余裕がある
- 男性が失業中で収入がない
- 男性が何かしらの夢を追っていてお金がない
こうした状況の場合は、女性側がデート代を多めに出したり、同棲する場合は家賃を負担したりします。
男性負担と割り勘、正解はどっち?
デート代は男性が負担するべきか、それとも割り勘にするべきか……正解はどちらなのでしょうか?
恋愛的には男性負担が正解
デート代の支払いに関しては、恋愛的には「男性が全額負担」もしくは「多めに支払う」のが正解となります。
男性がデート代を支払った方が、お互いに恋愛的な意味での満足度は高くなる傾向があるからです。
男性は男らしさをアピールできて面子を保てますし、女性は「愛されている」という実感が得られるため、円満な関係が築きやすくなります。
時代的には割り勘が正解
恋愛的な正解は「男性負担」だと解説しましたが、時代的な正解は「割り勘」です。
今の時代は「男女平等」が謳われているので、それを適用するのなら、デート代も割り勘にするべきだからです。
割り勘にすることで対等な関係も築きやすくなるため、「男だから」「女だから」という古臭い考え方に囚われたくない人には、こちらが向いているかもしれません。
現実的には男性が多めに払うのが正解
恋愛的な正解は「男性がデート代を負担すること」ですが、これには「金銭的に厳しい」「女性の立場が弱くなる」などのデメリットがあります。
時代的な正解は「平等に割り勘にすること」ですが、これには「異性としての魅力を感じにくくなる」「男性の面子を保ちにくくなる」というデメリットがあります。
そのため、現実的な正解は「デート代は、全額ではないが男性が多めに支払う」というものになります。
これなら、それぞれの「いいとこ取り」ができますし、実際に多くの男女がこの方法を選んでいます。
まとめ|お互いが居心地の良い関係を築くことが大切
この記事では、デート代を男性が負担するべきか、割り勘にするべきかを考察してきました。
まとめると……
- 男性がデート代を支払う方が、お互いの恋愛への満足度が高くなる傾向がある
- デート代を割り勘にすることには「対等な関係を築きやすくなる」などのメリットがある
- 全額ではなくても、男性が多めに出すことで、それぞれのいいとこ取りができる
と、なります。
例えば、「普段は完全に割り勘だけれど、クリスマスなどのイベントは男性が負担する」「会計が3,000円なら、500円〜1,000円くらいを女性が出す」「食事は男性の奢りだけれど、その後のカフェは女性が奢る」というようなイメージですね。
もちろん、これは私、愛丸さくらの個人的な考察なので、全ての男女にとっての正解とは限りません。
お互いの収入や年齢によっても、正解は変わってきます。
大切なのはお互いが居心地の良い関係性を築くこと。
あなたとパートナーにとっての最適な道を、見つけてみてくださいね。
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