
好きな人と好かれている人、どちらを選べば幸せな恋愛ができる?それぞれのメリット・デメリットや、選ぶ際のポイントを解説します。
好きな人と好かれている人、どちらを選ぶべき?
出会いが増えると、多くの女性が直面するのが「好きな人」か「好かれている人」かの選択です。
ドキドキする相手を追いかける恋もあれば、穏やかに大切にされる恋もあります。どちらも幸せに繋がる可能性はありますが、その道筋や形は異なります。
この記事では、好きな人を選ぶ場合と、好かれている人を選ぶ場合のメリット・デメリットを整理しながら、あなたにとっての「幸せな恋愛」を見極めるヒントをお伝えします。
「好きな人」を選ぶメリット
まずは、好きな人を選んだ場合、どのようなメリットが得られるのかを見ていきましょう。
情熱的でときめく恋愛ができる
好きな人を選ぶ一番のメリットは、情熱的でときめく恋愛ができることです。
相手の姿を見るだけで胸が躍ったり、LINEの1つ1つのやりとりを特別に感じたり……心が強く惹かれているからこそ、何気ない日常の中の出来事でも、幸せを感じやすくなります。
「恋をしている」という実感も得やすいので、毎日が特別に感じられるかも。
自分から積極的に努力できる
「好き」という気持ちは大きな原動力になります。
例えば、相手に可愛く見られるために自分磨きを頑張ったり、勇気を出してデートに誘ってみたり……場合によっては、仕事や勉強にもやる気が出るかも。
自分から積極的に行動をすることで、それは人生の中での貴重な経験となり、成長にも繋がります。
恋愛を通して努力し自分を変えられるのは、好きな人を選ぶからこそのメリットです。
交際できた場合の満足度が高い
好きな人を選び、それが交際に繋がった場合は、大きな満足を得られます。
「こんなに素敵な人と付き合えるんだ」と思うことで、自己肯定感も上がるし、恋を叶えるための努力が報われたという成功体験は、今後の人生にも良い影響を与えるものです。
また、「好き」という気持ちがあるからこそ、その恋を大切にしようという気持ちも強まります。
「好きな人」を選ぶデメリット
一方で、好きな人を選ぶことには、デメリットも存在します。
交際に発展しない可能性もある
「好き」という気持ちが強くても、必ずしも交際に結びつくわけではありません。
思いが叶わず片思いで終わってしまうと、これまでの時間や労力を無駄にしたように感じてしまうかも。
また、好きな人を選ぶことで、「自分のことを好きでいてくれた人」と付き合えるチャンスを逃してしまう場合もあります。
こうしたデメリットが理由で、好きな人との恋愛を選べない女性は多いです。
片思いの不安がつきまとう
好きな人がいると、毎日が楽しい反面、相手の気持ちがわからず不安になってしまうものです。
- 「他に好きな人がいたらどうしよう」
- 「私のことをどう思っているのかな?」
- 「どうしてLINEの返信をくれないんだろう?」
こうした不安が強くなると、精神的に辛くなり、勉強や仕事にも悪影響が出てしまうかも。
相手に振り回されやすい
「惚れた弱み」なんて言葉もありますが、好きな人との恋愛では、相手に振り回されてしまいがちです。
場合によっては、相手に合わせすぎて「都合のいい女」のようになってしまうことも……。
無理して予定を合わせたり、相手の気分に左右されてしまったりすると、自分自身が疲れてしまいます。
恋愛の主導権を握れず、相手次第の関係になりやすい点は注意が必要です。
「好かれている人」を選ぶメリット
では、恋愛で好かれている人を選ぶと、どのようなメリットが得られるのでしょうか?
恋愛の主導権を握ることができる
好かれている人との恋愛では、こちら側が主導権を握ることができます。
無理をして相手に合わせたり、相手の機嫌を伺ったりしなくて良いのは、大きなメリット。
すでに相手側からは好意を寄せられている状態なので、自分さえその気になればいつでも交際ができるというのも、安心感に繋がります。
「追われる恋」を楽しめる
好かれている人との恋愛では、「追われる恋」を楽しむことができます。
積極的にLINEを送ってくれたり、自分を楽しませるためにあれこれデートプランを練ってくれたり……
こうした男性の姿を見ているうちに心が動き、「好き」という感情が生まれてくる場合もあります。
大切にされる幸せを実感できる
「愛されている」という実感を得られるのは、とても大きな幸福です。
食事やプレゼント、気遣いの言葉など、好かれている人との恋愛では、相手の行動の節々から「大事にされている」と感じられるもの。
自己肯定感も高まり、相手の存在や恋愛が心の支えになる場合もあります。
「好かれている人」を選ぶデメリット
好かれている人を選ぶことには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
ときめきやドキドキを感じにくい
「相手には好意を寄せられているけれど、自分はいまいち恋愛対象として見ることができない……」
こうしたケースでは、一緒に過ごしていてもときめきやドキドキを感じにくくなります。
相手への信頼や「友達としての好意」はあっても、恋愛感情が湧き上がらないために交際に踏み切れない女性は多いです。
交際に発展しても満足度が低い
好かれている人から告白をされたり、交際をすることになっても、その瞬間の満足度は低くなってしまいがちです。
人は「自分がなんの努力もせずに簡単に手に入れたもの」に対しては、価値を感じにくい傾向があるからです。
実際には素敵な相手だとしても、こうした心理的な理由で、交際を喜べない場合もあります。
愛情を返さなきゃ…とプレッシャーを感じやすい
人は、誰かから好意を向けられると「自分も相手に好意を返さなきゃ」と感じます。
そのため、相手からの愛情や「好き」という気持ちが強いと、それを重荷に感じてしまうかも。
好かれている人との恋愛は気楽に思えるかもしれませんが、こうした理由で避ける女性もいます。
幸せを感じやすいのはどっち?
好きな人と好かれている人。幸せな恋愛ができるのは、どちらなのでしょうか?
妥協をしたくないのなら「好きな人」
「心から好きな人と付き合いたい」という強い思いがある人にとっては、妥協して好かれている人を選んでも満たされない可能性があります。
情熱的な恋愛をしたい、後悔したくないという気持ちが強いなら、自分の気持ちを優先して「好きな人」を選ぶのも立派な選択です。
結果的にその恋が実らなかったとしても、そこで得た経験は、人生の肥やしになります。
相手を好きになれるなら「好かれている人」
「今は相手のことはそこまで好きではないけれど、この先好きになれそうな気がする」
こんなふうに感じるのなら、好かれている人との恋愛を選ぶのもあり。
愛される恋愛は幸せなものですし、ときめきやドキドキといった強い恋愛感情がなくても、穏やかで居心地の良い関係を築くことはできます。
あなたの「幸せの基準」をはっきりさせよう
好きな人か好かれている人か、どちらを選ぶのかを悩んだ時には、自分の「幸せの基準」を明確にすることが大切です。
例えば、「愛される恋愛がしたい」と感じているのなら、好かれている人を選ぶのもありですし、「自分の中にある好きという気持ちを大切にしたい」と感じるのなら、好きな人を選んだ方が満足度が高いかも。
また、結婚を視野に入れる年齢なのであれば、条件などで判断するのも方法です。
刺激やときめきというのは、時間が経つとある程度は薄れるものでもあるので、その部分も考慮して、「自分にとっての幸せな恋愛」を考えてみましょう。
選び方のポイント3つ
「どちらがいいか分からない……」と迷った時は、次の3つのポイントを意識してみてください。
1. 好きな人との恋が叶う可能性
「好きな人」が脈ありで、付き合える見込みがあるなら挑戦してみる価値は十分あります。しかし相手にまったくその気がない場合、長い間報われない片思いに悩むリスクも。
可能性の有無を冷静に見極めましょう。
2. 好かれている人を好きになれるか
最初はそこまで惹かれていなくても、一緒に過ごす中で気持ちが育つケースは多いです。
相手の優しさや誠実さに触れて「好き」という感情が芽生える可能性があるかを考えてみましょう。
3. 交際後の関係をイメージできるか
「付き合ったらどんな関係になりそう?」と具体的に想像してみることも大切です。
一緒にいて安心できるか、楽しく過ごせるか、将来を考えられるか……。交際後のリアルな姿をイメージすると、自分に合った選択が見えやすくなります。
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Q&A|よくある質問
Q1. 好きな人と好かれている人、どちらを選ぶのが正解?
A. 正解は人それぞれです。情熱やときめきを求めるなら好きな人ですが、安心感や安定を重視するなら好かれている人を選ぶのもありかもしれません。自分にとっての「幸せの基準」を明確にして、それぞれとの未来を想像すると、答えが見つかりやすくなります。
Q2. 好かれている人を好きになれることはありますか?
A. はい、あります。最初は友達感覚でも、誠実に大切にされるうちに自然と恋愛感情が芽生えるケースは少なくありません。また、外見などは交際後にある程度カスタマイズすることも可能なので、「無理」と決めつけずに柔軟に考えてみるのがおすすめです。
Q3. 好きな人を選んで失敗したらどうすればいい?
A. まずは勇気を出して挑戦した自分を褒めてあげてください。その経験は、必ずこれからの人生で役に立ちます。何もせずに諦めるより、何か行動して失敗した方が、得られるものははるかに多いのです。パワーアップした自分で、ここから素敵な恋を見つけていきましょう。
Q4. 結婚を考えるならどちらが良い?
A. 長期的な交際をしていると、ときめきやドキドキは薄れていく傾向があります。なので、そうした感情を抜きにして、相手の性格や生活スタイルなどを考慮して「うまくやってけそうか」を見ると、判断がしやすくなるかもしれません。
愛丸の考察|好かれる恋愛は本当に幸せ?
よく「女性は追う恋より追われる恋をした方が幸せ」なんて言いますよね。
確かに、女性は男性から愛されることで自己肯定感も上がりやすくなりますし、満たされる恋愛がしやすくなります。逆に、自分が追いかける恋だと、相手に振り回されたり、愛情を感じられずに心が荒んでしまう場合も。
でも、だからといって「全く好きではない相手」と付き合って幸せかというと、そうではないのですよね。
大切なのは、手の届かない相手を追いかけることでも、妥協して好きになれない人と付き合うのでもなく、「お互いに好きになれる人」を見つけて、愛を育んでいくことです。
なので、好きな人ができたら、まずは自分からも行動して、相手に好きになってもらえるように頑張る。逆に誰かから好意を寄せられた時には、「なし」と決めつけずに食事やデートをして、相手のことを好きになれそうか考えてみる。
こんなふうに、「その恋愛が良い関係性に発展していくか」を見ることが、幸せな恋愛をするポイントになります。
まとめ|自分の幸せを軸に選択をしよう
この記事では、好きな人と好かれている人、それぞれを選ぶメリット・デメリットや、選ぶ時の判断ポイントを解説してきました。
結論を言うと、
「両思いになれる人を選ぶのが正解」
と、なります。
なので、「好きな人と好かれている人」の両方が同時に存在する時には、
- 好きな人が自分に脈ありがどうかを判断する
- 好かれている人を今後好きになれるかを判断する
この2つの行動をするのがおすすめです。
その結果、「無理そうだな」と感じたら諦めれば良いし、「どちらもあり得る」と感じた時には、もう少し踏み込んでやりとりを重ねてみても良いかも。
やりとりを重ねる中で、気持ちが変化して自然と答えが見つかる場合もあります。
焦らずあなたらしく、「この人だ」と思える人を選んでくださいね。
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いつも温かい応援、ありがとうございます。あなたの毎日が素敵な未来に繋がりますように……☆