
誕生日やクリスマスにもらったプレゼントの値段を調べるのは、あり?なし?それぞれのメリット・デメリットを解説します。
プレゼントの値段が気になる…!
恋人や好きな人からプレゼントをもらった時。
「これって、いくらくらいなんだろう……?」と気になった経験が、あなたにもあるかもしれません。
プレゼントの値段を調べるのは相手に失礼な気もするけれど、それがどのくらいの価値のものなのかも気になるし、お返しのことを考えても、相手が自分に対してどのくらいのお金を使ってくれたのか知りたいですよね。
実際のところ、プレゼントの値段を調べるのって、ありなのでしょうか?それとも、知らないままにしておいた方がいい?
この記事では、プレゼントの値段を調べるメリット・デメリットを解説していきます。
「値段が知りたいけど調べていいのかな?」と悩んでいる人は、参考にしてみてくださいね。
プレゼントの値段が気になる心理
まず最初に、プレゼントの値段が気になる自分自身の気持ちを整理していきましょう。
値段が気になるのは、どういう心理なのでしょうか?
単純にものの価値を知りたい
プレゼントの値段が気になるのは、ある意味で当然のことです。
ブランドや材質からある程度の予測ができる場合もありますが、値段が全く分からないようなものだと「そのものにどのくらいの価値があるのか」も判断できないからです。
例えば、10万円のバッグと3,000円のバッグとでは、扱う上での心構えも少し変わってきますよね。
もちろん、ものの価値というのは値段だけで決まるわけではないし、「特別な人からのプレゼント」なら、それだけで特別なものに変わりはないけれど。
「値段が知りたい」と思うのは、そのものを所有する上で感じる自然な気持ちでもあります。
相手にとっての自分の価値が知りたい
プレゼントの値段が知りたいと感じるのには、「相手にとっての自分の価値が知りたい」という心理も関係しています。
誕生日やクリスマスなどのイベントに、相手がどのくらいのお金をかけてくれたかどうかは、「相手が自分との時間にどれくらいのお金をかける価値を感じているか」を知ることにもつながるからです。
お金だけではなく、準備や下調べをする期間や、それを手に入れるための労力からも、愛情の度合いは見えてくるもの。
それだけで相手の気持ちを測ることはできませんが、「参考に知りたい」と感じる人は多いです。
後から傷つくことを避けたい
プレゼントの値段を知りたいのには、「後から値段を知って傷つくことを避けたい」という心理も関係しています。
「大体このくらいかな?」と思っていたプレゼントが、想像よりもずっと安かったりすると、やっぱりちょっと傷ついてしまうかも。
「お金をかけたくなかったのかな?」「どうでもいい存在なのかな?」と思ってしまうからです。
後から傷つくのを防ぐために、「早めに値段を知っておきたい」と感じる人もいます。
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値段を調べるメリット
プレゼントの値段を調べることには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
お返しやお礼の金額が明確になる
プレゼントの値段を調べる一番のメリットは、相手へのお返しやお礼の金額が明確になることです。
例えば、誕生日に1万円のプレゼントを貰ったのなら、大体それと同じような価格帯のものを相手の誕生日にも贈ればいいけれど、3,000円なのか5万円なのかが分からないような状態だと、「どのくらいの金額のものをお返しすればいいのか」が判断できません。
正確な金額ではなくても、「大体の相場」を知っておくことで、お返しやお礼がしやすくなります。
相手の金銭感覚や価値観が分かる
プレゼントの値段を知ることには、「相手の金銭感覚や価値観が分かる」というメリットもあります。
- 相手が自分にどのくらいのお金をかけてくれるのか
- 相手が記念日などのイベントをどのくらい重要視しているのか
- 相手が金銭的にどのくらい余裕があるのか
プレゼントの値段を知ることで、これらが見えてくるからです。
特に、結婚を視野に入れているような場合、金銭感覚や価値観を知ることは大切なことです。
手入れ方法や扱い方が分かる
プレゼントの値段を調べることで、手入れ方法や扱い方が分かるというメリットもあります。
例えばですが、合皮の3,000円のバッグなら、雨に濡れてもさほど問題はありませんが、本革の50,000円のバッグの場合は水跡が残ってしまう可能性もあるので、濡らさないように注意が必要です。
見た目は同じように見えても、材質によって手入れ方法や扱い方が変わってくるので、それを知れることも値段を調べるメリットのひとつです。
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値段を調べるデメリット
では、プレゼントの値段を調べることには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
失礼で非常識と言われる理由
プレゼントの値段を調べることに関して、「失礼」「非常識」という意見もあります。
これは、
- 相手の好意や善意を値段で測ろうとするのは失礼
- 相手が気遣いとして値段を隠しているのにそれを暴こうとするのはマナー違反
こうした理由からです。
ただその一方で、「逆に値段を知らずに、不釣り合いな価格のお返しをする方が失礼では?」という意見もあります。
値段によってプレゼントの価値が変わってしまう
「恋人や好きな人からのプレゼント」というのは、それだけで特別なものです。
しかし、値段を調べることによって、自分の中でのそのプレゼントの価値が変化してしまうことも。
特に、想像していたよりも値段が安かった場合は、「特別なプレゼント」だったはずのものが、「ちょっとガッカリなプレゼント」になってしまいかねません。
こうした事態を防ぐためには、プレゼントの値段は調べず、「その人からの気持ちがこもった特別な贈り物」として受け取るのが正解なのかもしれません。
プレッシャーを感じるケースもある
想像していたよりもプレゼントの値段が高く、それによってプレッシャーを感じてしまうケースもあります。
例えば、自分が学生で相手が社会人の場合などは、こうした事態も起こりがちです。
お返しをする時にも、値段を知らなければ「自分の無理のない範囲」で考えることができたかもしれないけれど、値段を知ってしまうと「それに釣り合うものを送らなければ」と考えてしまうもの。
余計なプレッシャーを感じてしまう可能性があることも、値段を知るデメリットのひとつです。
値段を調べるのはあり?なし?
プレゼントの値段を調べるのはありでしょうか?それとも、やめておいた方がいい?
「調べない方が幸せ」という意見は多いが…
プレゼントの値段に関しては、「調べない方が幸せ」という意見が多いようです。
恋人や好きな人からプレゼントをもらった時には、「大切な人からの贈り物」という部分に目を向けていれば、自分自身も幸せな気持ちになれますし、相手に対して純粋な感謝の気持ちを持つことができます。
しかし値段を知ってしまうと、それによってプレゼントの価値が変化してしまったり、相手への見る目が変わってしまう恐れもあります。
そのため、実際に調べるかどうかは別として、「調べない方が幸せだよね」と考える人が多いのです。
実際には半数以上が「調べる」
プレゼントの値段に関して「調べない方が幸せ」という意見が多い一方で、私自身が周りの人(30代、十数人程度)に独自に調査した結果は、半数以上の人は「調べる」との回答でした。
これには単純に「値段が気になる」という理由もありましたが、多くは「値段を調べておかないと、お返しをする時に困る」という理由です。
相手の性格やふたりの関係性にもよりますが、特に交際期間が短いカップルの場合は、「どのくらいの予算を想定しているのかが分からないから調べる」というケースが多くなります。
信頼関係ができていれば調べる必要はない
プレゼントの値段に関しては、お互いの信頼関係ができていたり、日頃から金銭面である程度のバランスが取れているカップルなら、調べる必要はないかもしれません。
例えば、
- 自分が本命で日頃から大切にされていると感じている
- 過去の誕生日やイベントで大体釣り合いの取れたプレゼントを交換してきた
- 相手と自分の金銭感覚が似ていて「だいたいこのくらいだろう」と予想がつく
こうした場合、「わざわざ調べなくても大丈夫」と感じるからです。
逆に、これらに当てはまらない場合は、今後の交際のためにも値段を知っておくことも必要かも。
この記事のまとめ
この記事では、「プレゼントの値段を調べるのはありかなしか」について解説してきました。
まとめると……
- プレゼントの値段が知りたい心理には「お返しをする時に困る」「相手が自分にどのくらいお金をかけてくれたのか知りたい」などがある
- プレゼントの値段を知ることで「純粋な気持ちでプレゼントを大切にできなくなる」というデメリットもあるが、相手の金銭感覚や価値観を知れるというメリットもある
- プレゼントの値段は「調べない方が幸せ」という意見もあるが、実際には「お返しの値段を決めるためにも調べる」という人も多い
と、なります。
プレゼントの値段を調べるか迷った時には、今回紹介したことを参考にしてみてくださいね。
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