
ポジティブになるには、何をすれば良いのでしょうか?考え方や気持ちを前向きにする方法を紹介します。
ポジティブになりたい!
「もっとポジティブになりたいな……」
あなたもふとした瞬間に、こうした思いを抱いた経験があるかもしれません。
辛い状況でも明るい気持ちを忘れなかったり、前向きな考え方を持てる人は素敵ですよね。
……でも、いくら明るい気持ちで過ごそうとしても、ふとした瞬間にネガティブな気分になったり、不安になってしまうことってありますよね。
いったいどうすればポジティブになることができるのでしょうか?
この記事では、ポジティブになる具体的な方法を紹介します。
「もっと前向きに人生を楽しみたい」と思っている人は、ぜひ最後まで目を通して見てくださいね。
ポジティブな人の特徴とは?
まずは、ポジティブな人によくある特徴を見ていきましょう。
気持ちの切り替えが早い
「ポジティブな人」と言うと、「嫌なことがあっても全く傷ついたり落ち込んだりしない人」と思うかもしれませんが……
実際には、ポジティブな人の中でもそういう人は稀です。
ポジティブな人は、傷ついたり落ち込んだりしない人ではなく、嫌なことがあっても気持ちを切り替えるのが早い人なのです。
嫌なことがあっても、それはそれと割り切り前を向ける。嫌なことに引きずられずに、「楽しいこと」に意識を向けられる。
ポジティブな人とは、そういう風に「気持ちのコントロール」が上手い人なのです。
スルースキルが高い
ポジティブな人は、スルースキルが高い傾向があります。
スルースキルが高いとは、「自分にとって嫌な情報を受け流す能力」のことです。
例えば、誰かから悪口を言われた時。
それを間に受けて落ち込んでしまう人もいますが、スルースキルが高い人は「別に言わせておけばいいや」と気に留めません。
必要な情報までスルーしてしまうのは問題ですが、「受け取るべきもの」と「受け流すべきもの」を判断して処理していくことは、ポジティブでいるために大切な要素です。
「自分の基準」で物事を判断する
ポジティブな人は、他人ではなく自分の基準で物事を判断します。
何気ないことに思えるかもしれませんが、実はこれは非常に重要なポイントです。
というのも、他人の基準で物事を判断する人は、落ち込んだ時にも誰かに「前を向いていいよ」「大丈夫だよ」と言われるまで、気持ちを切り替えることができないからです。
逆に、自分の基準で物事を判断する人は、自分が「よし」と思えたら、その瞬間に気持ちを切り替えることができます。
「自分の基準で物事を決められるかどうか」は、考え方や行動に大きな影響を与えます。
ポジティブになれない原因
では、ポジティブになれないのには、どのような原因が考えられるのでしょうか?
人間はそもそもネガティブな生き物!?
「ネガティブ」という言葉に悪いイメージを持つ人も多いのですが……
私たち人間がネガティブに物事を考えるのは、あらゆる危険を予測して、自分が傷つくリスクを下げるためです。
「これをしたら失敗するかも」「自分じゃ無理かもしれない」と考えるのは、決しておかしなことではないのです。
特に、慎重な性格だったり、警戒心が強い性格の人は、「傷つくことを避けたい」という気持ちから、ネガティブな考え方をすることも多くなります。
これにはデメリットもありますが、「自分の安全を確保する」という意味では、ネガティブに物事を考えることは、間違いではないのです。
自分に自信がない
自分に自信がないことは、ポジティブになれない原因の1つです。
自分に自信がないと、自分の考え方や行動に対しての不安が大きくなるからです。
先の項目で「人がネガティブな考え方をするのは傷つくことを避けるため」と解説しましたが、自信がない人は、よりこの傾向が強くなります。
自分に自信がないと「失敗して傷つくかもしれない」という不安が大きくなるため、自然とネガティブな思考になってしまうのです。
ネガティブな思考が癖になっている
私たち人間は、日常生活の中の9割もの行動を「無意識」に行なっていると言われていますが……
「頭の中で考えること」も、無意識の影響を受けています。
いつもネガティブな考え方をしている人は、新しい出来事に直面した時にも、ほとんど自動的にネガティブな考え方をしてしまうのです。
こうした「癖」を矯正していくことも、ポジティブになるためには大切です。
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ポジティブになるポイント
先に紹介した「ポジティブな人の特徴」と「ポジティブになれない原因」を踏まえた上で、ポジティブになるポイントを紹介します。
ネガティブなことを否定しない
「ポジティブになりたい」と思っている時にネガティブなことを考えてしまうと、「これじゃダメだ」と自分を否定したくなるかもしれませんが……
ネガティブな自分を否定してしまうと、ますます自信をなくしてしまう場合があります。
先にも触れましたが、ネガティブな思考をしてしまうことは、決しておかしなことではありません。
まずはそんな風に「ネガティブな自分」を受け入れることも、ポジティブになるための第一歩と考えてみましょう。
「早く立ち直ること」を意識する
ポジティブになりたい時に、「ネガティブになるのをやめよう」と考える人は多いです。
これはもちろん間違ってはいないのですが、そんな風に決意した時に限って、落ち込むような出来事に遭遇したりするものです。
すると、「やっぱり自分には無理なのかも……」とますます気持ちが落ちてしまいがち。
ポジティブになるには、ネガティブな感情を無理やりに押さえつけるよりも、「ネガティブから早く立ち直るように意識する」のが効果的です。
詳しい方法は後述しますが、「落ち込んでも大丈夫」と考えると、そこから気持ちも切り替えやすくなりますよ。
「かもしれない」で考えてみる
ネガティブな思考からなかなか立ち直れない人によくあるのが、「もうダメだ……」と決めつけてしまうことです。
私自身も以前はそうだったのですが、ネガティブな人は、マイナスな思考には妙に自信があったりするんですよね。
でも、それはあくまで今の自分が見ている物事の一面に過ぎません。
未来がここからどう動くかは誰も知らないし、一見ネガティブに思えるその出来事も、後から振り返ると「素敵な出来事」に繋がっている可能性もあります。
ポジティブになるには、こんな風に「かもしれない」と物事を多面的に捉えてみることが大切です。
「自分ではこう思うけれど、違うかもしれない」「今はうまくいかないけれど、明日はうまくいくかもしれない」
「かもしれない」で考える習慣をつけると、ネガティブな思考から抜け出しやすくなります。
ポジティブになる5つの方法
では、ポジティブになるには具体的にはどのような行動をすれば良いのでしょうか?
効果的な5つの方法を紹介します。
1. 自分の考えをノートに書き出す
ポジティブになるには、自分の考えをノートに書き出すのが効果的です。
- 今日も○○で失敗した
- 彼氏がいなくて辛い
- 友達に変なことを言ってしまったかもしれない
こうした不安を紙に書き出すだけでも、頭と心がスッキリするもの。
また、自分が日頃考えていることを客観的に見ることで、「これって考えすぎじゃないの?」など、自分の思考の「歪み」に気づける場合もあります。
ポジティブになるには、まずはここから始めてみましょう。
2.「反対思考」をやってみる
ポジティブになるには、自分が考えたことを反対に考えてみましょう。
例えば、先に挙げた例でいうなら、
- 今日も○○をして良かった
- 彼氏がいなくて良かった
- 友達に良いことを言ったかもしれない
こんな風に考えてみるのです。
すると不思議なもので、「良い経験になった」「彼氏がいないから家族と過ごせる」「友達を笑わせることができた」など、実際に「○○をして良かった」と思える理由が浮かんできます。
これには理由があって、人間の脳は「空白」を埋めようとする習性があるからです。
ネガティブなことを考えると、脳はどんどん「それが正しい理由」を探してしまうけれど。逆に、根拠はなくてもポジティブな思考をすることで、脳はそれを証明する理由を探してくれるのです。
3. 口癖を変える
先の項目で、人間の脳は空白を埋めようとする習性があると解説しました。
これはつまり、自分が「○○だ」と発言すれば、脳がその理由を後から見つけてくれるということです。
だからこそ、日常の中でなるべくポジティブな言葉を発していくことも大切。
- 「彼氏なんて普通にできるよ」
- 「毎日良いことがたくさんある」
- 「私って結構モテてるかも」
こうした言葉を言えば言うほど、「それが正しい」と思えるような現実にも目が向きやすくなります。
「そんな訳ない」と思うかもしれませんが、私たちが見ている現実は、「自分がそうに違いない」と思い込んでいるものに過ぎません。
「彼氏なんてできない」と思い込んでいたら、目の前に出会いのチャンスがあっても見逃してしまうし、逆に「彼氏なんて普通にできる」と思っていれば、日常生活の中でも恋のチャンスを見つけられるようになるのです。
4. 1日1つ「やりたいこと」に挑戦する
ポジティブになるには、「やりたいこと」に挑戦するのも効果的です。
これは何も「バンジージャンプをする」というような大掛かりなものではなくても、
- 気になっていたスイーツを食べる
- 新しい髪型に挑戦する
- SNSで見つけた素敵な投稿に「いいね」する
こうしたことでも十分です。
「やりたいことをやれない状態」というのは、無意識にネガティブな思考をしてしまい、自分のやりたいことにブレーキをかけてしまっている状態です。
小さなことでも「やりたいこと」をやり成功体験を積むことが、こうしたネガティブな思考を切り崩すことに繋がります。
5. 栄養のあるものを食べてたっぷり寝る
シンプルだけれどとても大切なこと。
それが、栄養のあるものを食べてたっぷり寝ることです。
というのも、「体が弱っている時」というのは、どうしても心も弱くなってしまうものだから。
前半でも解説した通り、人がネガティブに物事を考えるのは「傷つくこと」を回避するためです。
体が弱っている時に、不安な気持ちが強くなるのは自然なことなのですね。
なので、ポジティブになるには体を元気にすることが大切。
余力があれば、ウォーキングや軽い筋トレなどを取り入れるのもおすすめです。
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この記事のまとめ
この記事では、ポジティブな人の特徴やポジティブになる方法を紹介してきました。
まとめると……
- ポジティブな人は気持ちの切り替えがうまく、スルースキルが高い傾向がある
- ネガティブな思考は「自分を守るためのもの」なので、人間にとってはそれもまた必要なもの
- ポジティブになるには、口癖を変えたり、自分のやりたいことに積極的に挑戦するのが効果的
と、なります。
「ポジティブになりたい」と思った時には、今回紹介したことを思い出してみてくださいね。
少しずつチャレンジしていけば、きっと変化を感じるはずですよ。
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