手荒れにニベアは効果あり?ぱっくり割れが改善した方法3つ

ものすごい手荒れに悩んでいた!

私は、数年前ものすごい手荒れに悩んでいました。

どのくらいものすごいかというと、いつもガサガサで皮が向けて、ぱっくり割れで血が滲んでいる箇所がいくつもある状態です。

この記事では、そんな私が手荒れを改善させた方法を3つ紹介します。

1.手荒れの原因を取り除いた

手荒れに効果があった1番のことは、手荒れの原因になるものを徹底的に取り除いたことです。

皮膚科に行くと言われる「バリア機能の低下」

手荒れで皮膚科に行くと必ず言われること。それは「バリア機能が低下していて……」というものです。

簡単に言うと、皮膚の表面にある「膜(バリア)」がボロボロになっていて、刺激に弱くなっている状態ですね。

この状態で、洗剤などの化学製品を使うと、皮膚がダメージを受けて荒れてしまう……というのが、一般的な手荒れに対する説明です。

とにかく手を「保護すること」が大切!

バリア機能が低下している以上、まず最初にすべきことは「手荒れを引き起こす原因」を可能な限り排除することです。

  • シャンプー
  • 食器用洗剤
  • 洗濯用洗剤

これらには、なるべく素手で触らない。これを徹底するだけでも、手荒れが改善する人は多いようです。

……しかし私の場合、「あるもの」が手荒れを悪化させていたのです。

ゴム製のスマホケースにアレルギー!?

当時私はゴム製のスマホケースを使っていたのですが、それを持っていると手が痒くなることに気づきました。

あとから分かったのですが、私は『ラテックスアレルギー』だったのです。

輪ゴム、ゴム手袋、スマホケース(ゴム製)など、ゴム製品が手荒れの原因になっていたのですね。

そこで、これらになるべく触れないことで、症状はかなり改善されました。

アレルギー検査をしてみるのもおすすめ

「これってちょっと、普通の手荒れのレベルを超えている……」という人は、私のように何らかのアレルギーの可能性もあるので、病院でアレルギーをチェックしてもらうのも良いと思います。

私の場合は、「洗剤などに触れない」「処方されたステロイドの軟膏を塗る」という処置をしていたにも関わらず、症状が全く改善されなかったので、アレルギーなのだと気づきました。

ラテックスアレルギーの場合、ゴム手袋でも手荒れを起こします。そんな人には、こちらのビニール製のものがおすすめ。

こちら、かずのすけさんがブログで紹介していたので買ってみたのですが、使いやすくておすすめです。

2.ニベアやワセリンで防御した

油脂で皮膜を作って防御する

バリア機能を失った状態の皮膚は、非常に弱くなっています。そのため、石鹸などにも過剰に反応してしまうのです。

皮膚科の先生には、「洗剤を使う前にクリームを塗るといい」と言われたので、私はなるべく日頃からニベアやワセリンで保湿をするよう心がけました。

色々なハンドクリームを試しましたが、「人為的に皮膜を作る」という目的だけなら、高いハンドクリームを使わなくても充分です。

ハンドクリームでは手荒れは「治らない」と思っておこう

私の個人的な体験から感じたことですが、手が荒れているときに大切なのはたった1つ。「自分の手がきちんと手荒れを治せる環境を整える」ということです。

そのために必要なのは、とにかく徹底的に「原因(刺激物への接触など)をなくすこと」です。

それができていない限り、いくら高いハンドクリームを使っても、傷薬を塗っても手荒れは治りません。

ハンドクリームは保湿としての効果はありますが、それ以上に大切なのは『手荒れの原因』を取り除くことだと感じています。

3.食生活を見直した

手荒れに食事も影響している!?

手荒れや肌荒れを起こしているときには、食生活の見直しも大切です。

特に私のように、「ひどい手荒れが何ヶ月も続いている」という場合、アレルギーの可能性も考えられます。

アレルギーの原因としてはリーキーガット症候群や副腎疲労などが考えられ、それを治すことで、手荒れも改善させられるからです。

リーキーガット症候群とは?

リーキーガットというのは、簡単に言うと小腸に住んでいるカビ菌が増えたり成長しすぎて、小腸に根を張り穴を開けてしまい、その結果小腸から『消化中の食べ物』が漏れ出してしまう……というものです。

それに対処するために副腎が頑張り、疲労してしまう……というのが副腎疲労なので、リーキーガットと副腎疲労は併発していることが多いのだとか。

こちらの書籍が詳しく解説しているのでおすすめです。

牛乳と小麦を減らした!

リーキーガットを治す方法としては、小麦や牛乳や糖質を減らすことなどが言われています。

いろいろ試したのですが、私の場合は牛乳をやめたことと、主食を米に変えたことが体質改善として効果的でした。

ラテックスアレルギーの症状が緩和され、ついでに花粉症も改善されて、一石二鳥だったと感じています。

手荒れを治す方法まとめ

いかがでしたか?

今では、手荒れはすっかり完治しています。

たまに長時間洗剤を使ったりすると荒れることもありますが、あのボロボロだった手がここまで改善するのかと驚いています。

今回紹介した3つの方法は、1〜3の順番で取り組むのがおすすめです。

というのも、リーキーガットの治療には時間がかかるし、いくら手を保湿しても、それ以上に手を攻撃していたら手荒れは改善しないから。

まずは手への負担を減らして表面的な症状を落ち着かせ、クリームを塗って保湿をし、じっくりと根本的な体質改善をしていく。

その手順で取り組むのが、もっとも効率の良い手荒れの直し方だと、個人的な体験から思っています。

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