『短期間で簡単に効果が出るダイエット』を探したことのある人なら、おそらく目にしたことがあるであろう、それが『リセットダイエット。

私も、学生時代に挑戦したことがあります。

確かに痩せるし、効果はある……けれど。
私はリセットダイエットだけは、おすすめしません。家族や友達がやろうとしていたら、全力で止めます。

というのも、数々のダイエットの中で、リセットダイエットは『体(と心)への悪影響』が大きかったから。

今回は14年間で30以上のダイエットに挑戦してきた万年ダイエッターの私が、リセットダイエットだけはおすすめしない理由を解説します。

【1】髪や肌がパサパサになってしまう

リセットダイエットでは、油を制限します。バターや調理油はもちろん、肉の脂身もNG食材です。

しかし、油は髪や肌をツヤツヤに保つために必要です。油を徹底的に排除するリセットダイエットは、髪や肌を乾燥させ、パサパサにしてしまいます。ついでに、油を制限するので便秘にもなりやすくなり、結果的に肌が荒れてしまいます。

リセットダイエットの期間は1週間ですが、私の場合には3、4日もするころには「あれ、肌がカサカサしているな……」と感じました。

【2】「食べたい」という気持ちがより大きくなってしまう

リセットダイエットの特徴は、炭水化物、油を取らないことです。お菓子やアルコールも禁止です。朝ごはんも決められています(グレープフルーツ1/2と飲み物)。それ以外にも、『◯日目はスペシャルデーだから卵を食べてOK』『おかわりはダメ』など、ルールが厳しくて、しかもたくさんあります。

実はこれは、人間の食欲を抑えるためには逆効果。

人は、禁止されればされるほど、そのものへの欲求を強めます。不思議なもので「お肉を食べちゃダメ」と言われれば言われるほどそれに反発する気持ちが生まれ、「お肉が食べたい!」という欲求が強まるのです。

私は夏目祭子さんの『ダイエットやめたらヤセちゃった』をダイエットバイブルとして家に置いていますが、この本の中でも、リセットダイエットの危険性がアツく語られています。

何より、私自身が、2回目のリセットダイエットをしている途中から、強烈な食欲を抑えられなくなり(それまでに感じたことがないような強烈なもの。本の中の言葉を借りると『食欲センサー』が壊れた)、過食嘔吐をせざるを得ない状況に陥りました。(その後、完全にやめられるまでに3年以上かかりました。やめられたきっかけは、夏目さんの本を読んだからです)

私に限らず、『食欲を押さえ込む』という要素が強いからこそ、リセットダイエット経験者にはこうした『反動』がでてしまう人も少なからずいるようです。

【3】リバウンドしてしまう

リセットダイエットは『1週間で効果が出る』と言われていますが、1週間やっても、その後普通の食生活に戻したらきっちり戻ります。

むしろ、それまで我慢していた分、厳しいダイエットからの開放感でなんやかんやと色々食べてしまいがち。前途のように無理やり押さえ込んでいた食欲が暴発して、過食をしてしまいがちなのです。

1週間かそこらで無理やり減らした体重。戻るのもあっという間です。
そして『厳しいダイエット』だったからこそ、リバウンドの絶望感たるや、半端なものではありません。

そして少し期間をあけ、多くの人は『魔の2回目』に突入するのだと思いますが、先に紹介したとおり、リセットダイエットを続けていると「食べたい!」という欲求が異常に大きくなります。

私の場合は「リバウンドしたけれど体重は減ったし、またやれば痩せるかも……」という気持ちで2度目のリセットダイエットに挑戦し、その後リバウンドをして結果としては『リセットダイエット前』よりも体重は2kgほど増えてしまいました。しかも『過食衝動』というやっかりなおまけ付きで。

おわりに:ダイエットは自分に合うものを選ぼう

自身の体験談をもとに『リセットダイエットをおすすめしない理由』を紹介しましたが、いかがでしたか?

もちろん、リセットダイエットをして、その後も体重をキープしている人もいます。

「ちょっとここ1ヶ月くらいスイーツの食べ過ぎで太っちゃったわ……」というような人(なんらかの事情で一時的に太ってしまった人)が、1〜2kgの体重を落とすのには向いているかもしれません。

が、一方で私のように「どうしても痩せたい」という気持ちでリセットダイエットをして、『過食嘔吐をするようになってしまった』という人もいます。

リセットダイエットに限らず、ダイエットには向き不向きもあります。

「美しくなりたい!」という気持ちでせっかく痩せても、心も体も不健康でボロボロになってしまっては本末転倒!

選ぶときには『自分にあったもの』を選ぶと、体だけでなく、心も健康的に過ごせます。
あなたにあったダイエットを探してみてくださいね。

いつも暖かい応援、ありがとうございます。
あなたの毎日が、今よりももっと輝きますように……☆