自分の気持ちを理解してくれない恋人への不満

理解してくれない恋人への不満

「なんで、分かってくれないのよ!!!」

恋人、友達、あるいは家族に。
あなたも、こんな台詞を言った経験があるのではないでしょうか?

「大切な人には自分のことを理解してもらいたい」……そう考えるのは自然なこと。でも実はその気持ちは行き過ぎてしまうと危険なものでもあります。

「こんなの当たり前じゃない」
「どうして分からないの?」
「おかしいと思わないの?」

もしもあなたが恋人や家族に対してこんな気持ちを抱いて、そしてそのせいでイライラしてしまっているとしたら。それはもしかしたら、相手のことを『同一視』してしまっているのかもしれません。

仲良しカップルの関係を脅かす『同一視』っていったい何?

自分と相手を『同じもの』として考えてしまう

自分と相手は同じ

たとえ家族といえど恋人と言えど、人それぞれ考え方やものの感じ方は異なります。『自分』はこの世にたった1人しか存在しないのです。

ところが、付き合いが長くなると人はその相手のことを『自分の延長線上』に見てしまいます。つまりは「自分の価値観や考え方と全く同じものを相手も持っている」と錯覚してしまうのです。

そのため『自分の当たり前=相手にとっても当たり前』という図式がなりたち、ちょっとした意見の食い違いやすれ違いにイライラしてしまうのです。

同一視は倦怠期の原因の1つ

倦怠期カップル

付き合いはじめのころは、ちょっとしたことでもドキドキしたりするものです。相手の意外な一面を発見したり、新しい体験をしたり。

そかし最初のころは許せていたはずの……むしろ新鮮に感じていたはずの小さな不満、小さなすれ違い、小さな価値観のズレは、やがて『どうしても許せないこと』へ変わってしまいます。

これは長い時間を共有することで「相手は自分と同じ」という考えが心の中に生まれてしまったから。「自分と同じはず」の相手が「ちょっと違うことをした」から、気に喰わないのです。

そしてその小さなイライラはなかなか解消されないまま、蓄積されて行きます。

『他人は他人』という意識を持つことが大切

他人は他人

たとえ兄弟でも、親子でも、恋人でも。自分と相手は別々の人間です。家族でも「どうしても理解できない部分」というのはあるし、それはおかしなことではなく、むしろ当然のことなのです。

しかし不思議と、ずっと一緒に過ごしているとその『当たり前のこと』を忘れてしまうもの。

だからこそ「最近恋人にイライラすることが増えたな」と思った時には、同一視を疑い「相手は自分とは別の人間、違う考えで当たり前なんだ」と意識することが大切です。

どちらも間違っている訳ではない

どちらも正解

「トイレを使った後にフタを開けっ放しにするのが許せなくて……そこから、なんか色んな不満が爆発して、大げんかしちゃった」

これは、実際に私の友人が言っていた台詞です。友人にとっては、トイレのフタを閉めるのは当たり前。友人の彼にとってはトイレのフタなんて閉めないのが当たり前。

それはどちらが正しいという話ではありません。それぞれの『価値観の違い』です。蓋を締めることで『衛生的』『風水的にも良い』などのメリットもあれば、『緊急のときに間に合わない可能性がある』などのデメリットもあります。

どちらかが間違っている訳ではない。だからこそ、相手との違いを見つけたときには相手を糾弾するのではなく、受け入れるか、お互いにすり合わせることが大切です。

気が合うことは『特別なこと』だと考えてみる

気が合うことが奇跡

他人と自分は違って当たり前。そう考えると、恋人や家族との『心地よい時間』がいかに特別なものかというのも感じられるのではないでしょうか?

趣味が合うこと。何も言わなくても分かり合える瞬間。食べ物の好みが同じなこと。出身地や育ってきた環境が似ていること。

違っていることがおかしいのではなく、同じなことが特別。そんな風に考えると、恋人や家族との時間もまた違う見方ができるのではないでしょうか。

同一視は仲良しカップルの関係を脅かす

いかがでしたか?

「知らず知らずのうちに同一視をしていたかもしれない……」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

どんなに長い年月を一緒に過ごしても相手の心の奥を覗くことはできないし、だからこそ人との触れ合いには予想外の驚きやハプニングが隠されているもの。

『違い』があるからこそ助け合えたり、お互いに成長できるのかもしれません。

付き合いが長くなってきたときには『同一視』に注意して、あらためて恋人との『違い』を楽しんでみてくださいね。

いつも温かい応援、ありがとうございます。
あなたの恋がいつまでもキラキラと輝き続けますように……☆