はじめに

恋愛の悩み

「俺、昨日別れたよ…」

お盆休みが近づいたある日。
同期入社であるY君の朝一番の告白にその場にいたみんなは言いました。

「よく頑張った!!!」

Y君の彼女は職場でも有名な、いわゆるメンヘラ系女子。
彼女に振り回され、いつも疲れた顔で出勤するY君。

ここ数ヶ月ほどは特にそれが酷く、仲の良い同僚達はY君に「早く別れなヨ…」と言っていたのでした。

この記事はこんな人向け
  • いつも彼氏を困らせてしまう女性
  • 彼女に何をしてあげたら良いのか分からない男性
  • 彼女との関係に悩んでいる男性

この記事はしっかり読んで約6分、流し読みなら約3分00秒で最後まで読むことが出来ます

メンヘラ系女子の5つの特徴

その1 やたらとトラウマを告白してくる

信頼関係が築けた上で「知っておいて欲しい」という気持ちからトラウマを告白するのであれば、それはもちろん受け入れてあげたいところですよね。

しかし出会って間もないのに「重大なトラウマ」を告白してくる場合は注意が必要です。

……というより、その時点で「それを支えてあげる覚悟」がないのであれば、距離を置くという選択をすることが重要です。

彼女が今必要としているのは

  • 支えてくれる人
  • 心を癒してくれる人
  • 愛情を感じられる時間

です。

そしてそれには言葉や態度で愛情を伝えてあげることがとても大切。

しかし問題は、男性が思う「愛情表現」と女性の欲しがるそれが、大概の場合少しずれているということです。

彼女の心は今「川で溺れているような状態」だと思ってください。
必要としているのは浮き輪やボートなのに、なげこまれるのは「食料」や「日用品」ばかり。

「違う、今はそれじゃない」と言ってもどうにも伝わらない。
男性は「どうして頑張っているのに満足してくれないのだろう?」と考え、女性は「どうしてこんなに困っているのに助けてくれないのだろう?」と考える。

この状態が続くと「カップルとしての楽しい時間」はどんどん失われてしまいます。

★「でも、別れたくない……」喧嘩の多いカップルが改善すべき10の事でも紹介しましたが、男と女は別の生き物です。

男性は女性が欲しいものを、自分の物差しだけで考えていてはけして理解できません。そして女性は、男性に「言葉で言わなくても分かって欲しいと考えてしまいがちですが、それは不可能だと理解しなくてはいけません。

女性が男性に悩みを告白したとき、男性は女性を思ってこんなことをしてくれます

  • 「一緒に頑張ろう」と励ます
  • 具体的な行動案をアドバイス
  • 悪いと思ったところを指摘

しかし、ほとんどの場合、女性がこういうときに必要としているのは

  • だまって抱きしめてもらえる時間
  • 否定されずに話を聞いてもらえる時間
  • 自分を愛してくれる人がそばにいることを実感できる時間

と言ったものです。
心の傷がかさぶたになるには、時間がが必要です。

男性の「アドバイス」は、かさぶたが出来ていない女性にはまだ早いのです。
さきほどの例でいえば、彼女が必要としているのは「抱きしめてくれる人」という浮き輪なのに、男性は「アドバイス」という食料品を投げ込んでいる状態です。

男性は、女性が傷ついているときはまず、黙って抱きしめてあげてください。肯定してあげてください。頭を撫でてあげてください。
自信を失った彼女がもう一度立てるように、何も言わずに支えてあげてください。

アドバイスの何百倍も効果があります。

その2 自分の意見を言わない

その1でも軽く触れましたが、女性は心の奥底で、男性に「何も言わなくても分かって欲しい」と考えていることが多いです。
しかし表面的にはそうはいわず「あなたの好きでいいよ」と言ってしまいます。「言わなくても分かって欲しい」からです。

しかし、男女が理解し合うのはとても難しいことなので、しっかりと言葉にして気持ちを伝え合わなくてはお互いの気持ちは理解できません。

女性は自分の心の底にある「分かって欲しい」という感覚を知って、「なんでもいい」「好きにしていいよ」ではなく、少しずつでも自分の気持ちを伝えることが大切です。

そして男性は女性が「言わなくても分かって欲しい」と思っていることを知って、「気にしなくていいから言ってごらん」的な言葉をかけてあげてください。
ほとんどの場合、彼女は本当は何かしら思っていることがあるけれど「わがままと思われたくない」「否定されたくない」「無視されたくない」という感覚から意見を言わないのです。

そして彼女が言った意見を「○○は〜だと思うんだね」としっかり受け止めてあげてください。できれば彼女が言った言葉を反復するとよいです。

必ずしもその意見を聞き入れる必要はありませんが「意見をしっかり聞いて受け止めた」という態度をしめすことは、彼女の心を安定させるのにとても効果的です。

その3 不平、不満をぶつけるだけで、解決しようとしない

彼女が彼氏に不満をぶつけるのはなぜでしょうか?
そしてなぜ解決しようとしないのでしょうか?

それは「本当の問題」がその不満とは違うものだからです。

「メールの返信が遅い」
「他の女の子とばかり遊ぶ」
「デートの回数が少ない」

これらは表面的に捉えることが出来る問題なので、不満として相手に伝えやすいけれど、でも「メールを沢山すれば満足」「他の女の子と遊ばなければ満足」「デートを増やせば満足」かというと、必ずしもそうとは限りません。

これらの問題の根底にあるのは「愛情を信じることができない」ということです。

その原因が男性にある場合もあれば、彼女の心の「クセ」のようなもので、信頼を得るのが難しい場合もあります。

しかし、いずれの場合にせよ「抱きしめる」「肯定する」「話を聞く」と言ったシンプルな愛情表現が、それらの改善に役立ちます。

「そのままでいいんだよ」
「○○の魂は綺麗だよ」

抱きしめながらそう言った「根本的な肯定」の言葉を投げかけ、彼女の言葉に「うんうん」と相槌をうち、隣で寝てあげる。
こうした親が子供にするような愛情表現は、人の心を救います。

その4 気持ちの浮き沈みが激しい

「女の子は感情的な生き物」ですが、あまりに度が過ぎるようでしたら要注意です。
周りや自分を傷つけてしまうほどの症状であれば、それは本人や、彼氏などの親しい人だけで抱えるのではなく、専門医に相談することをオススメします。

というもの、女性の場合「精神的に不安定」なのはPMSやPMDD、まれに婦人科系の疾患が原因の場合があるからです。

「女性ホルモンの乱れ」は、本人の意思とは関係なしにヒステリーを引き起こし、気分を憂鬱にさせます。

男性が女性の生理の悩みを理解するのはどうしても難しいのですが

「毎月必ず1週間〜2週間ほど自分の急所が痛む」
「血がでる」
「そしてその期間は二日酔いの朝のように気分が憂鬱になる」
「さらに頭痛や腰痛や腹痛まである」

という状態を想像してみてください。
個人差はありますが、中にはもっと酷い症状に悩まされている女性もいます。
それが「生理」というものです。

ちなみに、生理の悩みの大きな原因の一つは「下半身の冷え」です。
知らず知らずのうちに体を冷やしてしまっている女性はとても多いです。

その5 自分の否を認めない

「女ってどうして自分の否を認めないんだろうな」と、よく男性は口にします。
これは先にも書いたように、女性が「癒し」を必要としているときに男性がアドバイスを口にしていることが原因にあげられます。

安心してください。
女性だって、心の中で、自分に悪いところがあるのはちゃんと分かっています。

でも、大切な人に理解して欲しい。受け入れて欲しい。否定されてくない。
そうした気持ちがあるから、「自分の否を認めない」という結果になってしまうことが多いんです。

また、男性は「きみのことは大切に思っているけど、言わなくても分かるでしょ?」と考えがちです。

この「言わなくても分かるでしょ?」は女性の「言わないでも分かってよ」と全く同じです。
女性は「(自分の要求を)言わなくても分かってよ」と思っているし、男性は「(自分の愛情くらい)言わなくても分かってよ」と思っています。

でも、分からないんです。
男性は女性が考えていることが分からないし、女性は男性が考えていることが分からない。だから不安になるし、不満に感じるんです。

お互い、まずは言葉にしましょう。それはとてもとても大切なことです。

一番避けたいのは共依存

「共依存」という言葉をご存知でしょうか。

簡単にいうと、お互いにお互いがいないと生きていけないし、相手もまたそうだろうと思い込んでしまう状態です。そしてそれは望ましいことではありません。

自分の人生は自分にしか生きることが出来ません。
誰かに変わりに生きてもらうことは出来ないのです。

「支える」というのは相手の何もかもを背負うことではなくて、その人がその人の人生を生きることをサポートすることです。

でも、人は自分一人で生きていけるほど、強くはありません。
沢山の人に触れ、色々な経験をして、疲れてしまうことも、自信を失ってしまうこともあります。

そんなときに必要なのは、より良く生きる方法を知ることでも、今を楽しむことでもなくて「自分自身」を取り戻すことです。楽しいものを楽しいと感じて、嫌なことに適度に反応できる、安定した「自分」を取り戻すこと。

そしてそれに必要なのは「自分を受け入れてくれる人」の存在です。

周りの人に相談を

いわゆる「メンヘラ系女子」と接する場合、まず大切なのは自身の心の余裕です。
余裕と気力があるのであれば、彼女を助けてあげて欲しいと思いますし
本気で彼女を救いたいのであれば、一人で抱え込まないで欲しいと思います。

彼女も、あなた自身も、相談できる人を持ってください。

時には専門医の意見が必要なこともあります。

生理前のどうしようもないイライラ(PMS)は私自身もひどかった時期があるので
発作的に自傷行為に走ってしまったり、親しい人に当たってしまう気持ち、実は私にも分かります。

でも、たとえばこれは、ピルを飲めば軽減される場合もありますし
それは知らなければ、考えもしないでしょう。

周りの人を傷つけない為に、そして追い込まないために
専門医の治療を受け、必要であれば薬を飲むことも時には必要です。

そして、男女の違いを理解してください。

男女の違いが理解できないまま「自分の思う改善策」をしてしまうと、お互いにすれ違い、心が疲れてしまいます。冒頭で紹介したK君はこの状態でした。私も当時は男女の違いに対する見識も浅く、Y君に必要な言葉をかけてあげることが出来ませんでした。

それでも、周りに話し相手がいたY君は、彼女とは別れてしまいましたが「あれはあれで良い経験」と考えられるようになったとのことです。

おわりに

「めんどくせーまただよー勘弁してよー」とかなんとか言いながら、大切な彼女がどうしたらもっと楽になるのか、Y君はいつも考えていました。

そんなY君を見ていたからこそ「一生懸命やっているのに解決しない」という状況が辛いこと、とてもよく分かります。

それでも、状況が良くならなかったのは、Y君がしていたのが「男性が思う理想のケア」であって、「女性が求めるケア」とは少しずれていたからなのですよね。

この「ズレ」はお互いの心をすり減らしてしまいます。
でも、それは工夫次第で改善できるものでもあります。

「メンヘラ」に悩む男性が多いのは、それだけその女性に魅力があるからです。
そして多くの女性には「メンヘラ傾向」があるからです。とくにPMSやPMDDが急増している現代において、それは深刻な悩みです。

「彼女がメンヘラっぽいけど上手く付き合いたい」「彼女がメンヘラっぽいけど大好きだから」「彼女がメンヘラっぽいけどどうしたらいいのか分からない」多くの男性が、そんな風に悩んでいます。

「抱きしめる」「肯定する」「話をきく」

自分の彼女が「メンヘラ系かも」と思う男性は女性にこの3つをしてあげてください。
それは女性にとって「受け入れてもらえてる」という感覚になります。

そして「私ってもしかしてメンヘラ系?」と思う女性は男性にこの3つを「して欲しい」と頼んでください。漠然と「支えて欲しい」「分かって欲しい」と求めるより「黙って抱きしめて話を聞いて肯定して」とおねだりしてしまいましょう。

いつも暖かい応援、ありがとうございます。
あなたの恋が上手く進みますように……☆

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