病気と認められないPMS

PMSは病気ではない?

前回の記事:【PMSになった日】始まりは「なんか腰が重いな」の続きです。

理由が生理だと分かれば、話は早い。

そう思った私は、すぐに婦人科での検診を受けました。怖い病気だったらどうしよう……と不安に怯えながら受付をするも、結果は『異常なし』

診察してくれた先生に「生理前にイライラするんです」「お腹が痛くなるんです」と切々とうったえるものの、「女性の体はデリケートで、ストレスや生活の乱れで簡単に生理に影響が出てしまうんですよ。もしも辛いようだったら、ピルを飲むのがいいと思いますよ」とのこと。

実は、 PMSに悩む多くの女性は、同じような経験をしています。

『病院で検査をしても異常なしと言われる』

だからこそ、辛くても我慢するしかない。「甘えだ」「みんな同じだ」と自分に言い聞かせながら自分に鞭を打つ。そして結果として、PMS症状を悪化させてしまう人が多いのです。

さしあたって、生活に支障が出ている場合には対処療法としてピルを飲むことが多いのですが(それ以外に効果的な治療法が確立されていないため)、私は、できればピルは飲みたくないと思っていました。

ピルを飲むのはなんだかなぁ……な6つの理由

【1】ピルは根本的な治療ではない

PMS対策にピルを飲むこと

その一番の理由は、ピルではPMSを根本的に治すことはできないからです。

というのも、PMSの原因と言われているのは『ストレス』『生活習慣の乱れ』などの曖昧なもの。(※まれに婦人科系の疾患が原因の場合もありますが、この場合は手術などの外科治療が必要です)

ピルは、それらを正しく改善する薬ではなく『脳に妊娠状態と錯覚させて排卵を起こさせなくするためのホルモン剤』です。症状を起こさせなくすることはできるけれど、根本的な原因を解決することは、ピルではできないのです。

【2】飲み続けないといけない

飲み続けなければならない

また、ご存知の通り、ピルは飲み続けなければ効果が得られません。

『毎日時間を決めて飲むだけなので簡単ですよ』とお医者さんには言われましたが、筋金入りの面倒くさがりの私にとって、それは多大なるストレスになることが、容易に想像できました。

【3】副作用があったり効果がない人もいる

頭痛

現在、主に処方されているのは『低用量ピル』です。

お医者さんは『体質によって多少の合う合わないはあるが、低用量ピルにはほとんど副作用がない』と言っていましたが、実はそのとき、私の周りには2人も低用量ピルの副作用で苦しんでいる友人がいました。

1人は生理痛を改善する目的で飲み始め、いくつかのものを試したものの、頭痛や吐き気などの副作用が出て「かえって辛い」とやめてしまいました。

そしてもう1人は避妊と生理痛の改善目的で飲み始め、避妊の効果は得られているために飲み続けているものの、生理前の気持ちの浮き沈みや鬱などの症状は改善しないとのことでした。

珍しいのかもしれませんが、こうしたケースもないわけではありません。ピルの使用を考えている人は身近な人に体験談を聞いて見ると良いと思います。

【4】お金がかかる

お金がかかる

月経困難症などの治療目的でピルを処方された場合は、健康保険が適用されます。が、診察費などを合わせるとそこそこの出費になります。(月2,500〜3,000円程度)

これを高いと考えるか安いと考えるかはその人次第ですが、先に書いた通り、ピルは飲み続けなければ効果が得られません。つまり、ピルを飲むと決断した瞬間から月2,500円がエンドレスに発生することになります。

【5】飲んでいると妊娠できない

妊娠

ピルには避妊効果があります。

避妊目的で飲み始める人も多いと思いますが、逆に言えば、飲み続けている限りは妊娠できない、ということです。

『ピルをやめたら妊娠可能な状態になる』とは言っても、やめたその月の性交で必ずしも子供ができるとは限りません。つまり、もしも将来子供を作ろうと思ったら、子供を作ろうと思ってピル服用をやめた日から妊娠するまでは、ピルを飲むことができません。また同じようにPMS症状に悩まされることになってしまいます。

その期間が3ヶ月くらいなら我慢出来るかもしれませんが、2年、3年と続く可能性もないわけではありません。

【6】タバコをやめなければならない

禁煙

当時、私はタバコを吸っていました。

『35歳以上で1日15本以上の喫煙者はピルを飲んではいけない』というのが基準のようですが、「ピルを飲むなら、タバコはやめた方がいい」と私はお医者さんから言われました。血栓症になるリスクが高まるからです。

禁煙に成功した今なら、タバコなんてやめればいい……と思えますが、当時の私にとって、タバコを吸いながらのコーヒータイムは貴重なストレス解消方法。やめたり減らしたりする自信はありませんでした。

ピルを使わないでPMSを治そう!

ピルを使わずにPMSを治す

以上の理由から、私はピルに対して「なんだかなぁ」という懸念を抱いていたため、さしあたってはピルを使わずにPMS対策をしてみることを決意しました。

また、当時の症状が『数ヶ月に1回立ち上げれないほどの痛みを感じる』『生理前にイライラする』『生理中に腰が重くてお腹が痛い』という程度のもので、生活にほとんど支障が出なかったのも理由の1つです。

しかしこのときは、PMSがいかに恐ろしものか、そして正体の掴めないものかということに、私は気づいていませんでした。

次の記事へ続きます。
【アロマもハーブも効果なし】いくら対策をしても悪化し続けるPMS症状

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